しうちさんの映画レビュー・感想・評価

しうち

しうち

2017~

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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

近未来的で無機質な研究施設と雄大な自然の風景の対比がいい。映像と音楽だけで十分惹きつけられる上に、先の読めない脚本も見事だった。低予算感が少しあるけどかなり楽しめて考えさせられるスリラー映画。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.4

前半の主人公がまるで東京に来てからの自分のようでかなり感情移入できた。キャストも好きな俳優ばかりで、音楽も良かった。観れば観るほど好きになっていくタイプの映画。

近松物語(1954年製作の映画)

4.8

午前10時の映画祭にて。オールタイムベスト級の作品だった。4Kリマスターということもあり、今観ても古臭さは全く感じず。脚本、演技、映像もさることながら、撮る画一つ一つの奥行きが類を見ないほど素晴らしい>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

鑑賞直後は結構満足感あったけど、徐々に「あれ?これYoutubeにあるLIVE AIDの映像家で見ればよくね?」という思いが出てきた。
実際、パフォーマンスはどうやっても本家に勝てないわけだし、You
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第三世代(1979年製作の映画)

3.8

大して意味のあるストーリーでないのに無駄に登場人物が多く、説明なしに話が進んでいくからめちゃくちゃ疲れた。でもカメラワークは相変わらずスゴいし構図もキマってるし、何より洪水のように流れる音が面白かった>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

画角からディテールまでこだわり抜かれてることが素人目にも分かるほど映像の均整が取れていて美しかった。ところどころすごくグッときたセリフやシーンはあったが、全体的に非常にゆっくりとしたこの映画の味わいを>>続きを読む

ハーモニー(2015年製作の映画)

3.5

設定もストーリーも普通に面白いけどセリフによる説明があまりにも冗長すぎて萎えた。伊藤計劃の原作も読んでみたい。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.4

徹底的に言葉による説明を廃し、映像で語りかけてくる中、ラストの救いとも諦めともとれるセリフが素晴らしい。久石譲の音楽はずるい。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.3

軽い気持ちで観にいったらこっちのキャパを遥かに超えてくる大傑作で全部受け止めきれなかったのでもう一回観に行きたい。ドア越しに小さく主人公を配置するフレーミングが多用されていたのが印象的。気狂いじみた詩>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

エミネム普通に演技も上手くてスゴい。もっとヒップホップに明るくなろうと思った。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

映画というよりゲームの映像観てるみたいだったけど全然嫌いになれない

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2017年製作の映画)

3.8

気付かれないようにタトゥー描くとか23世紀のお笑いかってくらいギャグセンス高い。ストーリーも意外としっかりしてて驚いた。

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

映像と音楽は本当に素晴らしいが、メタファー使いまくってる割にストーリーは結構しょうもないし間延びしてるように感じた。あとエル・ファニングは美人というより可愛い系だし何よりヌードNGならこの映画で使うべ>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ純愛っぽい設定と雰囲気の中に割とがっつり官能要素入れてくるあたり流石欧州産の映画って感じ。透明人間視点のシーンを多用しすぎてるように感じたが、思ったより心動かされたのでもう少し長尺の方が良>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.2

『アメリカン・スリープオーバー』と『イット・フォローズ』で感じた監督の才能がここに来て更なる進化を遂げたように思う。

独特なカメラワーク(ヒッチコックの手法もあり)、音楽、演出、散りばめられたメタフ
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オーディション(2000年製作の映画)

3.5

ミザリーに匹敵する恐怖体験アンビリーバボー
大杉漣こんな役もやってたのか

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.6

ずっと観たかった作品で、午前10時の映画祭で上映されていることを知り、第二次世界大戦あたりの歴史を予習してから臨んだ。

視覚的な演出が構図も含めて今観ても新鮮で素晴らしい。名シーンの連続で、下手くそ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.8

今まで観た青春映画の中でもかなり好きな空気感で、音楽も良かった。特別グッとくるシーンや、印象に残るセリフがなかったのが残念。それぞれのストーリーをもっとじっくり描いてほしかった。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.7

