ふくろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.3

笑った。一度もライブに出たこともなくオリジナル曲もないフィンランドの田舎のアマチュアメタルバンドがノルウェーのフェスに突撃する話。
フィンランドの若者が、寒くて他にすることないから筋トレと酒と女。それ
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

戦争末期のドイツ。ヒトラーに憧れるごく普通の少年ジョジョ。10歳の心優しく少し気弱な少年は母と二人で暮らす自宅の屋根裏にもう一人の住人がいることに気づく。母に匿われたユダヤ人の少女。年上の少女と接>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.2

なんで岸井ゆきのってあんなに全身から可愛いんだろう?あと、小木うるさい。馬鹿みたいなことを大真面目に熱血でやっててなぜか引き込まれる。
ヨーロッパ企画らしいコメディ演劇らしいやる気がなかった参加者一人
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

こんなちゃんと正統を通る面白いミステリは久しぶり。大富豪のミステリ作家の遺産を洋館を舞台にした争い。ヒロインは可愛く、探偵は頭はキレるが自己陶酔の強いダンディおじさん。二重三重のどんでん返しと真犯人の>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

1.8

玉城ティナが綺麗お姉さんとして出てきて、最後までそのまんま綺麗なお姉さんで終わってしまった。狂気の中で笑う玉城ティナがみたかった

『ビックデータ』や、『ニューラルネットワーク』で、複雑に成長し簡単に
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.2

コメディの皮を綺麗に被っていたたので終盤の展開からのダメージにやられた。そういや、サスペンスって言ってた!!

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

1.2

え、これ面白いの?
藤原竜也のアクがまだ弱いかな。脇のキャラが薄いことを考えると物足りない

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

登場人物は、少し記号的で、この風貌の人物がこの場面にいれば、きっとあんな表情でこんな台詞を言うんだろうなという期待を裏切ることなく穏やかに展開していく。
実際はもちろん違うんだけど全てのシーンが回想シ
>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.3

今年観た中でも一番の映画かもしれない。(2020年まだ1週間しか経験してないけど)

ストーリー的には下ネタ気持ち多めの超王道ラブコメなんだけど、政治ネタが敏腕女性政治家とうだつの上がらない記者の格差
>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.7

思いのほか、良いラピュタ。ムスカを二人に分けて人情味を持たせつつも、悪意の純度を上げて最後にスカッと打ち倒すときの思い切りを強めてるのは悪くない解釈でした。

セル画時代のキャラのイメージを大事にし過
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.7

地味ヒロインが鼻ピアスして帰ってきた!!!遠距離中の彼女のインスタ見たら新しい友達と鼻ピアスして楽しそうにしてたらどうやって接したらいいのかわからなくなる気持ちわかるわー。

テレビゲームならそういう
>>続きを読む

ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.4

原作から30年後の戦い。宮沢りえ特別出演がかなり記号的に上手く嵌まっているが、原作-実写は知らなくても問題ない。
作りとしては紙芝居。一枚絵の構図や色彩は凄い。イベントイラスト間のふんわり具合が青春な
>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

4.3

本格ミステリ(笑)

面白いんだけど、予告編詐欺が嵌まりすぎて本来の客層と違う人たちが集まりすぎててもったいない。
浜辺美波の演じる頭のおかしい可愛い女の子は素晴らしい。好き

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.4

この子が主役なんだな。へぇ、ヒロインも可愛いなって思った次の瞬間におじさんになってるとこがジュマンジらしい。
ボードゲームが、RPGになり、ゲームの世界が現実に出てきた前作とは逆にゲームの世界に入り込
>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.4

わくわくドキドキする。ホラーのようで切なく、そして最後にほっこりする。
なんて表現したら良いんだろう?
この感覚を共有するのは難しい。バック・トゥ・ザ・フューチャーやホーム・アローンの様に子どもの頃か
>>続きを読む

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

1.7

コメディ得意な豪華な役者がいっぱい出てた割に突き抜けた笑いが少なかったのがちょっと残念。これだけの材料が揃ってればもう少しできた気がする。
討ち入りまでのお金周りの話だけど、そういう目線で見るとこの映
>>続きを読む

地獄少女(2019年製作の映画)

2.9

少女と言うには玉城ティナが大人になりすぎていて、重たすぎるウィッグといい違和感は感じずにはいられない。せめて3年、4年前『暗黒女子』くらいの玉城ティナなら妖精っぽさが残ってたので良かったけど。
主役(
>>続きを読む

