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海辺のエトランゼのmstのレビュー・感想・評価

海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)
3.9
紀伊カンナ先生のカラーイラストそのままの色彩で、コミックスでは白黒だった沖縄の美しい風景がフルカラーで見れるのはとても良い!
おばあちゃんの民宿は原作よりしっかり描かれていて、駿の置かれている状況がわかりやすいです。

その代わりストーリーは細かいところは大分省いて上手く1時間にまとめたという印象なので、原作を読んでから見ると実央の親戚宅での様子もないし、2人の心の動きみたいなものが大分物足りなく感じるかも。
モノローグも省かれてるので、実央が帰ってくるまでに駿が小説で入賞したことなども気をつけて観ていないとわかりづらいです。

なので「原作未読でアニメ映画が好き」という人が観るのではなく、原作を読んでいる人向けかと思います。

また、PG12のため、父兄同伴の小学生が観にきているのは完全にレーティングのミスだと思います。
キスシーンとベッドシーンで騒がれました…。
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