三四郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 56ページ目

三四郎

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荒城の月(1937年製作の映画)

4.3

何故かどこか寂しくなるような悲しくなるような切ないような…それでいて心温まり心潤むそんな映画だ。

1937年、この作品はパリ万博に送られ、その年パリ、ヴェネツィア、ベルリンで上映されたようだ。万国博
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朱と緑 朱の巻(1937年製作の映画)

4.2

高峰三枝子の演技が光った映画と言えよう。この映画、演出はいいが、筋が悪い。異なる時代を生きているからかもしれぬが、この筋は悪すぎる。全く理解できない。特にあの裁判沙汰…今で言うストーカー勘違い男だろ?>>続きを読む

朱と緑 緑の巻(1937年製作の映画)

4.2

艶な悩ましげなお顔に綺麗な字、瞳から溢れ落ちる一粒の涙…そして命を絶つ。
高峰三枝子の大阪弁もいいが、ただ高杉早苗と三枝子の役が逆だったらもっと良かった。どう考えても、三枝子の方が東京の令嬢役に適して
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蘇州の夜(1941年製作の映画)

3.0

「蘇州の夜」主題歌が美しい。
李香蘭(山口淑子)は気の強そうな日本人離れした大きなキリッとした瞳と派手な顔をしている。
国策映画は単純明快だ。戦争になって支那兵が田舎で略奪をしたというのは、都合が良す
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

4.7

冒頭から大爆笑!映画はやはり高級な娯楽だな。
都合が悪いときゃ仕方がないの それでもあなたはとんがらがっちゃダメよ
あなたと添えなきゃ意味ないこの世 可愛がってちょうだい インド!笑
ここで渡辺はま子
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結婚哲学(1924年製作の映画)

1.0

やはりトーキー映画の方が良いなぁ。ルビッチュのコメディ要素はあるが腹立たしい退屈な映画だった。
無声でここまで理解させてくれるのだから、その技術には敬意を表す。

浮雲(1955年製作の映画)

1.0

うじうじした陰鬱さと湿っぽさが大嫌いだね。太宰治の小説を読んだ時のような嫌悪感。