Hanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Hana

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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.0

この映画から数年経っていても、日本の司法は変わっていないのではないか。

冤罪はまだまだ生み出されている。

日本の映画業界には、こういうテーマをもっと取り上げて欲しいと思う。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

危うい年齢の、細かい心情などがうまく表わされていた。

経済的に恵まれていないこと、精神的に苦痛な環境に置かれていることで、人間は持ってる能力を発揮出来なくなるなぁ…

ドラッグや酒に溺れず、人を妬ま
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

某社会学者がお勧めしていたので観てみた。
どういう脈略で勧めていたか、観始めてもよくわからない。
でも、たぶん自分たちの住む地域を自分たちで守っていく大切さに絡めてだったのかな…?
かなり環境がかけ離
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

母娘の話かと勘違いしていたが、主に女性差別話。
こんなに差別が蔓延っているというのに、フェミニズムへのバックラッシュがすごいのはとても残念(特に韓国内)。
女性が社会で生きにくいと、子どもだって増えな
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.8

人は外見ではなく、心が大事。

…というのがこの映画のテーマなのかもしれないけど、それでもやっぱり自分の愛する人の外見(もちろん声も)がコロコロ変わると、それは別人と認識するのは当然で、とても受け入れ
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

たった8年前にこんな革命があったとは。
ウクライナの人たちは自由のためにここまで闘った。

果たして日本ではここまで闘う人々かいるだろうか。
(デモに参加しても、仕事があるから、とみんな帰宅するような
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

選挙の裏側がどのようなものか全く知らなかったので、勉強になった。

国のため、国民のために、未来のため、って素直に思って、政治家になっているだけでは政界で力をつけていけないのか、と残念な気持ちになる。
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.9

ナチスの強制収監所が舞台。

息子が悲観にくれず生き延びられるように、コミカルに振る舞い続ける主人公。

こんな時代に戻るなんて…。

セッション(2014年製作の映画)

3.5

音楽はとても良かったけど、パワハラに関しては何も共感できないし、賛同もできない。
見てて苦しいししんどい。
人間らしさというか、人間の汚さが溢れ出てた。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

売れ筋って感じの映画だった。
最初からありえない想定。
日本ではありえないけど、イギリスではあんなにすぐキスとかに発展するものなのか?
実際イギリス人の感想を聞いてみたい笑

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

なんて優雅な生活…。
ずっとバカンス中かと思える日常。
川で泳いだり、自転車でいろんなところへ出かけたり。
こんな毎日を送れたら最高。
同性と異性の定義はなんだろう。
そもそもそういう枠組みが必要では
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

観たことなかったので、鑑賞。
リチャード・ギアが、黒人の同僚や、女性検察官をうまく利用するところなど、今の時代には少し差別的な印象は否めないが、テンポは良い。
容疑者役の青年の、甘い表情と悪役の顔を使
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

ノリのいい音楽がチョイスされているので、観ていて確かに退屈しない。
なんでやねん、とツッコミたくなったりもするけど、ドライビングテクを楽しむための映画ととらえると楽しく観られるのかも。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.5

いい話にはなってるけど、暴力的な描写などがあり、見てると苦しいところも。
とにかくイェスン役の子が演技うますぎて驚く。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.6

昨日は重い映画を観たので、今日は軽めのものを。
とても軽快に観れた。、

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.7

ここまで戦争そのものの映画は初めて観た。
最初から最後まで戦争一色。

作戦開始する前から、「こんな作戦うまくいきっこないんじゃないの?」と思えるほど無謀な作戦に感じたが、突入。
米兵死亡がたったの1
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遠い夜明け(1987年製作の映画)

4.0

白人記者がアパルトヘイトの実態を公表するために亡命する。

人間は差別をし、殺し合う生き物。
そうならず、共存するために政策を整備することが必要。
さらに言うと、その後も努力し続けないと間違った方向に
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

私には難しかった…。
どことどこの時間軸が交錯しているのか、わからない。
後半の爆撃などのシーンは長くて眠くなってしまった。
かと言ってもう一度見返して理解しようとも思えないかなぁ…

ガタカ(1997年製作の映画)

