1in10さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.5

人はなぜ死を選ぶのか。

かなり真を突いた内容になっていて、グザヴィエ・ドラン監督作の中で感情や心理描写がかなり直接的に感じた。

ドラン監督なので映像に関しては言わずもがな完璧なんだが、ストーリーは
>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.2

最も愛された駄作、天才的な大根役者。
有名すぎて、紹介された動画かなんかで断片的に見たことはあるけど、コレが全て実際にある作品だとは本作を観たら到底思えないよな。

元の作品は多分観ないかな…

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

5.0

憎しみと愛は一体だ。

毎日同じ服、親友といつも2人、サンフランシスコ、金飾りのついた灰色の外壁でとんがり屋根の家。

ほのぼの日常系でPLAN Bらしい、間やカット割まで美しく感じる映画だった!
>>続きを読む

冷たい嘘(2018年製作の映画)

3.6

アマプラオリジナルのブラムハウス制作アンソロジーシリーズ。
アマプラ版世にも奇妙な物語やブラックミラー的作品。

娘の犯した罪に翻弄される別れた両親。

とにかくやりとりや反応がリアルで生々しい…
>>続きを読む

ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

2.7

ハロウィンの日、精神病院から逃げたヤバい奴が街に帰ってきた。


笑えたけど、映画として中身空っぽ感が否めない。
アンカットダイアモンドのアダム・サンドラーは凄く良かったけど、やっぱこっちの人なんだな
>>続きを読む

生まれつき(2014年製作の映画)

3.8

アマプラオリジナルの映画ブラックボックスの監督が日本で撮った短編作品。YouTubeで観れます。

https://youtu.be/CF945FxhFwg

日本で生まれ育った黒人の子が小学校でよく
>>続きを読む

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

4.4

アマプラオリジナルのブラムハウス制作アンソロジーシリーズ。
アマプラ版世にも奇妙な物語やブラックミラー的作品。

記憶障害の男、顔がぼやけた曖昧な記憶、悪夢で毎回襲ってくる謎の男、きっと誰しもが経験し
>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

5.0

神にすがるか、富にすがるか。

その男はプライドが高くで強欲で酒浸り、息子を男手一つで育てながら油田を掘っている。そんな男に富を求めて寄ってくる者たち、そんな迷える子羊にまるで神のように"救い"を与え
>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.1

ただ後を付けただけなのに

クリストファー・ノーラン監督デビュー作品。

時の魔術師たる由縁を最初から持ち合わせていたのか、、
あえて時系列を崩して見せる視覚的サスペンス映画。

フィルムノワールな雰
>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.9

一触即発、緊張の応酬。

パッケージにもなってる車で橋を渡るシーンの緊迫感がすごい!
今でこそベタだけど、橋のロープが切れそうになる演出を嵐の中でニトログリセリンを積んだ車で渡ろうして見せる…まさに恐
>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.2

古き良き物を現代でも焼き増しし続けるコーエン兄弟の王道西部劇。

皮肉や罵り合いながら仇を追う3人のやりとりが最高に面白い!

泥臭い展開ばかりながらもそれぞれが数珠繋ぎのような、決められた運命を辿る
>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.6

この憧れは止められないんだ。

ダウン症の少年と落ちぶれたシャイア・ラブーフとのハートフルロードムービー。

この2人が心通わせて楽しそうにしてるだけで、ひたすらニコニコしながら観てしまう。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

5.0

全ては愛が故に。

夫が浮気してるみたい…
ビル・マーレイ演じるプレイボーイな父親と夫の浮気調査をすることに…

A24がAppleとコラボしたソフィア・コッポラ監督最新作。
心理描写を映し出したよう
>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.6

シアーシャ・ローナンの"これが私の生き方"シリーズ。

不安を捨てて思いやりと自分を信じる生き方を掴み、その時代の強い女性へと成熟していく物語。
移民やフェミニズムなどまさにアメリカの今の社会背景を取
>>続きを読む

プライマー(2004年製作の映画)

3.3

テネットの前日譚だと思って観ると面白いかも…

結局、時間を捻じ曲げようとするとループにハマってしまう。

"テネット"は考えれば考えるほどなるほどって思ったけど、ライアン・ジョンソン監督の"ルーパー
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

もし余命3カ月と知ったら何を思って何をする?

