バニラさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

バニラ

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ラヴソング(1996年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

中国本土から香港に出稼ぎに来た男女の10年にも及ぶ愛を描く物語。
レイキウは仕事をこなし強く生きる女性、彼女に惹かれるシンクワンは故郷に婚約者を残してと心情は複雑ではあるが恋物語はシンプル。
2人の女
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.8

残り少ない命の僕が悪魔との契約で世界から一つ何かを無くし一日の命を与えてもらう。
あり得ないと思って見たら世界観に入れないので、妄想の世界と捉えた。
もう一人の自分が悪魔に、佐藤健が僕と悪魔の一人二役
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

3.5

誰が一番醜い女性をパーティーに連れて来られるかを競う「ドッグファイト」ゲーム、海兵隊員の青年のお話し。
最終はおふざけのつもりが本気で恋してしまう青春ラブストーリー、リバーフェニックスとリリテイラーが
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

このタイトルにジャケットは観るしかない、厳しい話だろう情報無しで観賞。
画家ペトラは制作の為に彫刻家ジャウメの邸宅へ、彼女の本当の目的はジャウメが自分の父かどうかを確かめることだった。
求めるものは「
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

2.2

リラックスして観れるだろう、オリジナルはイタリア版「おとなの事情」韓国版も観てたので新鮮味が無いのは仕方ない。
内容は違いを探して観てた。
初見であれば面白い。
そもそもこの設定、日本では絶対にスマホ
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堕ちた希望(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

マリアは人身売買組織の手先として生計を立てていたが自身の妊娠をきっかけにどん底の人生に希望を見つけ組織から逃げる道を選ぶ。
売春宿で働かされる女性たち妊娠した子供は人身売買へと、人としての尊厳もない世
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場で観たくて選んだのはホラー、ジェームスワン「ソウ」の衝撃が欲しくて。
殺戮を目撃する悪夢に苛まれるマディソン、夢で見た殺人が現実で起きていることを知り自らの秘められた過去に導かれていく。
いきなり
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

父親のDVが原因で両親が離婚調停に、母と姉と共に家を出る少年ジュリアンの目線で。
離婚にもいろいろあるけどこれは泥沼、父親アントワーヌは最初から犯罪レベルのDV、中盤は悪質ストーカーで最後はとうとう精
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.3

死刑廃止論を題材としてサスペンスタッチに描く物語、「死刑」をずっと考えさせられて怖さがあった。
レイプ殺人の罪で死刑判決を受けたゲイルから指名されインタビューする事になるビッツィーの目線で描く。
何も
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

2.8

プレスリーを生み出した街メンフィスを舞台に3つの物語が交差するオムニバス風な作品。
難しく考えずに見れた。
ヨコハマパートの永瀬正敏と工藤夕貴、トランクをお猿のかごやみたいに吊り下げ観光してホテルへと
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

犬のサロンを営むマルチェロは愛する娘との時間やサッカーを楽しむ普通の男。
物語は大人の世界のイジメみたいな感じ、役者の演技に緊張感があって引き込まれた。
温厚で小心者なマルチェロなのに麻薬を楽しんでて
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

山岳郵便配達員の父が足を悪くして息子に仕事を譲ることに、息子は父の最後の郵便配達に同行し仕事を教わる。
危ない山岳の道を二日三日かけて配達する過酷な仕事、自分なら半日でギブアップ。
父に反発もありがら
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.7

ペトリは失恋をきっかけに何故か自分の部屋のすべての持ち物を倉庫に預ける行動に。
たくさんのモノに囲まれた現代の生活に疑問を持つことで本当に大切なモノは何かを問う、思考の変わった作品。
見慣れないフィン
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画を心の支えにしてるセシリアと映画の中から出てくるトムのラブストーリー、お話しは完全なファンタジー。
綾瀬はるかの男性版で楽な気持ちで観ましょうの作品。
「ローズマリーの赤ちゃん」での怖い役の印象が
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笑う故郷(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ノーベル文学賞受賞のダニエルは故郷サラスの名誉市民に選ばれ40年ぶりに故郷へ。
帰国の機内までは称賛されヒーロー扱い、ところが貧しい町サラスは車も古くて何度もトラブルとお国の違いも描いてた。
最初はち
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スキャンダル(2019年製作の映画)

2.8

ある程度は全貌が見えてるので、物語よりも演技を楽しむ作品で。
いつの時代も何処の世界も女性蔑視は残ってる、年配で地位ある男性にセクハラが多いのは過去に間違った経験や教えを自分勝手に解釈してるのだろう。
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自由の幻想(1974年製作の映画)

2.5

ナポレオン軍占領下のスペイン、「自由くたばれ」と叫び処刑される映像から一転して現代のパリへ「自由の幻想」となる挿話がリレー形式で描かれる。
はい、集中できず意味はわからない。
空に丸く大きい夕日、建物
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.1

はづきとあおいは性格も違い交わることの無いクラスメートだったが、あるお婆ちゃんとの出会いをきっかけに交流を持つ。
W主演となる萩原みのりと久保田紗友、若手女優さんの活躍が多くて名前が覚えられない。
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メリー・コルヴィンの瞳(2018年製作の映画)

