二式さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

二式

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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.7

普通にミステリーとして楽しかった。少しずつヒントを辿りながら犯人に近づいていく。そのヒントが子守唄やら謎の屋敷と、どれも怪しい。そのいかにもな謎が出るたびにワクワクが止まらない。大好き。

子どもの絵
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カーズ(2006年製作の映画)

3.4

生物が車で描かれる奇妙な世界。正直この世界の魅力がよくわからない。普通に人間や動物の擬人化とかでよくないか。車達に惹かれず作品にのれなかった。

話は地味だけど分かりやすくて良い話。ただ、少し見え隠れ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.4

アメコミ映画の枠組みを超えたローガンという人間ドラマ。ヒーローの老いを描き、死が近づく中で一人の人間としてどう生きるか。

西部劇の感じのある三世代のロードムービー。その西部劇な雰囲気やローガンの集大
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「あなたの人生についての物語」の映画化と聞いてどうするのと思った。映像化として凄いところはたくさんある。

宇宙船の内部にヘプタポッド文字のデザインと、ビジュアルが新しさがありながら見て納得ができるリ
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.4

ストーリー展開は分かりやすいし、演出も良い。伏線もちゃんと回収していて綺麗に終わるまとまった作品ではあるけど、特別に面白い訳ではない。なんか物足りない。

そもそも主人公がギャングとしては思想が綺麗す
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

悪い映画ではないと思う。終盤の展開は感動的だったし、歌も良かった。ただ、ごちゃごちゃしている印象。

単純に色んな設定が多すぎる気がする。人魚の設定に町の設定に登場人物達の設定と色々ありすぎる。終盤の
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

嘘のような実話。オチは分かっていてもハラハラさせる見せ方は上手。前半は淡々と、乗り込んでからは盛り立てる演出の多様で一気に盛り上げて行く。普通におもしろい。

話は流石に盛りすぎ。最後の空港のところは
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

5.0

前作とは逆のウッディを助けに行く正統な続編。

リアルな世界の裏で起きているおもちゃ達の小さな冒険劇は、前作同様色んなアイディアに溢れている。何よりこの映画の好きなところはバズだけでなく、色んなキャラ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.3

春夏秋冬の一年の出来事を一夜の出来事でまとめる大胆な脚本。すごい芸術的でありながらエンターテイメント性も兼ね備えた映像。オリジナリティ溢れまくりの内容はとにかく楽しい。

人と人の繋がり、縁の話。その
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破裏拳ポリマー(2017年製作の映画)

2.3

vシネマみたい。とにかく安っぽい。アクションは結構頑張っていて良かった。問題はそこ以外。キャラ、ストーリー、演出、CG全てが安っぽい。

キャラは元が昭和の作品とはいえ今更アニメキャラ全開の設定にしな
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.6

劇的な出来事はなく、リアルに静かに淡々と語られる物語。多くを語らずに繊細な心の動きを見せる脚本が上手い。そして、悲しみや葛藤、心の変化を微妙な表現で見せるケイシーアフレックとルーカスヘッジズの演技が素>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

テーマ的にも演出的にもいつものシャマラン。あのコメディとホラーの間というかほぼコメディな感じや、独特な間とかいつも通りで安心。

ただ、シャマラン以上にマカヴォイの独壇場。多重人格で同一人物ながら変る
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

前作から笑いにアクション、感動は増量。前のノリは変えずに楽しいスペースオペラ。劇場全体が笑って泣いての二時間半。文句なしで最高。

物語は前作で世界観やキャラは説明したことで、今作はよりガーディアンズ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.0

大半はクジラのお腹なはずなのにそれを感じさせない。始まりから異常な勢いと、無茶苦茶な展開、色んな表現に溢れていて、一体なんなのか訳がわからない。でもとにかく面白く、最後には人の可能性に感動すらする。本>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.7

あらすじ読んで見たら思ってたのとだいぶ違って驚いた。ミステリー寄りの内容と思ったら、アクションがかなり多い。

アクションが色々すごい。展開が無茶苦茶で笑えるけど、やってるアクション自体はハード。中盤
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.4

スナイパーとの砂漠での追いかけっこするだけの映画。宣伝ではトランプ政権がどうとか言っているが、政治的な要素はほとんどないスリラー映画。

広大な砂漠で逃げ回るだけだが、90分間しっかり緊張感は持続し続
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オーディション(2000年製作の映画)

3.7

ここまで痛みで怖いと思う映画はなかなかない。針で刺すというこちらがどんな痛みがわかるからこその感覚。非現実的なシーンが多いのに、拷問やバラバラの体等の残虐シーンの妙なリアルさ。これらの奇妙なリアリティ>>続きを読む

無限の住人(2017年製作の映画)