初デヴィッド・リンチ作品。
前半の緊張感やオムニバス的に展開されるそれぞれの話だけで十分面白い上に、後半の引き込ませ方、謎が解かれた後のカタルシスが尋常じゃなかった。カメラワーク、照明も独特で興味深い
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

脚本、演技はもちろん、時折現れる映像の美しさが素晴らしかった。大抵の映画でロクな目に遭わないスティーブ・ブシェミも良い味出してる。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミどころはいっぱいあるけどシチュエーションスリラーとしてかなり面白かった。出産の瞬間に花火打ち上げる演出とか結構いいと思ったし。最後の感動っぽい要素は別になくてもいいかなと思ったし劇伴が少しくど>>続きを読む

Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

4.4

初めてまともに観た園子温作品。めちゃくちゃ面白かった。
一歩間違えればかなりチープになりそうな作品を、完成されきった世界観によって上手くまとめ上げていた。いしだ壱成の演技もすごい。倫理的にいろいろアウ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.5

アメコミヒーローと神話的英雄を同時に描こうとして尺が足りず最後に詰め込み過ぎてる感じがした。
でも相変わらずキャストが豪華で、冒頭のシーンも良かった。ストーリーに矛盾が多すぎるのとアクションシーンのモ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

期待しすぎた感は否めないがノーラン映画の中では一番好きかもしれない。最初の強盗シーンが個人的には一番良かった。
ヒロインのマギー・ギレンホールがブス過ぎて爆死しても特に何も思わなかったのが残念。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

可もなく不可もなくといった感じ。ノーラン作品だけあって映像は良かった。ダークナイトが楽しみ。

アノマリサ(2015年製作の映画)

4.7

チャーリー・カウフマン監督作品初鑑賞。この映画のためにストップ・モーションアニメというジャンルが作られたんじゃないかと思うほど発想が天才的すぎる。
サルトルの『嘔吐』を映画化したらこんかな感じになるの
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.9

演技が全員素晴らしいし中盤までは『カメラを止めるな!』より笑えた。が、終盤どこか冷めていた自分がいたのも事実だし何より編集が少し悪く感じた。
2時間弱くらいで一気に駆け抜けてくれれば『きみの鳥はうたえ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.3

イーサン・ホークがこの直後ユマ・サーマンと離婚したことを知ってから観るとなお面白い。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

観るのが遅すぎた。うっすらとネタバレを知ってしまっていたので終盤の展開が読めてしまったのが本当に残念だった。

それでも前半の雰囲気の作り方はすごく好みだったし、紅茶や綿など黒人の歴史と関係の深いプロ
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.4

バイオレンスホームアローン。ダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。ラストのセリフで白飯三杯はいける。
ベトナム戦争真っ只中の同じ年に、この映画と『時計仕掛けのオレンジ』が公開されたのも興味深い。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.1

ベルトルッチ作品初鑑賞。映像の圧倒的な美しさと坂本龍一の音楽だけで3時間近く観ていられる。現在と過去を対比させる手法も上手い。ただ、全編英語なのが最後まで引っかかり作品世界に入りきれなかった。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

ディズニーの実写化の中では一番好きな作品になった。世界のGDPを下げかねない怪作。ユアン・マクレガーがこの映画の後全く撮影の仕事を行っていないのも面白い。
何気に音楽もジョンブライオン作曲のものが多く
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

4.4

原作の設定と自分の身長が異なるため、可能なら脚を5センチほど切断したいと言っていたという主演・松田優作の演技が凄まじい。タクシードライバーのトラヴィスに勝るとも劣らない狂気。

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.9

登場人物たちの主な武器が銃ではなく斧や包丁や牛の骨で、今まで観た映画でおそらく一番出血量が多かった。
個人的には何も考えずバイオレンスアクションに浸りたかったのであそこまで物語を複雑にしなくてもよかっ
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