1in10さんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

うわー今年最もいや、近年で最も自分の映画だ!!!!

我らがアイドル、ジョナ・ヒルの初監督作品。

数多くのストリートブランドが設立され、プロのスケボープレイヤーが注目され始めていて、様々なジャンルの
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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

4.5

このマイケル・シャノンが良い…良すぎる…

親子西部劇としてはローガンとかSF映画としてはメッセージに似てるけど、個人的にそれらを超える感動があった。

ラストのそこにに至るまでの父親の行動力を表すよ
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トム・ヤム・クン!(2005年製作の映画)

3.2

この打撃入ってんじゃね?マジで骨折れてんじゃね?って思うほどのガチすぎるアクション!特に螺旋階段での長回しアクションは血が滾る。


映画エレファントソングで「象は骨だけで仲間だと分かり、動物の中で唯
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

4.0

"この患者に惑わされるな"

グザヴィエ・ドランがだんだんジョーカーに見えてくるようなサイコミステリー、、、

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.6

キスによって友達という関係を超えて複雑すぎる関係に…

自分自身の変化に困惑するマット、母親との確執が深まっていく最中に旅立とうとするマックス、互いに交差していく想いの表現の仕方が素晴らしかった…
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

5.0

現代版"スーパーバッド童貞ウォーズ"な売り込みでまさかの笑えて泣ける、青春の終わりを儚くも美しく描かれていて予想外の傑作だった!!

ちなみに主演の太めの女の子は本当にジョナ・ヒルの妹らしいよ。

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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

恋愛モノって苦手なんだけど、この作品は格別だ…
割と2時間48分と長めなんだけど、一切飽きることなくあっという間で、1秒1コマ完璧な映像美にひき込まれ、何故か涙が溢れてくる。

マイノリティによる世間
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.2

罪悪感が若気の至りで麻痺してしまった、アタマのイタいティーンエイジャー。

昔よく再現ドラマ系のバラエティで取り上げられてたなぁ

パリス・ヒルトンとかこの被害者セレブ達の方が今何してるか気になってし
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

しんぶんし

観ていくうちにわかったんだけど、正直前半何をやってるのかわからなかったが、ある"起点"から、鳥肌が止まらなくなってしまう…

順行と逆行が入り混じる映像は本当に目が釘付けになってしまった
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脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

5.0

Netflixの"もう終わりにしよう"とセットで観るべき映画…?
本作も観る人によっては精神的に耐えれないかも…

まるで植物状態のまま双極性障害になり、統合失調症と解離性同一性障害を患って、理想と欲
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

4.0

映画スターになることを約束されたジェームズ・ディーン、まさにこれからの"期待の新星"だが、どこかぎこちなく気難しい、そんな彼を撮ろうと持ちかけるカメラマン、デニス・ストックもまたぎこちなくも野心的に何>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.7

母子家庭でお互い全く反りが合わず、歩み寄っても反発してしまう…

自分と全く同じ家庭環境でグザヴィエ・ドラン演じる息子に激しく共感してしまう。

絶対色感でもあるのか!?美術センスといい、グザヴィエ・
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

4.0

ここまで映像的に胸糞悪い作品久しぶりに観た気がする。

「ロッジ 白い惨劇」同様、"思い込み"そのものが襲いかかってくる…

とにかく目を覆いたくなるほど悍しい諸行…

まさか観てるこっちまである"思
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.9

スパイダーマン vs バットマン
まぁそんな生優しいお話ではないよな…

とある2つの村で起こる必然のような偶然が気味の悪い形で続く群像劇。

"悪魔はいつもそこに"…このタイトルを常に意識させられる
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.6

TENETへの予習に観た。

クリストファー・ノーラン監督にスティーヴン・ソダーバーグ製作総指揮の刑事物のサイコ?サスペンス映画。

子供の頃に親の財布からお金くすねた時のあの感覚。悪い事した時に嘘つ
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.7

劇場で観れなかったのが本当に悔しい!!

子供向けだからってこんな傑作なアニメーション映画を観ない自称"映画好き"は本当もったいないと思う。

より成長していくヒック達を永遠に見ていたいけど、本作が完
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マニアック(2012年製作の映画)

3.8

猟奇殺人鬼からの一人称視点で送るサイコスリラー。

一人称視点だからこそ殺人鬼の心の闇と被害者の恐怖感が痛々しく伝わってくる。

この手の精神的スリラー映画が好きで、本作は個人的に良作だと思うし、正直
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スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.0

廉価版ホグワーツみたいな寄宿学校が舞台のコメディ映画。

どこで笑えばいいのか特別面白いとこもないし、肝心の展開も後半にさしかかってからで全体的やや退屈。

脳をOFFにして観れるユルい映画。

浮草(1959年製作の映画)

4.5

全体的にとにかく自業自得な展開がたまに笑えたりして面白かった!

