Juriさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.0

寂しさや喪失感を包んでくれるようなやさしい作品だった、映像の粗さと色合いがビフォアシリーズを思い出させる
ゾエ役の女優さんがとっても綺麗でかわい

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

不器用さと葛藤とぶつかり合い、痛々しくもエネルギーに溢れててすごくドランらしい作品だった

音楽は相変わらずいいけど何よりカメラワークとかカットが初めの頃と明らかに違って洗練されててすごい
いろんな見
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

純粋なやさしさが映される1時間半だった
可哀想で見てられなくて途中で止めようかと思ったくらいだけど、所々で見える素敵な演出とおじいちゃんに助けられた、、👴🏻

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.7

会話劇と描写の細かさが良い、何となく予想がつく展開ではあるけど最後まで楽しめる
慎重に進んでいく分このアメリカ映画っぽさも良いように思えた

アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.8

思ってたのとは違ったけど面白かった イギリス版帝一の國

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

正直特別惹かれていた訳ではないけど評価の高さで気になって観た、本当に良かった
健気で強くてまっすぐなルビーとユーモアに溢れた温かい大人たち、全員好きだ
父親が俺に歌ってくれないか、っていうシーンなく

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.7

多分私だけなんだけど感情移入がすごく難しかったように思える、自分にはアレックスの持った情動も痛みも分からないみたいで悲しくなった 感性が終わってるのかもしれない 

映像の斬新さと音楽、感情の表現はと
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

松竹、summer of 85と二本立て
アップで映される表情や仕草の自然さが圧倒的
特に色の使い方が素晴らしかった

青のワンピースと水色にピンクの花柄はロールそのもの
生まれてきた赤ちゃんの黄色の
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トラベラー(1974年製作の映画)

3.9

時間潰しに短めの映画観たいなと思って適当に再生したけどこれは良かった 
クソガキだけど一生懸命だからギリギリ憎めない
シンプルな映像と感情の切り取り方がすばらしい、生き生きとしすぎて白黒であることを忘
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.8

質の高いモノクロだった 
証明写真と体操のシーン、2人の距離感がつくる絶妙な空気、なんて尊い、、

リトル・オデッサ(1994年製作の映画)

4.2

究極のミニマルさの追求、、振り返ってみれば全てが断片的なのに一切の浅さも感じさせない
ここではジョシュアの過去さえも描かれていなくて、というか描かれる必要がなくて、こんな作り方があるのかと感心してしま
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.4

カメラワークでダンサーインザダークのことを思い出して救いようのなさに対する辛さが勝ってしまった
後から気づいたけどどっちもパルムドールを獲ってた、それには頷ける もう観ないけど優れた作品だとは思う

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

3.6

多分80年代以降のゴダールの映画を完全に理解する日なんて来ないんだけど、それでもふとした瞬間の色合いや構図でやっぱりこの人はすごいなあと思わされてしまう

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

ひたすら幸せな気持ちになり続ける映画だった、実物がどんな人だったか分からないけどサンドラブロックのキャラクターが似合ってた

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

ジムジャームッシュ作品、良さはとっても分かるんだけど観てるうちに飽きちゃって得意ではないなと自覚し始めた、、
いつかこの緩さに集中できるようになりたい
撮り方とか白黒の鋭さとか空気感は本当に好き、ショ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

ファンタジーが強いから入り込みづらくはあるけど温かい気持ちになれた
正直ユアンマクレガーが主演ならなんでも良いみたいなところある

スナッチ(2000年製作の映画)

3.9

内容はもちろんだけどカットの細かさや視点含め飽きのこない映像だった
最初名前が覚えられなくて分からなくなっちゃいかけたからいつかもう一回観たい

ショコラ(2000年製作の映画)

3.5

庶民的なビノシュは初めて見たけどやっぱりどんな役でも素敵
ディズニー映画みたいな話、読み聞かせっぽいナレーションも良かった

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

ジムジャームッシュって人に愛されるキャラクターを作るのが本当に上手、髪ボサボサで常に半目のエヴァかわいすぎる

濃すぎず軽薄すぎずな人間関係と彼らを取り巻く空気感も絶妙、他の監督の作品では見られないな
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.2

実生活のリアリティを持たせつつ超理想的なファンタジーが描かれてるのがすごい
ウディアレンの作品は雰囲気映画って言われることもあるけど、個人的にはストーリー性も十分優れてると思う

結局彼女にとって現実
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.5

スクリーンで観たかった映画
環境音で掻き消される声、時間の流れ、仕草や会話のぎこちなさから徹底的にリアリティが追求されている気がした
兵隊の男の子の演技が自然すぎる

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

いかにもニューシネマらしいニューシネマ
全体を渡ってのスピード感もラストの激しさもとても良かった

ブランチの助演女優賞には納得 悪い人じゃないのに絶妙な鬱陶しさ、、すごい、、

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

ガガの気迫のある演技すごく良かったと思う、あとアダムドライバー茶髪似合うな
サスペンスに繋がる恋愛ドラマっていうかんじスピード感を楽しむ作品かもしれない
ジャレッドレトに関してはなんでキャスティングし
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

最高、壮大な映像とアクションシーンのカメラワークが素晴らしすぎる しっかり戦争してる
史実と混ざってることでより面白さが増した気がした
スターウォーズみたいな時系列で次はこれの続編をやってほしいな、、

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

2人の自然で繊細な表情が素敵 
こんなことあるわけないのに何故かリアルに思えてしまう
ジェシーのセリーヌを見る目が好き なんて愛おしそうな目をするんだ、、

ピアニスト(2001年製作の映画)

3.9

初ハネケ きしょすぎ きしょすぎて怖い
けど全ての画が美しくカメラワークも台詞もすごく好み、オープニングクレジット最高にかっこいい
イザベルユペールの演技力、、

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.8

授業でみた
飛行機とトラックの爆発シーン、ダイナミックな映像がすばらしい
ヒッチコック金髪美女好きすぎ

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

私には彼らの持った衝動が理解できないから、悪いことはしちゃいけないよの教訓映画という感じだった 
若さ故の野心みたいなものに共感できなくてちょっと悲しい
でも鳥の絵は格好良い この映画で1番良かったの
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.3

顔良すぎると正当に評価できない^ ^

でも顔だけじゃなくて、音楽と水色と赤の色彩表現とか監督のセンスがとても良かった
あと撮り方がすごく自分好み びっくりするくらいジャストで、欲しいタイミングで欲し
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

健気なビリーと不器用ながらも愛に溢れた大人たちが良かった
バレエの先生が永遠にタバコ吸ってて全然優雅じゃなくて一切褒めてくれないところ、あまりにもリアル

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

3.4

サイケロードムービー
嫌いじゃないけどすごい変わった映画
フィクションかつアランドロンにしか許されないキャラ、マリアンヌフェイスフルは可愛い顔して尖りすぎだしキマりすぎ
この人がスーツ着るシーンをカッ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.4

アルパチーノのリアルで迫力ある演技がとても良かった。こんなに憎めるし愛せるキャラなかなかない
ラストに向かうにつれてストーリーの流れが急すぎて若干置いてかれる、けどアメリカ映画だから仕方ないね