はやしさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

人が人を好きになる時、
どこを好きになるんだろう。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.5

子供の頃仲良しだった3人組が、
大人になって警察、殺人事件の容疑者、被害者の父親として再会。

もしも車に乗っていたのが自分じゃなかったら。もしも車に乗っていたのが自分だったら。

難しすぎていろいろ
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

ブラッド・ピットの少年時代を、
ブラッド・レンフロが演じるってだけで観たいと思った。

ロバート・デ・ニーロの表情だけで心がグッとくるわ。

少年4人組がちょっとしたイタズラ心から捕まって、地獄のよう
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.5

1番まともで賢くて強いのはマーク。
とりあえず出てくる大人全員にイライラする。

子どもだろうが誰にでも権利はあるよね。

ある弁護士の自殺現場を目撃したことで、
犯罪の秘密を知り、マフィアとFBIか
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幸せの行方...(2010年製作の映画)

3.5

実際にアメリカの大富豪が起こした実話。
テレビでこの事件の特集がやってて気になった。

この映画の後に自供して逮捕されてるけど、
映画が公開された2010年に明らかになってた事実と、まだ当時は分からな
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

タイトル通り「月に囚われた男」

感情を持ったクローンは人間か。
自分がクローンだと気づいた時、
自分は会社に使われていたと知った時、
愛する妻と娘の現在を知った時、切ないなぁ。

クローンにもそれぞ
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

エドワード・ノートン!!!!!!!

全てエドワードノートンの芝居と脚本に踊らされてたんだ...

ラスト10分まで気が抜けない。

「真実とは12人の陪審員の頭に形作られる真実」
冒頭で主人公が記者
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

このラストはずっと覚えてる。

ストーリー、映像、音についての音声解説も気になる。


何回観てもいいなぁ...。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

5.0

高校生の時大号泣したけど、
今見ても大号泣。後半ずっと泣いてた...

二つの家を隔てる柵を使った演出。
最初は柵の隙間から覗く、
次は俯瞰から柵越しに話す2人、
そして柵を超えてくる。2人の距離が縮
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エレファント(2003年製作の映画)

4.5

無駄にカットを割らず長回しが多いから、
高校生たちのリアルなドキュメンタリーのような映像。

犯人目線でも誰か1人の目線でもなく、
それぞれの生徒(犯人も含めて)を追うことで、
それぞれの生徒たち、職
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

地下鉄という密室。
しかも電車は「走り出したら止まらない」という条件も加わる。

外国の映画は最後に犯人を射殺することがヒーローと描かれるけど、日本だとまた違うのかも。

あくまで巻き込まれた一般人に
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

キャストが豪華すぎる☺︎
遊園地という場所をこれでもかというくらい上手く使ってる。

自分の目的とルールを持った引きこもり主人公が、自分とは似ても似つかない男や女性と出会って、変わっていく。

最後は
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

人間はある状況に置かれると、必ず解決策を導き出す。弱点を見つけ、対応していく。

この家族とバケモノ以外の登場人物は一切なし。

途中で子供たちを助けなきゃ、と言いつつ地下室でずっと話してる時間長いな
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

3人の人物描写がすごくしっかりしてて、
何度も観ないといけない作品!

ディクソンにとって「警察=正義」が崩れた瞬間。バッジを返すシーン。
サム・ロックウェルに惚れちゃうよ。

「3つの看板」そこから
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーなんだけど、
構成がちゃんと考えられてる。

ドラマっぽいところがある。

今はもう、生まれた時からモノに囲まれていて、モノがあることが当たり前になってる。
だから生きるために必要なモ
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

オールセット撮影。歪んだセット。

フランシスに語られたカリガリ博士もチェザーレも全て彼の妄想。
ラスト3分で全てが覆る、ゾッとする。

セットデザインや撮影手法(視覚的効果)は、
映画の歴史に大きな
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セル(2015年製作の映画)

2.5

ゾンビ走るのはっっや!!!