2.8

アクションはなかなか良い。アクションシーンは多いし、血が大量の体バラバラの残酷描写がしっかりあって楽しい。原作通りに武器も色んな種類が出るのも良かった。

ストーリーは詰め込みすぎ。凶や百琳達が出てき
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.5

かっこよさやクールさが全くない、醜い銃の撃ち合い。そこが逆に面白い。

そもそもの始まりもアホらしいケンカ。そこから唐突に始まった撃ち合いもなかなか死なない。這いずり回り、文句を言いながら銃を撃ちまく
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.2

ポールウォーカーはいなくなったけど、基本的には今までと同じのワイルドスピード。カーアクション満載のファミリー万歳映画。

ポールウォーカーがいない代わりに前作の敵のステイサムが参戦。すごい悪い奴だった
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.6

前半は事故に向かって少しづつ不穏な要素がたまっていく。ここが正直すこし退屈。

後半の事故の展開は文句なしに素晴らしい。今まで溜まっていたものが泥水と共に噴出。泥水止められず火までもが噴出してからの大
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.7

カーチェイスメインの金庫破り作戦。まるでワイルドスピードメガマックス。ワイルドスピードに比べたら無茶苦茶ではないしゆるい。そのゆるさと軽さが魅力かな。

行き当たりばったりの作戦だったり、マフィア別に
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

オープニングのタイトルの出た瞬間に傑作を確信。ダークナイト以降の暗いヒーローものブームに対し、明るくて楽しい、夢のある映画の良さを再確認させてくれる作品。

それぞれキャラの良さ、70、80年代洋楽の
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ボルケーノ(1997年製作の映画)

3.3

ディザスタームービーとしては珍しい火山もの。死に方が焼け死ぬ、溶けるで派手さはないがエグい。これが流行らない理由かな。

ツッコミどころは多いけどテンポは良くて見やすい。ロサンゼルス暴動事件の影響と思
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

2.4

流石に前後編で約140分は長い。合計で四時間半は長すぎる。

前編同様に詰め込みすぎな気はする。そして、一つ一つのエピソードに繋がりが弱く、作品一つの流れを感じにくかった。そのため、登場人物達の感情の
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.1

1991年のディズニーアニメ版の実写リメイクとしては完璧に近い内容。少しオリジナル要素を追加しているが、元の作品の補足的要素で、元の作品を壊さないようになっていて良かった。

元から良かった曲も使用し
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SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年製作の映画)

4.8

シリーズ毎に映画としてのクオリティが上がり、もうインディーズ映画のレベルを超えた大作。最初のライブシーンのリアルさとかっこよさ、フェスのシーンの壮大さと普通の邦画でもここまですごいのはほとんどない。>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.2

今ひとつ物足りない。死体を見つけてから少しずつバンドを追い込んでいく流れは楽しかった。脱出経路はない。電話も取られた。警察も上手く帰された。どうするのか。

ここまでは良かったけど、敵が余計な事をしよ
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バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.2

とにかく街の撮り方が良い。あまりカットを割らず、しっかり一つ一つののシーンが丁寧に撮られている。ロケーションもタイのリアルな生活を感じさせながら、時に桃源郷のような幻想的な美しさもある素晴らしいものば>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.4

20年の時を経て再集合した続編。スコットランドは発展して大きく変わった中、変わることができなかった彼等。サイモンのパブと同じように時に取り残された彼等の存在は情けない。

ダニーボイルの演出は前作以上
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

この映画はダークナイトというヒーロー誕生譚。アメコミヒーローはリアルな世界で存在できるか。この映画でバットマンは選択を間違い続ける。自身のヒーローとしてのルールによって。そして、ラストに大きな決断をし>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.2

良かったところはバセットハウンドのガブリエルが可愛い。傀儡謡が流れたこと。

中途半端というのが率直な感想。色んな攻殻機動隊シリーズを混ぜたストーリーは説明も多く分かりやすいが、押井作品のような深みは
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SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜(2010年製作の映画)

4.4

気付いたらB-hackと同じ三十路。アユムの気持ちがよく分かる。

昔を思い出しラップをする彼女らが本当に楽しそう。そこからのプールサイドのライブや、三十路という現実を突きつけられる流れがきつく泣けて
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

4.2

重く、きつい作品。ただ家族に会いたいという純粋な気持ちが、国家の幸福論に振り回され壊されていく。

韓国で酷い尋問にあい、帰った北朝鮮でもまた同じ目にあう。お互いの国家はあっちとは違うと言いながらやる
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

4.4

脚本は微妙。金子監督の美少女趣味やオカルト感が行き過ぎていて、リアルとファンタジーのバランスが悪い。1,2がリアル寄りだったのもあり、その違和感はかなりある。

前田愛は可愛いいし、雰囲気も合っていて
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

ホラー映画の名作ではあるんだけど大して怖くはない。しかし、異常に不気味で恐ろしい。音楽や効果音がより強調している。

そもそも、ジャンルもはっきりしない。霊が出るけどあれは本当にいたのか。お父さんが狂
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