Boss2054さんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

ミュート(2018年製作の映画)

3.7

シェイプオブウォーターと云い、
この作品と云い、
話せない主人公が今の流行りなのか?
まあ、役者としては、腕の見せ所だが、
残念ながら、子供の頃から話せないと云う設定なのに、
何故筆談なのだろう?
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

4.2

スリービルボードのサム・ロックウェルが見たくて観た。

アクションラブコメディー。

多分、アナ・ケンドリックとのダブル主演。

アクションラブコメディーと云うジャンル映画なのに、
サム・ロックウェル
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デンジャラス・ミッション(2016年製作の映画)

3.7

アクションは凄い❣️
ホントに凄い❣️
メインはカンフーアクション。
云われなかったら、
ハリウッドか香港のB級映画だと見間違う様な無国籍映画。
が、なんとドイツのB級映画。
ブルース・リーやジャッキ
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

4.2

意外に楽しめました。
いわゆる、刑事と悪党のバディムービー。
48時間、みたいな奴ですね。
主人公が、ダークタワーのイドリス・エルバ。
意識するとこの人、たくさん出てますよね。
日本じゃ今ひとつメジャ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

音楽とダンスが素晴らしい。

が、ラ・ラ・ランドのスタッフ、まあ、音楽のコトなんだけど、
と宣伝に使って客を呼び込もうとした配給会社の所為なんだけど、
そりゃあ、ラ・ラ・ランドと比較されても仕方がない
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

カズオ・イシグロさんが、
小説にしろ、映画にしろ、演劇にしろ、
物語の役割は登場人物の心情を分かち合うコトだと白熱教室で云っていたけど、
その伝で行けば、この作品は、
実に登場人物の心情を観客に分かち
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

3.7

これだけのスターを集めたのに、
なんだかなあ。
と云う思い。
ケビン・コスナーは超悪役と云う設定で登場するけど、
似合ってないし、
そのキャスティングからラストは良い人になるに違いないとどうしても思っ
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.3

多分、主人公が正しいんだろうな、
でも、肩すかし喰らったらやだなぁ、
と思いながら観た。
なので、一所懸命頑張っていると思われる主人公に100パーセント共感できないままラストまで付き合うコトになる。
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.2

スリービルボード、
セブンサイコパス、
そして、
ヒットマンズレクイエム
と、マーティンマクドナーの作品をさかのぼって鑑賞。
2007年の作品だが、
マーティンマクドナーのモチーフ、
それが、何を意味
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

4.2

スリービルボードが面白かったので観ました。
やはり、先の展開の読めない脚本が秀逸。
普通、先の展開が読めないと、
つまり、
ハリウッド映画的に主人公の目標や目的が明確でない作品はあまり面白くなりようが
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

脚本の出来だけで、5点満点あげても良いくらいホンが素晴らしい。

先ずは、その展開。
全くもって先が読めない。
故に終始飽きるコトがない。
と云うより展開が凄すぎて飽きてる暇がない。

そして、人物設
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人魚姫(2016年製作の映画)

2.2

チャウ・シンチーの監督作品で少しは期待して観たのだけれど、
私には期待ハズレだった。
少林サッカーの頃はまだ設定する世界観にギリギリ説得力があったのだけれど、
この作品はどうだろう?
荒唐無稽な世界観
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.7

終始緊張を強いられながらも、映画として、最後まで面白く観られた。
そして、観終わったあと、どうにも考えさせられた。
誰の視点で判断するべき映画なのだろうか?
その視点の選択を観客に委ねているところもこ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.2

1970年代の探偵映画をリスペクトした作品か?

ストイックな役が多いライアン・ゴズリングが大いに弾けた芝居をしているのが見どころ。
コメディーも充分行けるよね〜。
トイレのシーンのラッセル・クロウ
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.7

ホン書いた人、大変だったろうなあ…。
何故ループするかの説明がないので、
SF映画ではない。
主人公の男が何度も同じ状況を体験するコトによって、真実の愛を知ると云う物語。
ヨーロッパの映画ってなんか画
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ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

4.2

おなじみ、父親、娘助ける映画。
ユニークなのは父娘共に犯罪者であると云う設定。
ト、舞台がずっと荒野だと云うコト。
何もない父娘と云うメタファーなのだろうか?
が、その設定が独特のムードを醸し出してい
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セル(2015年製作の映画)

3.7

多分、携帯電話社会への痛烈な皮肉。
携帯電話を使ってる人、携帯人は、みなゾンビと同様であると。
きっと、キングの目には世の中がそう映ったんだろうね。

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.4

久々に我が家のスクリーンを引っ張り出して、
プロジェクターで鑑賞。
やはり映画はでかい画面で観ないとね。
ト云ってもまだ100インチですが、
休日の午後をのんびり過ごすには最適のポップコーン映画。
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.7

意外に楽しめました。
コレのどこが、
クローバーフィールドなんだろうと思って観てましたが、
ああ、そう云うコトネ、ト云うオチも好きです。

途中の展開が、
トワイライト・ゾーン、
私的には、
ミステリ
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マンハント(2018年製作の映画)