無音から急にゾンビが襲ってくる大音量にビビる。

手持ちカメラで映像が終始揺れてて酔うけど、臨場感があって◎

この原作が2006年に発表されたものだから、
現代の方が携
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.5

矢口史靖監督は独自の世界観を持ってて良いよなぁ〜。

リアリティとかそういうの全部吹っ飛ばして、コミカルにしちゃう。そこが好き。

久しぶりにサックス吹きたくなってきた。
ジャズは吹いてても聴いてても
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

高校生ぶりに観た大好きな映画。

とりあえず、
マット・デイモンとベン・アフレックが天才。

自分の頭で考える人間か、
本の文章を引用する学位ある人間か。

ウィルがバーで言ったセリフが
そのままショ
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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

4.0

オリジナル版は前に観た。

レイもアビーも最後まで探偵の存在を知らない。
アビーは最後まで探偵を夫だと思う。
運命の皮肉。

観客だけが起きたことの全ての知っている。

ライターと拳銃。

冒頭のナレ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

最後の一列横並びの画は、最後の晩餐みたい。

原作には敵わんなぁ

君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.0

ストーカーのはずなのに、変態のはずなのに、3人の純粋さが愛おしい。

池松壮亮×満島真之介×大倉孝二
3人のテンポの良さ抜群!
音ですら上手く操って使ってる。

向井理さんもYOUも高杉真宙も脇役まで
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

高校生の時初めてこの映画を観て以来、
大好きな映画。ホントに好き。

レオナルド・ディカプリオが当時19歳とか嘘だと言って...。天才すぎる...。

風呂場のシーンが好き。

あいつを殴った。

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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

キムタクと二宮くんがお芝居上手いのはわかった

最上の正義感の押しつけを観せられてる
2時間だった。
沖野には一瞬も感情移入できなかった。

最上ってもともとそういう人だったんじゃない?って感じ。
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たけど面白すぎ。

ラスト20分からのどんでん返し。
と思ったらまた騙されて。

『ファイト・クラブ』っぽいな、
って思ってたら主人公の部屋に
『ファイト・クラブ』の写真が飾ってあった。
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

ウトヤ島で起きた実際の事件を基に撮られた映画。

何気ない会話の途中で、突然、本当に突然、訪れる恐怖と混乱。
何が起きてるのかも分からない、銃声。

事件が始まってから収束までの72分間のワンカット。
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

高校の先生が教えてくれた映画②

久しぶりの鑑賞。
ラストシーンはずっと覚えてた。


余命わずか同じ病室で出会った男2人が、
生きている間に海を見に行くロードムービー。
残された時間で何をするのか。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

血と汗の匂いが画面外まで匂ってくる。

松坂桃李くんは作品を重ねるごとに、
どんどん魅力的になってる(と勝手に思ってる)
お芝居も1作品ごとに進化してる。
何度も変わる表情が良い。

ラストのライター
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

「恐怖はウイルスよりも早く感染する」
今の世界にこの上ない言葉だぁ...。

ラスト3分で、
この映画の冒頭とラストが繋がる。
ゾッとした。だから最初が「Day2」なのね。


きっと私の人生でこの映
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.0

殺人鬼と密室っていうだけでハラハラなのに、
ずっとカメラマンのPOVで進んでいく、
        +
ラストシーン以外、全編ワンカットだから、
没入感がすごい...

途中気持ち悪くて吐きそうだった
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愛と誠(2012年製作の映画)

1.0

高校生の時に観て、
二度と日本でミュージカル映画撮って欲しくないと思ったのを思い出した。

日本歌謡曲ナンバーと昭和の雰囲気、
安藤サクラの良さにスコア1。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.5

主人公の母親が最後「お前が分からない」って言うけど、私には誰一人として分からない。
最初から最後まで「?」だった。

『ドライヴ』は好きなのになぁ...。

赤(暖色)と青(寒色)の照明の使い分け、
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