バネさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

バネ

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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

CHAPTERⅡ「人は最後には死ぬ/存在するだけぢゃなく生きるんだ/もがいて、失敗して、正面からぶち当たれ/人生を豊かにするコトだ/我々は一瞬ごとに人生の物語を紡いでる/有意義な読み物にしよう」とBA>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品だった!感動、である!コトバで表現するとこうとしか書けないのでモドカシイ限りだが、何もない舞台空間の中で、人間が創造するMUSIC、DANCEを通して、様々な問題提起、変革の可能性が、見>>続きを読む

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.0

いつもの感ぢのALMODOVAR作品を期待していたので、ちと拍子抜け。自伝的な内容らしく、子供時代の回想と現代が交差しており。ラストのオチだけは、良かったかと。
この手の作品、否定はしないけどあんま好
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カウントダウン(2019年製作の映画)

2.5

結構期待して観たが、やはり期待値ほどではなく。。余命宣告アプリが何で出回ったかとか(作った人は?)、一度抗えたのに何でああいう結末なのかとか。。色々と「?」が多過ぎて。
どうせそういう結末ならば、「F
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.5

STORYの終盤までまさに「手に汗握る(死語でしょうか…)」展開で、なかなか面白かった。ただ、ラストが。。あそこまで用意周到計算高い男が、そんな感ぢで?と、ちと残念だった。ま、よく考えたら、いつか終わ>>続きを読む

運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

内田けんじ監督作品。今回も脚本のセンスが光っていた。3人の登場人物それぞれの視点からSTORYが展開され、時間軸も都度交差し、あ、ココで実はこんな裏があったのかとニヤリとするSCENEが。。ラストでほ>>続きを読む

探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

【観直しシリーズ】

ちょっと前にアクション映画以降の優作作品「家族ゲーム」を観て、たまたまTSUTAYAで見つけて再観。
もうTHE昭和、である。私が大学の頃の写真を見る時のような気恥ずかしさを覚え
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WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース(2001年製作の映画)

3.5

内田けんじ監督のデビュー作品らしい。私も、大学時代 映画研究会にいて、映画製作に参加したコトがあるが、あの頃の甘酸っぱいような恥ずかしいような懐かしい気持ちが思い出された。何故か、Ray-Banのサン>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

内田けんじ監督作品。そして今回もマンマとダマされた。。何が良いってラストで全てが明らかにされて、スッキリした気分になれるコトかと。練り込まれたSTORY展開、要所要所に伏線が散りばめられ、まさに「頭フ>>続きを読む

ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.0

映画オタクのMOOSEが、HUNTERのサインを貰いたいという無垢な一心からSTALKERへ変貌していく話。私はDE NIROの「THE FAN」的な展開を期待していたのだが、何とも締まりのない結末だ>>続きを読む

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.5

「人間は、油まみれになって汗水垂らして働くもんだ」と柄にも無いコト言いながら、豆腐屋で真面目に働く寅さん。勿論、好きな女性の為という不純な(あ、純粋な)動機ではあるが。。そして、やっぱりフラれる結果と>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

「半沢直樹」コンビが主演というコトで、たまたま観たトコロ。。もうめっちゃ面白かった。私もマンマとダマされた感ぢである。すべて筋書き通りだったとは。。トボけているのかマジなのか、桜井役の堺雅人とコンドウ>>続きを読む

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.0

PHILがKATEに出会った時からラストが予想出来る予定調和な作品だったが、何も考えずに観られる下ネタ満載のコメディ。しかし。。いつかこんな風にAIに支配される時代がクるんだろうなあ。。そして、どうで>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

緊急事態宣言施行前に駆け込みで映画館で観る。今回4Kというコトであったが迂闊にも後方の席を予約してしまった為、その良さがあまり感ぢるコトが出来ず。。
1番最初に観たのが確か中2。その頃はあまり内容が理
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

どこかで観たコトあるような…と思っていたら「THE BREAKFAST CLUB」だ。(そう言えばEMILIO ESTEVEZ出てた。)図書館の雰囲気は好きで、最近また隔週で通っている。そんな図書館を>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

5.0

【観直しシリーズ】

松田優作の「横浜BJブルース」のDVDを購入した際、そう言えば…と久しぶりに観る。
多分劇場も含めて5〜6回は観ている森田監督作品。このトボけた感ぢ、囁くセリフ、絶妙な間は、松田
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.0

対立する国会議員の娘、KENAとZIKIの禁断の恋。と言っても、もうこの時代に禁断も何もないか。。ただ本国では上映禁止らしく、未だ未だ偏見ある保守国家であるコトを残念に思う。AFRICAって、自由なイ>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

