mstさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

殺人か事故かを暴くために証言が二転三転する手に汗握る法廷バトルなどではなく、きっとどの家庭でもあるであろうレベルの子育ての問題、作家としての創作活動の行き詰まり、夫婦生活に性嗜好…といった極めてプライ>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

二転三転して誰が味方か先が想像できないストーリー、キングスマンを彷彿とさせる音楽に乗った華麗なスパイアクションにラブロマンスと、まさにお祭り映画といった感じです。話が難しくないので気軽に見れるし、観る>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

4.0

KUBOのスタジオライカ最新作!
一人ぼっちのビックフットが雪男を仲間であると信じ、冒険家として名を馳せたい貴族のライオネルと一緒に地球半周の大冒険。
ストーリーだけ聞くと子ども向けっぽいけど身勝手で
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劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX(2019年製作の映画)

4.5

名作ごんぎつねのストップモーションアニメ。木彫りの素朴な人形がとてもいい味を出している。水滴の表現がかわいくも美しい。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「何かの映画のマティアス×マキシムというカップリングの雰囲気二次創作同人誌」というレベルの説明不足で、つくづく前提を共有した上で読んでもらえる二次創作のありがたさを痛感した。

感情に折り合いがつかず
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.2

スコットランドで巡査部長に就いているハウィーはサマーアイルという島で少女が行方不明になったという匿名の手紙を受け取る。厳格なキリスト教を信仰しているハウィーには到底受け入れがたい原始的な宗教を信仰して>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.8

酷いタイトルの割に評価が高いので気になって観てみたらタイトルで損してる映画だった!!!

妻を殺した罪を着せられた時間軸を何度も繰り返す建物に閉じ込められた男の話で、ループする度に少しづつ妻を殺すに至
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.9

紀伊カンナ先生のカラーイラストそのままの色彩で、コミックスでは白黒だった沖縄の美しい風景がフルカラーで見れるのはとても良い!
おばあちゃんの民宿は原作よりしっかり描かれていて、駿の置かれている状況がわ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

過激な活動家のアレハンドロに誘われて、森林の開発から原住民・ムハ族を守ろうとしたジャスティン達だが、飛行機事故をきっかけにムハ族の村に捕らわれてしまう…ムハ族は食人を文化とした民族で、ジャスティン達は>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

4.0

ホラー映画にカテゴライズされているけれど、原作者の娘が破傷風に罹った時の体験を基にした小説の映画化です。

なので医療ドキュメンタリー映画に近く、メインは発病から入院5日目ぐらいまでです。

この映画
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ホステル(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アメリカから旅行していたバックパッカーの若者達が、旅先で勧められた最高のホステルで酒やセックスを散々楽しんだ後、目覚めると謎の施設に監禁されており、拷問されて殺されてゆく…というストーリー。

狂った
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても…泣きました…。

ネット上でジョーカーと立場が似ているというレビューがあり、気になって観ました。

都会で育ち、年相応に幼稚だった少女が、周囲の人々(幽霊と妖怪を含む)に支えられ、両親の死を乗
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

誰の目線でストーリーを追うかで映画の評価が全く違うというすごい映画。
私はこの村に他所からやってきたモブ目線だったので、この映画に感じた感情は「周囲が理解できないことに対する恐怖」「社会的生物として社
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.5

泣いたと言っている人が多いことに納得。
100件のレビューを読むより一度観る方が良い映画です。
心が疲れている人は特に。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.5

画面がどこを見ても本当に美しい!
この一言につきます。

ストーリーも北極点到達を目指して行方不明になった祖父を探しに行くというシンプルなもので、説明的なセリフが一切ないのにサーシャの身分、置かれてい
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

3作ずっと追いかけてて本当に良かったと思わせてくれた映画でした。

とても良いラストだったと思います。

3だけ観てもストーリーはわかる映画だとは思うけど、ただのドラゴンと人間が住み分ける映画で終わっ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何の脈絡もなく登場する先住民族!
頑張るアラフォールーザーズ!
襲い来る作画・漫☆画太郎のババァ!!
先住民から教えられた謎儀式!!!
武器はやはり庭に落ちてた棒!!!
27年を経て始まるラブロマンス
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

親からの虐待、障害、不安定な社会、絶対的な格差。
毒親に人生をメチャクチャにされてる身としてはジョーカーの存在は全然他人事じゃないと思ってしまった。

社会的弱者の自分が人を殺す力を得てしまったら?
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あの殺人人形のチャッキーにAIが搭載されたと聞いて観に行きました。

感想としてはIoT時代のヤンデレ。

アンディを独り占めしたくてアンディを嫌な目に合わせるヤツや、アンディと自分との仲を邪魔するヤ
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

黒い天使や死の天使と呼ばれる実在するアルゼンチン史上最悪の連続殺人犯を基にした美青年犯罪者の話。

殺しにも盗みにも何の疑問も恐怖も罪悪感も持たず、当たり前のように淡々と実行していく様は、なるほど死の
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氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

3.8

フィギュアスケートはテレビで見る程度で特に選手の名前にも詳しくはないけれど、男子フィギュアスケートをバレエを取り入れて今の芸術的なスタイルに押し上げた人ということで鑑賞。

今のスケーターが上手くない
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎に母と姉の3人で引っ越してきた主人公が襲われた凄惨な事件から16年―主人公はホラー作家となり、実家には生き延びた母と事件により精神を病んだ姉が暮らしていた―。

というあらすじがすべて嘘。

16
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ポラロイド(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アンティークで買ったポラロイドカメラ。
カメラを買ってからというものの、主人公の友人2人が謎の死を遂げ…たところまではいいけれど、そのカメラに写ったものは死ぬということに気づくのが早すぎる。

カメラ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

誰かの幸せを願った少女と、少女と世界を秤にかけて少女を選んだ少年の話。

作中に断片的に流れる「愛にできることはまだあるかい」がエンドロールで初めて全編通して流れるので、歌詞とストーリーのリンクにハッ
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劇場版パタリロ!(2018年製作の映画)

3.5

観てると細かいことが何もかもどうでも良くなって、IQが3ぐらいになる映画(最大級の褒め言葉)

チープなCGと突然始まる歌謡曲は疲れた心に最適。
この映画の最高なところは見る人を選ぶところで、最低なと
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

トイ・ストーリー4は私としては★5だけど「おもちゃとしての存在意義」を問うストーリーなので、賛否両論となる映画だと思ってます。 

そもそも「持ち主のいるおもちゃが幸せ」というウッディの主張と「子ども
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