バニラさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

バニラ

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時の面影(2021年製作の映画)

3.0

キャリーマリガンの新作がNetflixに。
実話を元にしている作品、発掘のお話しに時代背景の戦争も絡んで忠実に描かれてた。
遺跡発掘のロマンについてはわからなくて、プリティとブラウンが信頼していく姿に
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開「明け方の若者たち 」のアナザーストーリーを。
本編は僕目線らしい、本編を観てないので先に観てはダメなのかも。
ストーリーは夫の若葉竜也が海外転勤に、日本に残った妻の黒島結菜は年下の北村匠海を
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.0

出産の大変さはもちろんマーサの叫びで状況が悪いのがわかる描写、最初から厳しそう。
赤ちゃんを亡くした悲劇からその後を描くが特別なストーリーはなくてあるのは悲しみ。
全てが重かった。
自分も今は見ようと
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.4

仕事にやりがいを得るも周囲の雑音に傷つき揺れる独身女性マミを田中みな実がリアルに演じる。
独身女性も30過ぎれば田舎の親からの電話はお決まりで、仕事にしっかり向き合ってる現代女性には身につまされるお話
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

母が他界し10年後に恩師を訪ねるシャーロットの復讐劇とは。
チェロ奏者として期待されていたシャーロットが母親の介護で夢を諦めるだろうか、物語は最初から疑問で始まる。
主演は「元カレとツイラク」のアリソ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

中年女性レダは海辺の町を訪れる、バカンスなのに嬉しくなさそうな始まり、若い母ニーナと幼子を見るレダの瞳には悲しみが漂ってた。
「子育ての責任は人を押し潰す」冒頭の言葉がわからなくて、考えながら観た。
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

訪れた者の願いが叶う「ファンタジーアイランド」5人の招待客の運命は。
島に到着したらすぐに夢の話し、5人それぞれの夢がピンとこなくて物語には入れず。
豪華な別荘でのパーティーはムダなお金かけすぎだと気
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

「みんかい?」参加させて頂きました。
妖艶な姉妹なのに人魚ならホラーとしか言えない、ホラーなのに清々しさもあった。
最初に人魚の尾になるシーンでは異様に尾が大きいのにビックリ、尾っぽ見たら普通は大騒ぎ
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

夫を交通事故で失った良子と息子の純平に降りかかる災いの数々、社会的弱者の姿をこれでもかと見せる展開は厳しかった。
人物の心理を考えながら、役者の演技をミニシアターで観る作品。
「夫を亡くした意味を考え
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レミニセンス(2021年製作の映画)

2.9

記憶潜入ビジネス「レミニセンス」他人の記憶に入ることが出来る主人公ニックが事件に巻き込まれる近未来サスペンス。
温暖化で陸地が水に浸かる世界、物語へのつながりが期待した地球規模なSFではなくて拍子抜け
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

17歳のオータムは望まぬ妊娠をしてしまう、いとこのスカイラーと共に中絶の為にニューヨークへ向かう。
映像は2人の表情を捉えるドキュメンタリーみたい、シドニーフラニガンとタリアライダーの演技は自然体、2
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.7

センスで撮る鬼才ジムジャームッシュ監督らしさ、見せる静寂に本物がある感じ。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」武士の精神を説いた古典「葉隠」を座右の書として生きる孤独な殺し屋ゴーストドッグ。
殺しは感
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

キャシーとニーナは明るい未来が約束された女性だった。
キャシーのもうひとつの顔とは。
スリラーだと思ってたので意外に印象とは違って、シアターで観て考える作品でもあった。
酔ってしまった女性ならレイプに
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.4

紛争中の北アイルランドでレコード店を経営するテリーフーリーの半生を描く。
1970年代の内戦に揺れる北アイルランドの社会背景も重要なドラマの一部になってた。
北アイルランド紛争が何かは知らなくて、ポー
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ドント・レット・ゴー ―過去からの叫び―(2019年製作の映画)

2.9

刑事のジャックのもとに殺されたはずの姪アシュリーから電話が、殺される前のアシュリーだと気づいたジャックは彼女の命を救うことが出来るのか。
大まかにとらえるとトラベルしないタイムトラベル、会話で過去と連
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

2.8

挫折や苦悩を乗り越えるストーリーは想像の範囲だったので特別に驚きが待っていた訳ではなかった。
「ブリテンズゴットタレント」番組の歌声はご本人らしくて、もちろん凄いが口パクは残念ここはジェームズコーデン
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

機内で暗殺者に遭遇したホテル従業員リサは父を殺すと脅され理不尽な要求を突き付けられる。
なかなかパニックにならず、最初は何を見せられてるのかなと前置き長くて期待外れ。
離陸後によく分からない脅迫でパニ
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パートタイム・スパイ(2017年製作の映画)

2.3

ヨンシルは国家安全保障局に臨時採用され詐欺組織への潜入捜査を任される。
詐欺組織には刑事ジョンアンが潜入していた。
万年フリーターのヨンシル、上司をなんて呼べばに「アナタ」はコメディ、そもそも「私に助
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ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