日本でもアメリカでも余命宣告されたら寄り添って最後まで看取ってあげるのが世の情けだが、中国では知らせずいつも通りの様に過ごさせてあげるのが幸せだという考
>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0

デザイン変更はもちろん、無理にリアル路線にせず、思いっきりCG感出して正解。

ストーリーはつまんなかったけど、ジム・キャリー(山寺宏一)の安否を確認できて良かった。

原作のゲームやスピード物映画へ
>>続きを読む

大空港2013(2013年製作の映画)

4.6

1917やカメ止めがユルく見える、これが本当の全編ワンシーンワンカット!

何度観ても最高に笑えるんだけど、、、

竹内結子さん、ワンカットで大変なのに、ここまで明るくて可愛らしく品のある演技できる俳
>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.3

聖書の教えが正しいのか、自分の生き方が間違っているのか…

主軸にテーマは同性愛への価値観だけど、フルメタルジャケットやカッコーの巣の上でと同じ、いやっ思いっきりインスパイアされてた、やっぱ名作は観て
>>続きを読む

カンフー・パンダ3(2016年製作の映画)

3.7

過去
日本にパンダは上野にしかいないと思ってたら和歌山にいっぱいいた。

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.8

嵐が来る。
超能力的な予知なのか、病気による幻覚なのか…

自分では精神疾患や統合失調症なのでは、と思いつつもエスカレートしていく悪夢で不安に駆られ、シェルターを整備することに執着してしまう。
それを
>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

3.8

隕石落下によって生まれた場所"ゾーン"に自らの欲望を求めて飛び込む…

ソ連版アナイアレイション…?

長めの映画なのに場面は少なめ、ダラダラしゃべってたり、立ち止まったり、座り込んだり、寝そべってみ
>>続きを読む

ピンチ・シッター(2011年製作の映画)

3.3

いくらハートフルなオチにしても色々無理があるってぐらい破茶滅茶w

ナンシー(2018年製作の映画)

3.1

なんかムカムカしてしまう。

誰も寄り添ってくれる人のいない寂しい生活、そんな時、、、

演技や演出は良かったけど、正直言ってちょっと退屈…個人的に合わなかった。

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

何故そこまで生き急ぐかの様に映画を作るのか…
どれだけ映画をこだわって作っているのか…

誰より自分信じて映画を作っている監督だとわかるドキュメンタリーだった!
少し前に観たニコラス・W・レフン監督の
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

5.0

たかが…

久々に帰ってきてずっと何か言いたげなルイ、あまり一緒いた記憶がなくどう接したらいいかわからない妹と冷たく当たってしまう兄と悪気なく失礼な事を言ってしまう兄嫁にグザヴィエ・ドラン作品お馴染み
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.2

こういうイギリスイギリスしてる映画なんか懐かしくない?

まあまあ楽しめはしたけど、
ストレンジャーシングスのイレブンの要素使いすぎて流石に引く…

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら初めて観たけど、そりゃあ名作だわな…

日本では全く描かれないけど、アメリカは精神的な病や病院に関する闇は見えない所の根がかなり深いんだろうな…

縛りつけ閉じ込めることよりも"解放"さ
>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.4

このボーリングチーム、MCU御三家にしか見えない。

なんかほのぼのしてた。

プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

3.4

一体何を観せられているんだ…
きっと何かあるだろう。
ここに何かいる。

ひっくり返した先にあるモノ…

ひたすらに気分を害してくるけど、しれっと伏線回収してくるあたりなんかムカつくなw