1号さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

スピーディでスリリング。リアルなつくり。この度も、よくできてました。

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

これはいい映画!
子どもと、子どもだった人みんなへ、ってやつだ。
毒がない作品が全部いいわけではないけれど、これは毒がなくていい作品♡
うちの近所にもいてほしい。

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.3

文句なしに良かった!思い切り笑ったし、幾重にも感動した。近年の邦画で一番!
脚本最高、役者も、特に井浦新は素晴らしかった!
感想にびっくりマーク(!)が多くなるー!
第1作の劇場見逃しが悔やまれる。シ
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パレード(2024年製作の映画)

3.7

是枝監督の『ワンダフルライフ』を彩色して賑やかにしたような作品だった。
救われるようなところがあって、豊かさのあるファンタジー。けど、あるいは救いを意図したからこうしなければならなかったのか、終盤はき
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.9

思い立ったところで99.9%の人が実行に移そうと試みないことを、いくつもの壁を乗り越えて実行して宝探しに成功したすごい話。実話だとわかって観るからおもしろいタイプの映画でした。
いまの時代にも、こんな
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.9

たった3日が、耐え難い時間だったと伝わってくる。
体調最悪のときにドレス着させられてパーティに出席してご馳走食べさせられる感じ。どんな価値あるものも自分にとって無価値な感じ。世界一豪華な牢獄にいたこの
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アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

2.8

アイルランドの風景に惹かれて視聴開始するも、ながら見にも耐えないほどのバカバカしさに脱落。いい大人がこんなん作るのある意味すごい。

ナチ刑法175条/刑法175条(1999年製作の映画)

4.0

ずっと以前、確かアムネスティのフィルムフェスティバルで観たのはこの作品だと思う。
しょっちゅう映画を観るので忘れてしまっている作品も多いのだが、ナチスによる同性愛者へのこれほどの弾圧を知らなかったので
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.9

娯楽作品として上出来で、血を見なくて済むのも好み。鈍臭そうだったヒロインの変貌ぶりと、終盤のダンスとスケートシーン、それに猫が大変良い!
2時間に収めた方が良かったんじゃ?とは思ったけど、「好きなこと
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

スケールアップしてた!Part1もすごいと思ったが、序章だったのか。
今をときめく俳優たちが新たに投入され、スターウォーズとナウシカみが増し(こっちが先だが)、ティモシーの主役感が増し、千円台で観れる
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.1

ザ・スコセッシ作品。真骨頂。
なんというか、完璧でした。

アバウト・ライフ 幸せの選択肢(2023年製作の映画)

3.5

こんなに魅力的なキャストでこんな平凡な映画を撮るか。
みんな、どうして出演したんだろう。テーマは悪くなかったと思うけど、登場人物に魂が吹き込まれておらず人物像が退屈だし、田舎くさいストーリーと演出だし
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煙突の見える場所(1953年製作の映画)

4.0

時代を感じられてとても良かった。
日本って、東京って、あんなだったんだなぁ。
煙突の風景と、喜劇要素が効いていた。

かろうじてリアルタイムの記憶がありそうな男性たちで劇場は満席だった。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

過去に鑑賞。これは良かった。
リアルなAIもの?は2013年当時はかなり斬新だったけど、ドラマティックすぎず、SFすぎず、知的に日常に落とし込んであり、魅力的な作品だった。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.2

ながら見だったので腹も立たなかったけど、これ、どうして人気なの?
なんのひねりも、見せ場らしいものもありません。お姫様受難、だけどお姫様のサバイバル力は異様に高かった、というお話。特に褒める部分もあり
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愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.8

100点満点の50000点。
冒頭はジョルジュ・ドンに釘付け。序盤は胸が張り裂けそうで、これは戦争の映画だと思い、最終盤でこれは戦争と平和の映画だとわかった。エンターテイメントも芸術も平和であってこそ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

タイトルから、トリックとかあるのかと思ってたら違って、実によくできた人間ドラマだった。派手なシーンなしのほぼ会話劇なのに少しも退屈させない。
実録みたいなカメラワークと音楽の使い方も、犬や子役を含めた
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.0

当時かなり話題だった。若すぎてどこまで理解したか自分でもわからないが、ここまでエキセントリックではないにしろ、これが刺さり、かつヘヴィーな気持ちで観た人は、どこかしら、自分の中にもあるものを見せられて>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

4.0

好き。
他に似たものを思いつかない作品で、新鮮だった。設定がいちいち気が利いてる。
主人公とDJの男とのエピソードが大変よかった。登場人物に彼がいたことが、この映画をずいぶん魅力的にした!

AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.0

過去に劇場鑑賞。観ごたえあった。
エイミーはまごうことなき天才だったと思う。音楽以外は普通の女の子だった彼女の、その才能が、結果的に彼女を破滅に導いた。
彼女自身には成功への執念などはなく、純粋に音楽
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.9

なんて悲しいんだろう。主題の勇ましさより悲しさが上回った。
映画以上に劇的な人生。有り余るほどの才能と、抱えきれない不幸。時代。生き抜けない境遇だった。やるせない。
主役が素晴らしく、魂を込めた歌唱と
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

遠い昔に観て、やたらおもしろかった記憶がある。当時はまだ「アキ・カウリスマキ」を認識しておらず、監督作品を再び観たのは数年前だったことから、本作とのつながりも認識できなかった。そうか、アキ・カウリスマ>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

ケイト様とルーニー・マーラ!だけど、本作はあんまり見たい二人ではなかったかな。
見せもの小屋の怪しさのなんともいえぬいい具合はさすがの監督。ラストもなかなか良かったけど、後半は総じてちょっとグダグダだ
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夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

長かった。途中、私ほんとにヴェンダース好きだったっけ?と思うほど長く、写真美術館のホールが快適で助かった。
昔聴きまくったサントラ。U2によるテーマ曲が劇中流れるのを再び聴く希望は叶った。
5時間、終
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

銃撃戦?はいっぱいあるのだが、バイオレンスがなくて安心(笑)。
いまならNGってところもなくはないが、終始やさしくて、間が抜けてて、お茶目な男の世界であった。
わたしもあんな最期がいい。南仏とか行くの
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

なかなかおもしろかったけど、江口のりこにもっと活躍してほしかったぞ(笑)。
ラスト良かったね。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

これ観たとき、エンタメとしてスリリングでおもしろい!と思ったんだけど、最近リーマンショックを追ったドキュメンタリー『INSIDE JOB 』を観たら、ほとんどまんまというか、むしろ現実の方が過激だった>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.1

当時大好きで、部屋にフライヤーを張っていた。
自由と尊厳には、当たり前に手にしている者にはわからない価値があるのです。たとえ刹那的にでも、取り戻したら戻れない。

30年以上も前に、男性であるリドリー
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

4.0

「傑作」と聞き、タイトルに怯みながらも初ピンク映画。しかしこれ。昭和49年当時、タイトルに釣られて見たおじさんたちは怒らなかったのか(笑)。
評判通りの映像で、なんと言ったものか、前衛的な社会派作品?
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墨東綺譚(1960年製作の映画)

4.1

いやいや素晴らしかった。
豊田四郎は『雪国』を観て、さほどの印象を受けなかったが、こちらは素晴らしい。役者も良かったなぁ。
吉原は公娼街で玉の井が私娼街だったんですね。最初は、娼婦たちを元気に明るく描
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

みんな傷ついていてみんなやさしい。皮肉のない、温かいスープのような映画で、人恋しくなる。
誰も彼もがシャープに生きなくたっていいんだよね。

この監督の間(ま)が好き。シーンの合間に挟まれる情景が好き
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フジヤマコットントン(2023年製作の映画)

4.0

本当に、生成りのコットンのような、と表現せずにはいられないドキュメンタリーであり登場人物たちだった。笑顔ってこれほどいいものなんだと思わされた。
たつなりさんの写真の作為のなさよ。この映画もそうだが、
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

スピルバーグ版が記憶から消えていて比べることもできないが、ミュージカル仕立てに違和感なし。
フェアリーテイル的な部分を含め、黒人女性讃歌にして、現実にはこのようなハッピーエンドを迎えることができなかっ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

すごく楽しみにしてたのだけど、なかなか物語に乗れず、中盤くらいからかな、入り込んだの。
30年経とうが画はエリセ。深く、詩のよう、絵画のよう。いまのアナも、人生終盤にかかった者ならではの記憶も、堪らな
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作に忠実だったし、みんなとてもよく似てた。アシリパ役はなかなかよく、白石役はなりきってた(笑)。
だけどまだ序盤も序盤でしょ。この先続編を観続けるのは、わたしはちょっとダルいかな。
で、え?井浦新あ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.2

『アメリカン・ユートピア』を劇場で鑑賞したとき、ファンでなかった自分の不覚を悔いた。以来本作も劇場で観たいと思い続けていたのでIMAX嬉しかったよー。
さすがの映画的撮影でデヴィッド・バーンの天才ぶり
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