3.7

戦争ジャーナリスト、メリーコルヴィンの半生を描く作品、過去観賞の「プライベートウォー」の本物映像となるドキュメンタリーを。
スリランカで銃撃戦に巻き込まれ左目の視力を失う悲劇、それでもシリア紛争を全世
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Daughters(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

中目黒のマンションでルームシェアする小春と彩乃、仕事もプライベートも充実している女性2人の等身大の物語。
監督さんの感性かな、明るさの使い方やズームなど独特なセンスを見て取れた。
街のショットや仕事の
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娘よ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

対立している部族長の花嫁に指名された10歳の娘ザイナブ、母アッララキは部族の掟を破り娘と逃亡を図る。
歳の差婚の許容年齢は加トちゃんまで、爺さんに10歳の少女はあり得ない犯罪レベル。
断れないなら逃げ
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ループ物は好きなジャンル、メキシコとなると一味も二味も違ってた。
無限ループに閉じ込められた悪夢を描くスリラー、前半からすぐ引き込まれるが何故にループするのかは予測もつかない。
犯罪者の兄弟と刑事が建
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.0

誰もが憧れる美男ブラッドピットと美女アンジェリーナジョリーが活躍するスパイアクション。
アクションの迫力あるもスパイの緊張感は無いので見方によってはコメディを楽しむ感じ。
夫婦に秘密の一つや二つ、旦那
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エグザイル/絆(2006年製作の映画)

2.8

組織を裏切ったウーの元に次客の2人と助ける2人が、再会する5人の親友たちの絆は。
冒頭に突然の銃撃戦なのにその後は5人で食事にこれはなんとも。
友情を取り戻そうとする男たちが手を組むにしても解りにくい
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.3

「みんかい?」2回目の参加です。
妻を亡くしたデニーロじいちゃんなのにあっさり振り切り元気満々、若い女性へのムラムラが燃え上るとはこれ羨ましいとも。
吹替えの下ネタは成人指定、ファミリーで見て問われた
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

3歳の息子ポンポンが行方不明に。
三年後に発見され戻ってきた息子は育ての親を慕っているというツラいお話し。
児童誘拐の厳しい状況を描き、ベースに中国「一人っ子政策」の社会的な一面や「被害者の会」での嫉
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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.3

両親が虐殺され声を失ったチェチェン人の少年ハジが生き別れた姉弟を捜す。
悲しい作品が続いてメンタルも落ち込み「あの日の声を探して」タイトルを信じて祈るように観てた。
少年ハジを演じた子役さん、声を失う
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

道端に置かれた車の中からナチス大尉の軍服を手に入れた脱走兵ヘロルトが支配者へとのし上がっていく物語。
ヘロルドは実在の人物ということにも驚いた。
孫にも衣裳とは軍服で人は変われるんだ、嘘をついてシラを
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おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

危険な紛争地域カブールで取材を続ける報道写真家女性レベッカの姿を描く。
紛争の迫力は動で家族との安らぎは静、対比されて緊張感あった。
自爆テロ集団への取材から危ない雰囲気が出てて、爆発に巻き込まれても
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.7

平壌で暮らすヨハン一家、父が政治犯の疑いで逮捕され一家は強制収容所行きを命ぜられる。
生き地獄とはまさにこの事か、あまりの酷さに直視できなくて緊張の連続に息苦しくなった。
アニメーションながら映像もリ
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(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

船で暮らす老人と少女のお話し、そもそも親族でもないのに何で歳の離れた男女がと疑問、ラブストーリーには無理ある設定。
全裸の少女の身体を拭く老人、少女に知能障害があるのかと思ったくらい。
カレンダーの日
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

過去に観賞、当時よりもさらにそう遠くないお話しになった。
人間になりたいと願うロボットの一生を描く。
スピルバーグ「AI」よりこちらが先、アイデアは評価だろう。
家事用ロボットNDR114は見てくれが
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マーティンはゾンビとして蘇ったナチスの残党に襲われる、これまでの経緯を冒頭で説明してくれる。
「処刑山」の続編らしい。
「俺の腕じゃない悪魔の腕だ」右腕を失ったマーティンが目を覚ますとナチゾンビの腕が
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.0

過去に傷もつクリスティアンの目線となる働く人達の物語、フランツロゴフスキは見たことあると思ったら「水を抱く女」の潜水士さんだ。
どことなく暗い雰囲気は悪いことが起きるのかなと緊張しながら見てた。
仕事
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

優等生だったデレクは父親が黒人に殺害されたことでネオナチのリーダーとなる過去から。
回想シーンをモノクロで描くのも分かりやすく感情移入できた。
白人至上主義を貫くデレクが黒人殺害事件を起こし刑期にと。
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冷たい水(1994年製作の映画)

3.1

つまらない日常に耐えきれず少女クリスティーヌは同級生の少年ジルと万引きを。
クリスティーヌは施設へと送られるがジルとともに森の奥へと逃げ込む。
万引きも家出も青春映画には欠かせなくて。
「ひとりで出て
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