カンボジアの少年チャクラがタイへ働きに出るが騙されて奴隷船で漁業に従事させられる。
なぜチャクラが奴隷船に乗る事になったのか、前置きは貧しさしか描かれてなかったので最初は物語に入りにくさもあった。
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アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

巨大ハリケーンでヨットが大破しカップルが41日間太平洋を漂流するお話し。
壊れたヨットで錯乱するタミーの現在とリチャードと出会ってから恋に落ちるタミーの過去が交互に描かれていく。
ヨットシーンは迫力満
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

2.6

自分の不注意で娘レオニーを死なせたダビッドは偶然見つけた「どこでもドアならぬ通路」で5年前の世界に戻って娘を助ける。
サスペンス色の強いタイムトラベル、話の広がりはまさにパラレルでした。
マッツミケル
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

3.7

内戦で家族と引き裂かれたアグー、反政府軍の少年兵として生きることを余儀なくされる。
作品が映画として成立してるのか、描写が凄すぎて目を背けたくなるほどです。
冒頭で母との別れと父の虐殺、あまりに壮絶な
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アルマゲドン2012(2010年製作の映画)

1.4

牛乳を何度もこぼしてパンケーキが作れない自閉症のテリーが地球を救うお話し。
地上波地方局のお正月深夜劇場、寝たほうがよかった。
小惑星がもたらす未曾有の天変地異を描いたディザスタームービー、マーキュリ
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ホペイロの憂鬱(2017年製作の映画)

2.2

サッカーに興味があるかどうかで評価は変わりそう、クラブを支える裏方の姿をリアルに見せて大変さが受け取れました。
坂上役の白石隼也「選手がプロならスタッフもプロであれ」爽やかさありました。
ヒロイン水川
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.4

ジャックニコルソンとモーガンフリーマンの演技に注目しながらの再鑑賞、2人のちょっとした会話にも味わいがあった。
ストーリーのやりたいことにはお金の問題が前提も事実なので、限られた人しか出来ない事として
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プレッシャー(2015年製作の映画)

3.4

深海でパイプラインの補修にあたる4人、嵐で母船が沈没して水深200メートルで孤立してしまうサバイバル。
「嵐が近づいてる」この一言で厳しそうだなと、最初から重苦しい描き方だった。
突発で集められた4人
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.1

目の前で両親を撃ち殺されたナットは宿敵ルーファスが刑務所を釈放されると知り復讐するために昔のギャング団の仲間を集める。
エンターテイメントな西部劇は冒頭から緊張感あったので目が離せないと思ってたら、中
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フラクチャード(2019年製作の映画)

3.2

レイは怪我をした娘を連れて救急外来を訪れるが、妻と娘がこつ然と姿を消してしまう。
ミステリーで面白そうな始まりなのにいつまでも盛り上がらない感じの前半。
ずっと不穏なムードです。
確かに病院はスタッフ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

プロダンサーを夢見るフランシス、夢を追いかけるも現実を見せる。
人生と向き合っていき、大人へと成長していく姿が描かれてた。
早くも来るのか街を颯爽と駆け抜けるフランシスを見てると力がみなぎり震えが来る
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Noise ノイズ(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

秋葉原通り魔事件をモチーフに、病的な現代社会を生きる人達を描く。
通り魔事件の衝撃を思い起こさせる危ない雰囲気があって、秋葉原の風景も役者の姿もドキュメンタリー風に見せてた。
通り魔事件で母を失うミサ
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君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

3.6

伝説の海女ケチュンは孫ヘジと二人暮らし、ある日市場でヘジが行方不明になってしまう。
ヘジの行方不明は誘拐みたいな表現で、韓国だから厳しそうだなと。
海と空はどっちが広いか、意味はあるのだろうか。
12
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

家族と幸せに暮らすドミニク、弟ジェイコブが関わる世界的陰謀を阻止するためにファミリーと共に闘う。
デイトナレースで父親を失う過去が描かれる冒頭から、ワイルドスピードらしい原点に戻るのではと期待したけど
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.6

殺人事件の容疑者を弁護するヤンは、目撃者である自閉症の少女ジウと交流を重ねていく。
ありがちな裁判ストーリーではなく、人としての正しいあり方を問う物語。
チョンウソンの演技力が作品の魅力でもあった。
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

10年前にタイムリーリープしたタケミチは元恋人ヒナタを救うミッションに挑む。
いきなりホームから突き落とされて過去へ、ストーリーは人気コミックの実写化なのでファンの為の作品でヤンキー兄ちゃんバトルだろ
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

植物研究家でシングルマザーのアリスは息子ジョーへの贈り物として、研究途中の新種植物リトルジョーを自宅に持ち帰る。
「人々を幸せにする香り」のリトルジョーが変異するホラーだろうなと興味深く観れた。
植物
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前作以上の極悪党が集結、罪と命を引き換えにした任務に。
悪党たちの結末は生き残るのは誰か、理屈なしで楽しみましょう。
過激なアクションで見せるスプラッター描写が凄い、意味ありそでない会話や奇行のオンパ
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