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

4.4

恵のフラットが崩れてから本当の最後の最後まで映画全編すべてクライマックス。一気に駆け抜けるんだけど、手つなぐとことかキスのとことか後日談とか、これでもかってくらい丁寧に描かれて絶妙に気持ち悪くていい。>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.3

正統な続編を名乗るだけはある。最初から最後まで完璧にターミネーターだった。
サラ・コナーの為の物語であることがやっぱりターミネーターの条件なのだ。
随所に1&2へのオマージュが組み込まれていて、年数を
>>続きを読む

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.7

巨乳の美女を小ボスに寝取られて取り返すまでのお話。課程で中ボスを倒すも大ボスは生きてて次に繋がる?

中身はあんまりないけど、DisneylandやUSJにあったらいい感じの世界観のアトラクションが作
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

スペシャルアクターズが面白かったので視聴。小劇団的な少しわざとらしい演技を逆手に取る手法は、映画が作りたいんだって感じがして面白い。描きたいストーリーが先にあるとか、作りたい絵があってとかじゃなくて、>>続きを読む

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

4.1

オチが良い。良いとこ悪いとこ観ながらいろいろ考えてたんだけどあの終わり方なら悪いとこであげてた分の多くは全部クリアされるというか全く悪くないので、正直もう一度観直したいのだけど、

雰囲気が凄く良いん
>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.9

すこしふしぎが終盤でファンタジーレベル跳ね上がってクライマックス迎える展開が好きなんだ。燃える。
エンドロールで流れる静止画で後日談語る演出も大好物だ。

あおいもあかねも理想的な〝お姉ちゃん〟で、お
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.0

ネタバレしちゃうけど、最後に奇跡とか怒らずちゃんと死ぬので、切なさでメンタルに来るやつ。泣かせるつもりで作ってしっかり泣かせるやつ

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

最初に言っとくとこれはハッピーエンド。抑圧と救済。マイナス80から始まってマイナス5くらいで終わるから終わるけど、一貫して前を向いているので観終わったあとの印象は結構晴れやかだ。バットマン未履修だった>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

エリーが可愛すぎてつらい。明日から当分ビートルズ流し続けると思う

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.3

チャンバラヤクザ映画に意味など求めてはいけないのだ。犬や馬の演技力の高さと、雑な忍者と、チープ過ぎる日本刀は見物。

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

2.1

ピエール瀧。

ストーリーは冴えないコミュ症主人公が大抜擢され不器用ながらも奮闘葛藤しながら、成長し自信もつけ綺麗なお嫁さんを貰うという20年前のラノベ的展開を松竹映画っぽいセットと野村萬斎の演出でや
>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

1.7

ジョーカー観る前の予習として観たのだけど、ジョーカーは名前しか出てこなかったな。バットマンって、ニンジャだったのか。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.3

新海誠的映画演出に毒された人が『ドラゴンクエスト your story』でおそらくほんとにやりたかったであろうことをを正しいやり方で正しく作った映画と言ったらわかりやすいだろうか。現実をそのまんま持っ>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.7

恩田陸原作だと知ってて観たけど、たぶん何も知らずにこの映画を観ても小説原作だとわかるんじゃないだろうか。演出とか台詞廻しとかが小説的で悪くないけど、映画らしさもう少し欲しかった。
松岡美優と松坂桃李の
>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

4.4

ブルマがみたい。胸チラがみたい。太ももがみたい。スク水がみたい。パンツがみたい。糞とセックスを連呼する玉城ティナの笑顔がみたい。そんな理由で良いからとりあえず観てほしい。この実写化は成功だ。そして、頭>>続きを読む

任侠学園(2019年製作の映画)

4.2

任侠青春学園コメディ。校長が生瀬勝久なとことか狙ってるとしか思えないけどごくせんっぽい。わかりやすい汚い大人と戦う勧善懲悪ストーリーを軸に、生徒の悩みを任侠的な筋の通った考え方で解決に導いていく。随所>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

こんなに安心する映画は久しぶり。三谷幸喜脚本の映画を観に来て三谷幸喜の映画を観れたと。展開は何も知らない総理大臣テーマにしたらこうなるかなーというか、よく似た話を木村拓哉主演で観たことがある気がします>>続きを読む