はやしさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.5

『ファイト・クラブ』は自分がなりたかった像、
『シークレット・ウインドウ』は自分ではなれなかった像。

これもスティーブン・キングかー!

タバコ、帽子、小説が上手く使われてる。

ジョニー・デップの
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

冒頭に何このカット(?)って思ったことも、ラストで伏線として回収されてる。

あそこまで嘘だったとは。

過去のシーンを誰かの語りで進めてく構成は今まで好きではなかったけど、この作品ではそれが必要だっ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

戦場を駆け抜けるシーンは泣いた。

カメラも演出も動線も役者の芝居もセットも人物の配置も、全てが計算し尽くされてる。
どこを映しても、隅っこの人物までちゃんと芝居してる。

どうやって撮ったの?って所
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.0

前半たまにあるすごく窮屈なカットは何...?
画面の半分に人が寄ってたり、壁とか物ナメが多い。誰か覗いてるような物越しのアングル。

「ユリゴコロ」と「よりどころ」

伏線の回収が説明すぎる感じもする
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.0

焚き火のシーンのサム・ロックウェルの1人芝居は最高すぎるでしょ。
設定が俳優っていうことも含めて。

ラストの撃ち合いシーンは、
これぞ映画!!!!!って感じ。

2種類のエンディングを観た気分。
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感染列島(2008年製作の映画)

3.0

ウイルスが感染していく経緯、
医師不足で医者が寝る間も無くて、
ストレスと恐怖から誰かを責めて、
いじめが起きて、
我こそはとスーパーから買い占めて、
交通規制がされて町が隔離されること、
世界中から
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

設定に置いてけぼりにされてるのか、
ずっと一歩引いた目でしか観れなかった。

初めからこの映像を薪に見せるために犯行を行なってたってこと?

正しいことのためにやってたことが、
悪に利用されていた。そ
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ミュージアム(2016年製作の映画)

-

地下室のセット(?)はいいね。
構造が面白いと思った。

雨のシーンばっかりで撮影大変そう。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.5

成田凌を楽しむ映画。

現代のネット社会に無くてはならない題材。


説明的過ぎるねぇ

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.0

冤罪事件はその人の人生も、家族の人生も壊す。
警察も怖いけどメディアも怖い。

最近ヒッチコックの『間違えられた男』を観たばかりだから、よりそう思った。
あれも確か実話を基にしてる作品だったから、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

冒頭のThe Beatlesで心を鷲掴みにされた。

1カット1カットがおしゃれで綺麗!!

スカーレット・ヨハンソンの映画で1番好き。
母親と父親を二役演じるシーンは好きすぎる。

ジョジョのお芝居
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

独特な世界観。
こんな独自の世界観とスタイルを持てるってすごいよね。

昔の仲間にボコボコにされるシーンも
昔襲った作家の家に助けを求めるラストも、
全てが繋がってて無駄なシーンなんてないんだなって。
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Dear Friends ディア フレンズ(2007年製作の映画)

-

基本的にワンカット長回しが多い。

若手の北川景子さん、当時から目力が強い。

北川景子さん、当時からお芝居うまいなぁ...
癌と言われた時の弱々しい声が切ない。

普通に泣いた

友達って言葉わざと
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間違えられた男(1956年製作の映画)

-

視線のやり取りだけで、ハラハラ緊張させられる。

クリスが銀行に入ってきてからの受付の女性陣のリアクションで全てがわかる。

牢屋でのクリスのバストショットのままカメラをグルグルさせるカット、何あれ!
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

ワンカットでの喧嘩シーンは興奮。

ギリシャ悲劇「オイディプス王」を思い出した。


仕掛けが巧妙で、脚本を読んでみたくなった。

半落ち(2003年製作の映画)

-

愛するが故に殺してしまう。
救ってあげたい、だから殺してしまう。
私が脚本で書きたかったこと。


取調室で、梶が自供するシーン、
第三者の肩ナメから同ポジのままクローズアップしていくカットが好き。迫
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

出てくる人全員怖くなった。

斎藤工さんが、この作品のラストシーンの意味は、「犯人がこの作品を観ることを想定して、ソン・ガンホと目が合うように」とポン・ジュノ監督に聞いたって話をTVでしてたの思い出し
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殺人の告白(2012年製作の映画)

-

冒頭の追跡シーンのカメラワークがすごい。
ブレとスピード感がハラハラする。
ビルから転げ落ちる時、一緒になって落ちてんのかな。

ドゥソクが「私は犯人ではない」と告白する直前、Jが真犯人だと確信したの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

始まって1分で世界観とか、家族が住んでる世界を説明しちゃうってすごい。

カットを割らなくても、伝わるということを学んだ。

家族がリビングで酒飲むシーン、
洪水の中家を歩くシーン、
豪邸から我が家へ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

観るの3回目くらい。

「血にまみれることの爽快さ」
「生きてることを実感できた」
「言葉を必要としない世界」

男にしかわからない何かってあるのかな。

誰にでもなりたい理想はあって、
知らない間に
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不能犯(2018年製作の映画)

-

原作の宇相吹はもっと、静かにスマートでミステリアスな感じだったと思う。
だからこそより、恐怖を感じた。

アニメーションみたいなのも、
シリアスさを損ねる要因の1つ。

松坂桃李くんの笑顔が美しい映画
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

トゥルーマンの頭上にだけ降り出す雨、町にいる人間、父親との再会も、女性との関係もすべてが演出。

生まれた時から、すべてが創りもの、ニセモノ。月も太陽もニセモノ。

車の無線でスタッフの声が聞こえちゃ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

冒頭のルパートとジェリーが食事をしているシーンで、カットバックで会話が進んでいたのに突然、ルパートの単独ショット(それも第三者の目線)のようなカットに変わり、違和感を感じていたら、
これがルパートの妄
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

-

ビル・スカルスガルドがすごい。
表情、目の動き、笑い方、話し方。

ただただ怖い。

設定とかこの世界のルールについていけなくて、途中置いてけぼりだった。

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

-

1年間マクドナルド禁止生活から半年。

この作品を観たら、
マクドナルド食べたくなるかと思ったら、
逆に食べる気が減った。

自らの体を犠牲にして、
実験を続けたモーガンは凄い。

始めはマクドナルド
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

-

小さい頃から父親がずっと聴いてた
The Beatles

車内でずっと流れてた。

The Beatlesがいなかったら、
彼らに影響を受けたアーティストも存在しなくなる。

The Beatles
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

-

「映画ならなんだって出来る。東京駅に爆弾を仕掛ける映画だって出来る。世界中の女とセックスする映画だって出来る。マシンガンをぶっ放す映画だって出来る」

映画は自由。映画は人生、人生は映画。

園子温監
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

2回観た。

音楽、照明が最高。
電車で照明が揺らぐシーン、
ダンスシーンでの音楽は魅入ってしまう。

ホアキン・フェニックスが
とにかく美しい。

アーサーである時と、ジョーカーである時の、歩き方、
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

-

『トレイン・ミッション』航空機版。

まぁ、こっちが先だけど。