「人生は泡のよう 消えないうちに愛して」ってキャッチコピーずるいなあって。心の色が映像になると、こう映るのね。
椅子で窓ガラスを割って逃げるシーン、すごく綺麗で時間がゆっくりに見えた。原作とはまた違った雰囲気があって、配役も良かった。結論、宮沢りえと池松壮亮が愛人関係に陥るってそりゃもう見応えしかないでしょうよ>>続きを読む
すべて開示しているようで、隠していることがあるような人。いるよね、近くに。坂本龍一の音楽が引き立たせる焦燥感、喪失感、虚無感。原作を裏切らない映像に、ほっとした。
どこまでもやさしいね。やさしくて、くるしいね。是枝監督の映画もっと観たいな。
出逢うべくして出逢ったふたり。音楽を題材にした映画が多い中で、キーラナイトレイの歌声を選んだ監督に拍手喝采。いとも簡単に魅了されちゃう、綺麗。
映画館を出ると、目にうつるものすべてがいとおしくみえて、泣きそうなはずなのに笑えちゃったよ。岩井俊二だなあって気づくこの感じ、ひさしぶり。
音楽で売れて酒と女とドラックに没頭してお先まっ暗。その無様さに唖然とするも、引き込まれる。ちゃんと仕事しようと思えます。