平坦な日常的な会話劇にまるで魔法にかかってるかの様に惹き込まれてしまった。

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

5.0

ここまで完璧なアニメ映画の続編はない!

本当にオープニングシーンでガッチリ心掴まれ、エンディングシーンで感動させられた…
キャラクターの仕草ややりとりも見事に作り込まれていて、まさに演技をしていたし
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.5

家族が大好きな無垢な男の子が戦争という虫に子供の心が蝕まれていく。

Netflix初の劇場公開された映画で007新作の監督キャリー・ジョージ・フクナガが手掛けた作品。

まだ小さく若い子供が銃を持た
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

4.7

自然の美しさは厳しさの中にこそ有る。

軍の命令で登頂不可能と言われてる劔岳に地図を作るため誰もたどり着いたことのない頂上を目指す。

古き良き日本映画への尊重が凄く感じられたし、時代の再現度といい、
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ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

4.0

ウンチに火を付けて、トイレを爆破し、ヒップホップのMVを撮影したおバカ3人組と+ガリ勉君が繰り広げる爆笑"チン道中"ムービー!

21ジャンプストリートやハングオーバーなんか好きな人にオススメの今年1
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#生きている(2020年製作の映画)

3.7

韓国版"ゾンビの中心で、愛をさけぶ"

ビジュアルや現代的要素などは良かったし、ストーリーもまあまあ楽しめたけど、真新しさがあまり感じなかったし、終盤なんかグダっててちょっとしんどかった。

ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.6

Men In Blackのゴースト版。

基はアメコミらしいけど、ぶっ飛んだ設定に時代を感じるCGグラフィック…
だけどなんか面白かった。

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.4

学生時代TSUTAYAでレンタルしてた時、こういう映画よくみてたなー

エレン・ペイジがラスアスのエリーに凄く似てるから、どうしても重ねてしまう。

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.8

この時代のツッコミどころ満載なエンタメ映画マジすこ。

キャメロン・ディアスもビル・マーレイもサム・ロックウェルもそれぞれらしさが出てて楽しめた!

バーズオブプレイより圧倒的にカッコいいアクションだ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

5.0

変な映画初心者向けでありながら、観る人によっては危険な映画かも。

「複製された男」を理解できなかった自分でさえ本作を理解できたんだからそんなに読解力必要ないとは思う。

精神と時間や理想と現実のバラ
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.5

人の頭の中を覗くことがこんなに面白いなんて!!
"君の名は"が個人的にハマらなかった理由がこれでわかった!

"her/世界でひとつの彼女"の監督スパイク・ジョーンズと"エターナルサンシャイン"のチャ
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.4

逆"ゲットアウト"

男の子が急に告ってきたり、キスしたりグロ要素といい、生理的に気持ち悪いのとなんか色んな意味で痛いとこ突いてくる…

結構面白かったけど、あえてなのかブラムハウスにしては演出がなん
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

4.0

海底生物版エイリアンでサイバーパンクマシマシで美味しい!

これぞ20世紀FOX映画でめっちゃ好きなのにこれも配信オンリーなの残念すぎる。

バットマン:ハッシュ(2019年製作の映画)

2.8

来年の"ザ・バットマン"への予習にと思い鑑賞。

ただのキャットウーマンとバットマンのラブロマンスだった。
アニメーションもなんか固くてモッサリしてて残念だった。
一応映画なんだからもっとクオリティ上
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SHORT PEACE ショート・ピース(2013年製作の映画)

3.8

大友克洋監督が手掛けた過去2本の短編集"MEMORIES"と"迷宮物語"がとても面白かったから本作も自然と期待してしまうが、今でこそ支流になったCGアニメーションだけど、やっぱあのヌメヌメした動きちょ>>続きを読む

ハーフネルソン(2006年製作の映画)

4.2

良き教師でありながら薬物依存者。
荒んでいく日常の中で気にかけている生徒との心の課外授業(如何わしくはない)。

粒の粗いフィルム感といい、ストーリーももちろん良かったけど、セリフのない風景描写もとて
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