4.1

優生学がテーマ。
人間は所詮宇宙の塵から生まれたような存在で、宇宙規模で考えると、どの個体もさほど違いはない。
にもかかわらず、その小さいであろう「違い」を、人は細かく甲乙つけてしまう。

この映画に
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.6

複数のストーリーがあちこちで進んでいく。
イギリスの空港における人と人の交流からこの映画は生まれたのかな?
とても軽快な展開で、複数の人々の人生を垣間見られる感じ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

ぶっ飛び過ぎてて、ちょっとよくわからなかった…。
ただ、この映画もやはりディカプリオの役作りが興味深い。
いろんな顔(体格)が見られた。

見終わった後に、実際にあった事件を参考に作られた作品と知り、
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

あまり期待して観なかった分、意外にも面白く鑑賞できた。
というのも、ただのコメディというより、今(当時の?)政治家の腐敗ぶりに言葉通り(笑)一石投じるストーリーになっていたから。
腐敗しすぎてどこから
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

現実にあった詐欺事件をもとに制作された本作品。
あまりにも頭が切れる詐欺師。
飛行機のトイレから逃げる術は目が飛びでるほどびっくり笑(実際はさすがにないと思うけど)
このストーリーのように、例え犯罪者
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.7

『ダブルフェイス』に似てるなぁと思いながら観ていたら、途中から、あれ?全く同じ?とびっくり。

ここまで同じ作りの、別の国制作映画を観たのが初めてで驚いた。

西島くん効果のせいか、私個人的には『ダブ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

簡単に言うと、70歳のおじいさんが現場に復帰して輝く話。
歳を取ると、つい、昔取った杵柄を振り回しすぎて空回りするようになりがちだけど、この映画の主人公はたまたまうまくなじんだ。
現実はこんなふうには
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.9

以前、施設で育ったというYouTuberが話題にしていた映画だったので観ることに。

現実に起きた事件は、たとえニュースになったとしても背景などをほとんど知ることはない。

事実と異なる点は多いのだろ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

貧富の差をコミカルかつ巧みに表現されていた。

ニオイ…。
これはとても心の奥底の、痛いところをつかれた感じ。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.2

見てて苦しい。
だけど、同じようなことが実際にあった。
きっと実際に起こっていたことは、もっと過酷だったんだろう。
そして、今、日本は全体的に、さらに苦しい状況になっている。
弱い立場の人が一番被害を
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

自分なりに珍しい映画をチョイスした。
タップダンスを軸に置いて、ファンタスティックだったが、人種差別や戦争について考えさせられる映画でもあった。
たまにこういう映画を観るのも悪くない。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.1

シリア内戦を、命をかけて撮り世界へ発信する元一般市民の記者たちのドキュメンタリー。

世界へ発信させないようにあれこれしてくるIS。
子どもたちを洗脳させて兵士として取り込んでいくさまや、簡単に人々を
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一人っ子の国(2019年製作の映画)

3.8

政策がなければ、たしかに問題が増幅していたかもしれない。
でも、生き方を自分で決めた上で問題も自分事として引き受けるほうが幸せだろうと思う。
ただ、国規模、世界規模で考えると、人間個人の好き勝手にする
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.5

9.11後のアメリカ。
事件を解明するため、CIAは捕虜に事情聴取していたが、その際、拷問が行われていたことがわかってきた。
主人公は、上院議員のもと、その事実を明らかにするべく5年以上の歳月を費やす
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

差別というものは、なくすことができない。
人間は他人と自分の違いを認識しながら生きる生き物だから。
(一般的に動物はそうかも)
だからこそ法律で定めなければならないこともある。
法律家として闘い続けた
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.4

お金がかかってるというのは伝わってきたが、結局のところ、恋愛は人生を狂わすということか?

見てて疲れる派手な映像だけに、ニックのまともな人柄にほっとする…

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.9

真実ではないことを主張する人や、自分にとって都合の良いことだけを信じる人に、どのように言葉を尽くせば伝わるのか。

今、この時世にも重なることが多々ありすぎる。

いろいろな考えの人はいても良いはずだ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

電話で始まり電話で終わる。
というより、電話だけで終わった。
それなのに見応え感がものすごい。

観ている者それぞれが想像しながら観る映画と言える。
電話の向こうで繰り広げられるシーンを、各々想像する
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