はやしさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

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最初のシーン、
変わらない毎日の繰り返しを、モンタージュで繋げる。
同じアングルで衣装を変える。
同じ日常を別アングルで撮る。
でも主人公のルーティーンは変わらない。

人物紹介もこれで出来ちゃうのか
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

大切な人を守るために自らを犠牲にする人、生きることを諦める人、自分が生きることしか考えない人。

一人一人のキャラクター設定が細かく描写されているから、面白い。

電車を使うと、密室感とスピード感が出
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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鏡を使ったカットが印象的。

タイトルの出し方が素敵。

脱走して起きる時、飛び上がる主人公と一緒にカメラも動くのが面白かった。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

最高傑作としか言いようがない


全部、全部、ぜーんぶ!
全てがここにつまってた

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

音楽と編集が良い。

タランティーノは西部劇が好きなんだな、って伝わる。

酒屋での長回しのシーンは『アメリカの夜』を思い出す。
映画の撮影をしているところを撮るところ。

酒屋のシーンでセリフをとち
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マスク(1994年製作の映画)

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ジム・キャリーの地味な男とはっちゃけたマスク男の演じ分けがたまらなく面白い。

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.5

20年前の矢口史靖監督作品。

監督・脚本・編集も全部やっちゃうなんて。

カット割りの勉強になる作品。

緩急があって面白かった。

アフタースクール(2008年製作の映画)

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大泉洋さんと佐々木蔵之介さんのやり取りがすごく好き。

編集の間の取り方が面白い。
笑いを誘う間と、芝居の力。

神野の部屋での突然のジャンプカットは笑っちゃった。

「学校なんてどうでもいい。お前が
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さくらん(2007年製作の映画)

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蜷川実花さんの色遣いは本当に綺麗。

色で魅せる対比も上手い。
赤がとにかく綺麗。
外の世界に出ると青っぽい画面に変わる。

脚本のタナダユキさん、
かんざしで物語をうまく繋いでる。

椎名林檎さんの
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

北野監督の作品は血だらけで苦手だったけど、これは好き。

自転車に乗りながら現在から過去へ話が変わっていく演出が良い。
何度も出てくるロケ場所も、話が進むごとにちゃんと意味が変わってて面白い。
伏線の
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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年製作の映画)

3.0

冒頭の伊藤英明が平家と源家に挟まれるシーンはもろ『用心棒』。
作品へのオマージュがすごい。

邦画だけど全編英語というチャレンジ精神は好き。

三池監督の中では好きな作品。

全編英語の中、あえてタラ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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オールスター大集結。

それぞれのキャラのエピソードが濃すぎて、それだけで映画作れるレベル。

ちゃんとシリーズごとの話を回収してる、すごい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

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老人の家に入ってからの長回しで、
物語に必要なアイテムを上手に映してた。

些細な音も聞き逃せないので、
息をのんで観てしまった。

主人公らが途中から電気を消され、盲目の老人と同じ暗闇というシチュエ
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スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

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黒フェードで時間経過を何度も表現してるのが、何となく雑さを感じた。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

編集がすごい。
普通だったらワンカットで撮っちゃうところを、何カットも割って、それをテンポよく繋いでく編集。

冒頭の音楽が圧倒的に良い。

冒頭の教室のシーンは何度も何度も念入りにリハーサルが繰り返
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

色が綺麗。

世界観は嫌いではない。

編集がちょっと残念、あれ?って気持ちが離れてしまった。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

「黙祷するのがなぜいけないのか」
クルトの弟たちの言葉が素直にささる。

でもその弟たちもまた、
何年かすれば社会を知ってしまう。

社会が、大人が、
青年たちを惑わせ、狂わせてしまう。

裏切りたく
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

『ナイトクローラー』『SCOOP』も好きだが、これも好き。

カメラワーク、照明、演出、全てに緊張が走った。

特に手持ちカメラ。

今の時代、何を信じていいのか、
目の前にある情報は信じていいのか。
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

構成がすごい。

約10分ほどしか記憶が残らない主人公を疑似体験するかのように、
小返しで映像が作られている。

パズルのように頭を使って組み立てなければこの作品は観れない。

親密さ(2012年製作の映画)

3.5

言葉の持つ力。

思っていても伝わらないこと、
言葉にしても伝わらないこと、

電車を使った演出。

第1部最後の長回し。

ドキュメンタリーを観ているようなお芝居の自然さ。

愛と銃弾(2017年製作の映画)

4.0

冒頭から騙されてた、引き込まれた。

ジャンルの垣根を超えた作品。
・ノワール
・ロマンス
・コメディ
・サスペンス...etc

最後までしっかりと引き込まれ続けた。

好き。

ロープ(1948年製作の映画)

4.0

3回目。

カットを割らない長回し、
カメラと役者の呼吸のリズム。
ワンカットで全て撮ったかのような作り方。

扉の使い方。

ヒッチコック×ジェームズスチュワートのコンビは好き。