オクやんさんの映画レビュー・感想・評価

オクやん

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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.7

明らかにバレエを習ってる中学生?高校生?らしき女子(5~6人ぐらい)が観に来てたので、もうちょっとバレエ要素を取り入れても、よかったんじゃないかなぁと思った。その子の為にもね。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

2.5

いわゆるボーイ・ミーツ・ガール的な内容だが、いかんせん主人公2人に魅力が全くない。ストーリー的にも、なんかパッとしない。病はなんなのか、また主人公が突然丸坊主になったり、男の素性が全く不明だったりとか>>続きを読む

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.5

まず驚いたのは中国人は、世界中、どこでも居るのだなぁということ。異文化コミュニケーションを料理を通して描いた今作品。内容的には、よくある話ではあるが、悪くはなかった。ちょっとコミカルで尚且つほろりとさ>>続きを読む

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

3.0

絵画チックな街舞台を背景に、ある家族を描いた物語だが、ストーリーの重点が金にまつわるだけに、ちょっと下衆な感じがしてやや興ざめ。もっと別のテーマで制作できなかったものか。それに、あの内容での2時間30>>続きを読む

夏時間(2019年製作の映画)

3.5

10代の少女オクジュと弟のドンジュは、父親が事業に失敗した後、父親と一緒に祖父の家で暮らし始める。幼いドンジュは新しい環境に馴染むが、オクジュは居心地の悪さを感じている。離婚寸前の叔母まで住みつき始め>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.5

原作は曽根圭介による同名の犯罪小説。なぜ今まで日本で映画化されなかったのか疑問に思ったが。
両親から継いだ飲食店がつぶれ、じり貧に陥ったジュンマンに生活を一変させる好機が訪れる。アルバイト先のサウナの
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

北欧らしい静かなる内容作であった。音楽も一切排して。まるで抒情詩を描くか如く主人公の抑揚が効いた、それでいて内なるものを秘めた演技の作風は小津を師と仰ぐだけのことはある。
第32回東京国際映画祭グラン
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秘密への招待状(2019年製作の映画)

3.0

あまりにもストーリーが出来過ぎている。過剰なまでに。ジュリアン・ムーアがすっぴん顔をさらけ出してまで頑張っているのに、なんか勿体ない起用だなぁと思ったが、本人自体、今作品をプロデュースしてるので、なん>>続きを読む

私は確信する(2018年製作の映画)

3.0

実際にあった事件を映画化したとのことだが、主人公ノラが架空の人物であることを知り、若干興ざめしてしまった。法廷劇は、やはりハリウッド映画の方が一枚上手な気がしたのは、わたくしだけでしょうか・・・

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.5

離婚調停真っ最中の文無し運転手の男と香水の調香師として名をはせた女が出会い、お互いの欠点を補いながら成長を遂げていくというヒューマンドラマ。運転手の吐息だけでタバコの銘柄を的中させたり、手を洗った石鹸>>続きを読む

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.5

英国の文豪、ディケンズの自伝的小説「ディヴィット・コパフィールド」が原作。「スターリンの葬送狂想曲」のアーマンド・イアヌッチ監督が登場人物を丁寧に描き、軽快ながらも滋味きくすべき作品に仕上げた。
苦難
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.5

1961年の軍事クーデターで権力を握り、63年から16年にわたり韓国大統領の座に君臨したパク・チョンヒ。79年10月26日、彼は、大統領直属の情報機関だった韓国中央情報部(KCIA)の部長に暗殺された>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.5

ポーランドで起きた実話に基づく。アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。
内容は少年院で聖職者に憧れを持った主人公が出所後に向かった村で新任の神父と勘違いされたことから身分を偽り再出発を果たすが
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ブレスレス(2019年製作の映画)

3.0

妻を救えなかった自責の念から、何故SMに走ったのかが、よくわからなかったが、窒息プレイで幻覚の中で妻と会えるとなると、わざわざ他のプレイを要求しなくても済みそうなもんだが、そうはいかないところに何かの>>続きを読む

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.0

うそが奇跡を起こす愛の物語。
愛が遅すぎることはないということを、この映画は伝えている。まぁ、現実は、あそこまで甘くはないけどね。

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.5

ゲイの女子高生がプロム参加をPTA採決によって拒否されたニュースをトレンド検索で見つけたミュージカル俳優たちが、売名目的で現地に押し掛けてハッピーエンディングに協力していくミュージカル映画。
この映画
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

2.5

遊園地で働く自閉症気味の女性がムーブイットと呼ばれる絶叫マシンに一方的に恋してしまい、上司、母親、母親の彼氏らを巻き込んで荒唐無稽な騒動を起こしていくファンタジー作品。人間が嫌いというわけではなく(上>>続きを読む

キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

3.0

2015年、ロンドン最大の宝飾店街の貸金庫から現金や宝石約1400万ポンド(20億円)が盗まれた「ハットンガーデン事件」。その金額の大きさとともに窃盗団の平均年齢が60歳を超える高齢者集団だったことが>>続きを読む

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.0

失業した40歳独身女性の映画プロデューサーの日常生活を追いながら人生の転機について優しく問いかけたような作品。女優の家政婦をしたりして当座の生活費を稼いだりするのだが最後にチャンシルさんは映画製作の現>>続きを読む

この世界に残されて(2019年製作の映画)

3.0

1948年のハンガリーを舞台に両親をホロコーストで亡くした16歳の少女と妻子をやはりホロコーストで失った42歳の婦人科医師の二人が、心を通わせながらお互いの痛みを癒していくプロセスを、ソ連による弾圧を>>続きを読む

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.0

となり合わせのアパートメントに住む不眠症の男レミーと過眠症の女メラニーがすれ違いを重ねながら最後に運命的な出会いを果たすというパリを舞台にしたラブストーリー。
冒頭レミーがいきなり車内で倒れ病院に担ぎ
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また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.0

ハリウッドを代表する往年の女優スター4人が集まって、ブッククラブと言う名の下、課題の本を読み感想を述べ合う、いわばお茶会のようなものを舞台にそれぞれの人間模様を描いた本作品。
とはいうものの、出て来る
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.0

「市民ケーン」の脚本家としてオスカーを獲得したマンクことハーマン・J・マンキーウィッツの波乱万丈の人生を描きながら、1930年代のハリウッド・メジャースタジオの内幕も垣間見せたバックステージもの。一度>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

セレブ一族に玉の輿で嫁入りしてきたヒロインが妊娠を機に異食症を発症、ガラス玉や安全ピンをはじめとして本のページや土に至るまで手当たり次第に飲み込もうとする彼女と阻止しようとする家族の対立を描く異色のス>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.0

子育てに忙殺され好きな道を選択できず薬物依存症になった母親(エイミー・アダムス)と13歳で妊娠して故郷を捨てた祖母(グレン・クローズ)の複雑な母娘関係に、法学部に通うエリートタイプの息子の心情を絡ませ>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.0

最近よくブラジルの映画を観る。これもコロナの影響でハリウッド映画の配給が滞っている影響だろうか。
で、今作品。前半はなんかよくわからん、なにが言いたいのだろうかと、UFOも出現したりとか。あまり芳しく
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.0

テレンス・マリックにしては、とてもわかりやすい映画「名もなき生涯」の2年前に作られた今作品。はっきりいって、この映画は内容が全くわかりません。ストーリーもあってない様な物。いや、ほとんどないでしょ。(>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

ひとつだけ願いをかなえてくれる謎の石に振り回されながら、ヒロインの恋人とのロマンスやヒロインに憧れ、偽のワンダーウーマンになった女とのバトルを描いた作品。
オープニングで少女時代のヒロインが、大人たち
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.0

悪くはないけど、話に厚みが無いと言うか、全てが予定調和通りで脚本に全く工夫が無い印象。キャラはそれぞれ立っているのに残念な内容でした。肝心のお菓子も、さほどスポットライトを当てられてるわけでもなかった>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.0

ちょっと期待値が高かったかな。最後、あのような展開は予想外であった。まぁ、クリスマスらしいと言えばそうかもしれないが。
ヒロインは魅力的であるかと言えば、若干微妙ではある。にしても全編ワム&ジョージマ
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.0

冷戦終結後の1990年にソ連からイスラエルに移住してきた声優夫婦の暮らしぶりを通して戦争や移民問題を皮肉たっぷりにあぶりだしたヒューマンコメディ。フセインによる毒ガス攻撃に備えて市民にガスマスクが配給>>続きを読む

ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

3.0

鑑賞前は、少女の眼を通して悲惨な戦争を描いた作品かと思いきや、全く肩透かしをくらった内容だった。これといって危険な目や戦争そのものを描いてはおらず、ましてやナチスさえ出てこない。ちょっと面食らってしま>>続きを読む

ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.0

悪くはないけど、良くも無い。中盤まで、ひたすらDV夫から逃げまわるシーンの連続で物語に全く厚みが感じられない。また、手助けしてくれた店のオーナーに恋心を寄せるなんて、ストーリー的に安直過ぎやしないか。>>続きを読む

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.5

済州島を舞台に売れない詩人とドーナツ屋店員とのプラトニックな関係を描いた異色のヒューマンドラマ。詩人は青年が店のトイレで女性客とセックスしている場面を目撃して勃起、その直後に産婦人科で精子のサンプル採>>続きを読む

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.5

久々に、なんかハリウッドらしい映画を観たような気がする。最近はハリウッドからの配給が少ないせいか、各国の映画を観る機会が増えてるのだが、どうもイマイチの作品が多かったような・・・
いわゆる王道のサクセ
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