5.0

先ず断っておくが、私は、ジョン・ウー監督のファンである。
それも現代アクション作品に関してはかなりファンである。
以上を踏まえての感想である。

で、お帰りなさい、ジョン・ウー監督!
である。
私の観
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.4

ジェームズ・ボンドがダニエル・クレイグになってから、
007シリーズがリアル路線一直線になってしまった。
決して悪いコトではないのだけれど、
シリーズのファンタジー路線に愛着があった私としてはいささか
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鉄拳 Kazuya's Revenge(2014年製作の映画)

1.7

ハリウッドの脚本の書き方をよく読むが、
この脚本を書いた脚本家は、それらを読んでいないのではないのだろうか? ト思った。
オイ、もっと勉強しろよ!
世界観の設定、
主人公の設定、
脇役の設定、
全てが
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ゴジラ(1984年製作の映画)

5.0

日劇最後の日。
ゴジラ1984を観る。
自身もワンシーンだけ出してもらった思い出の作品。
久しぶりに日の目を見たフィルムなのだろうか?
やたら雨が降っていた。
雨とはフィルムのキズのコトである。
そし
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コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義(2016年製作の映画)

4.2

シリーズ第2弾と云うコトを知らずに観てしまった。
が、面白かった。
香港警察内部の抗争を軸にドラマが展開。
私の好みの骨太で厚みのある物語である。
アクションも半端ない。
特にトンネル内の銃撃戦は見も
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.5

我が家からTOHOシネマズ日本橋まで歩いて約三十分。
その道中の間にこの映画に出て来る多くのロケ地が散在する。
つまり、私にとってのご当地映画。
感情移入しないワケにいかない。
観ながら、
あ、ココの
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リバイバル 妻は二度殺される(2015年製作の映画)

4.2

アイデアが秀逸。
過去と現在のダブルサスペンスなんて見事なアイデア💡
ラストのダブルクライマックスまで、
息つく暇なく見せ切る。
仕掛けだらけなので、
詳しくは話せないが、
サスペンス好きにはたまらな
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.3

スティーヴン・キングの原作は全く知らないので、
ホントに映画だけの感想。
トレーラーのカッコよさに惹かれて観に行った。
もっとアクション大作かと思っていたが、
意外に地味な印象。
現実世界と異次元世界
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ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊vsPLA特殊部隊(2015年製作の映画)

3.7

ドラゴン×マッハからの流れで観た。
脚本・演出・主演、ウー・ジン。
私は知らなかったが、ジャッキー・チェンやジェット・リーの後継者らしい。
ジャッキーの路線でもジェットの路線でもない現代アクション、そ
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.7

かなりの傑作。
タイまでゾウを運んでいた人の映画とは思えない。
何より脚本が素晴らしい。
おそらくメインテーマは、
命。
最初、アクションの表現が殺伐としていて好みではなかったが、その殺伐さが、バイオ
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スペシャルID 特殊身分(2013年製作の映画)

3.3

さすがにクライマックスのアクションは凄い!
が、そこへ持って行くまでの展開が不味い。
先ず、最大のライバルが強く見えない。
これは、最初の出のイメージが貧困すぎるから。
何しろ、山奥で、
チンピラ風の
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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

4.5

何故か音楽と云う芸術に反対する母親と息子の対立と和解の物語がこの作品の本質ではないだろうか?
そして、音楽に魅せられた兄に魅せられた弟と、
その弟への兄の愛情の物語でもある。
さらに、当時の芸能界の裏
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キックボクサー リジェネレーション(2015年製作の映画)

3.2

アクション映画の格闘技が目覚ましく進化している今、
ムエタイオンリーのアクション映画はやはり古臭さを感じざるを得ない。
ヴァン・ダム版のリメイクだから致し方ないのか…。
アクションもストーリーももう少
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パシフィック・ウォー(2016年製作の映画)

3.3

前半、戦争映画。
中盤、ジョーズ。
後半、裁判劇。
全体的に散漫な印象は否めない。
ホンの構成が悪いのかな?
感動を狙った伏線の張り方もあまり上手く行ってない様な気がする。
裁判から始めて、その都度の
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.4

怖かった。
が、正直な感想。
当たり前のコトが当たり前として受け入れてもらえないなんて!

この映画では結果的に、
作為が証明されて罪になるが、
作為が証明出来なくて、
本人の思い込みによるものであれ
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ソード・オブ・デスティニー(2016年製作の映画)

4.2

ミッシェル・ヨーとドニー・イエンが共演してるだけで、儲け物。
とにかくアクションシーンが美しい。
そして、凝っている。
私の好みは氷上の対決。
このシチュエーションは今まで観たコトがない。
氷の上を滑
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ブライト(2017年製作の映画)

3.4

エイリアンネイションを思い出した。
テーマ的には一緒では?
こちらは相棒が魔法の世界の住人てだけで。
基本的な世界観がファンタジーなのだからもっとファンタジーに相応しい表現をすれば良かったのではないだ
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