3.0

モダニズム建築、映像の切り取り方は美しかったが、この2人の恋愛の件は余計だったのでは。。特にJINの理屈っぼくやたらにマウント気味なセリフが鼻にツイて仕方なかった。
あ、でもソレ取ったら、タダの環境映
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

5.0

私が初めてBRUCE SPRINGSTEENを聴いた高校1年のあの頃を思い出し、涙が止まらなかった。あの頃の自分から見て、果たして今の自分は誇れるのだろうか?一度きりの人生、本当に満足しているのだろう>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.5

「お帰り、寅さん。」ホントにそう言いたい素晴らしい作品だった。寅さんの「生まれてきて良かったなぁって思う事が何遍かあるぢゃねえか。。ね。その為に人間生きてんぢゃないのか」のコトバに共感し、ラストのおば>>続きを読む

やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

4.0

なかなか面白い作品だった。自分の暗殺を依頼したトコロから人生が好転するという、良くアリガチな話ではあるが、結構楽しめた。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

FRED ROGERSの聖人のような存在感。その発言の一言一言が腑に落ちた。そして、感情をCONTROLしていくコトの大切さ。家族との和解。。非常に癒やされた作品だった。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.5

55年間生きてきて、一度もまともに観たコトがなかった為、試しに観てみる。(因みに50年前の作品らしく。)
こんなに面白くココロに沁みる作品だったとは!何で子供の頃、正月映画と言えば「寅さん」なのか良く
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ボーダー(2008年製作の映画)

3.0

【観直しシリーズ】
DENIROとPACINO。この2人が出ているだけで完了した作品。STORYとかはもうどうでも良いかも。。

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

透明人間のスーツがブラックスパイダーマン的な感ぢだったのは笑えたが、STORY自体はなかなか面白かった。ラスト前の2度のどんでん返し、その伏線としてのADORIAN邸への忍び込み。。分かっちゃいるけど>>続きを読む

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

2.5

DVDのJACKETはオシャレだったが。。感情の赴くまま、気分のままに作った作品かと。とにかく、ただイタリアンチンピラが呑んでケンカして、バックにはお気に入りの音楽流して。。荒削りな感ぢは嫌いではない>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.5

いやあ、面白かった。痛快である。「NIKITA」は影のあるヒロインで陰鬱な感ぢだったが、ANNAのスタイリッシュでクールな殺し方は、観ていて胸がスカッとした。そして事ある毎に過去に遡り、そのカラクリを>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

ラスト前のUFOにも、「は?」という感ぢだったし、(てか、いる?このシーン。。)ソレまでに笑える場面は「野生動物に襲われた…」の件のみ。どうしたJARMUSCH?非常に残念な作品だった。

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.5

無謀とも思えるPROJECTに対して、癌の身体も顧みず、諦めず愚直に挑戦し続けた果てにVINCENTが見たモノとは。。?この真っ直ぐな性格(…KANSAS〜NYまで真っ直ぐに光回線を通すコトにカケてい>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

OPENNING「MY HOUSE MY RULES MY COFFEE!!」と書かれたMUGのアップから、祖父THROMBEYの殺人事件のドタバタの後、ENDINGで同じMUGを持って屋敷の主となる>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

【観直しシリーズ】

多分今回で5度目。ホントに大好きな作品。離婚して週末だけしか息子に会えないCHEF CARL。レストランを辞めたコトから、自分の本当にやりたい料理を実現する為の移動屋台を始め、ソ
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

…正直1作目の方が良かった。誰ひとりサイコではなかった。。ホントに中田監督作品?って感ぢ。

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.5

大体この手のREMAKE VERSIONは、小綺麗にまとまってORIGINALのアクや個性が無くなるモノと相場が決まっているが、コレはコレでアリはアリだった。DELLの描いた絵がとんでもない価格で売れ>>続きを読む

摩天楼を夢みて(1992年製作の映画)

3.5

【観直しシリーズ】

JACK LEMMONの哀愁漂う演技は秀逸!こんなタヌキおやぢいるんだよなあ思いつつ。。あとAL PACINOの、「F○CK 」カウント!途中で数えられなくなった。。
不動産会社
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.5

MONTANA州の牧歌的な背景とは裏腹に、壊れていく家族と、ソレを何とか再生しようとする子供JOE。ラストに少しだけ未来への希望が浮き彫りにされる。「人は善きコトを記録に残す為に写真を撮る。幸せな瞬間>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

【観直しシリーズ】

新年一発目。劇場も含め何度見たか分からないが、何度観ても飽きないし理屈抜きに面白い。
アクション、ヒューマン、コメディとエンタメ満載で年明けに相応しい作品。
今年、どんな作品と出
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