潤也さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

潤也

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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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開始5分で当時のニューヨークの空気が漂った。何十年後の匂いだろう。ジム・ジャームッシュの独特の間の取り方はコーヒー&シガレットに最近のパターソンを見てもこの頃からなんだと。

はっきり言って、何が
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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最後のシーンはもっとリアルな展開じゃないと、と思った。半分パッケージで観賞したけど、ハッピーエンドなあたりやっぱり映画は作り物かと思ってしまう。

パターソン(2016年製作の映画)

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確実に自分に正直な生活をしているはずなのだけれど、後々障害になるのは自分の中にある壁で、必ずそういう時に限って外からのアクションが畳み掛けてくる。繰り返される日常に溶け込むようにして、言葉は言葉のまま>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

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自殺したい男はこうも強いんでしょうか。ビートたけしずっと素で演技してませんか?

リボルバー(1988年製作の映画)

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『誰かを忘れるために人は愛する』
みたいなこと言ってた。作られているのはわかっていても、どうしてもこういう物語の展開は未だに妄想してしまう。

沢田研二を見ると、鹿児島を思い出すようになります。

オーメン(1976年製作の映画)

3.3

無神論者ほどでもなかったけど、これ見て人の目には相当神がかった何かがあるとおもった。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

オマージュパラダイス。飽きさせない映画はこういうのを言うのかと思ってみた。

ラストデイズ(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中盤での演奏シーンがよかった。あの中学のときに始めたギターの初期衝動が、当時のまま蘇った。

アーティストとしての成功を納めているが、心の奥底に思春期からあるであろう孤独・疎外感によってできた人との壁
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リプレイスメント(2000年製作の映画)

3.9

こういうはぐれ者が、最後に大逆転起こす映画は昔から弱い。元気をもらった。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

一息ついたときの会話は、多分こんな感じでいいと思う。気を抜く時間がその時間だけのために使うのに嗜好品はもってこい。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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子供のまま社会に出た男性たちは、このような鬱憤をすべからく持っていると実感できたなら自分も強く生きられる。前半はもの凄くタイラーのセリフに共感させられるけど、ラストタイラー本人に文字通り撃ち勝つのは>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

「娯楽として」の映画は久しぶりに観た。知識や価値観の吸収のために映画を見るのって自分の糧とかになるけど、最近は単純に楽しめていなかった。1番良かったのは、劇場全体がためらいもなく年齢問わず笑っていたこ>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

マハラジャ映画だって舐めてた。LIFEとかの人生に対する教訓めいた映画だったけど、この映画是非大学生にみて欲しい。どこの国でもモラトリアムな学生たちはいて、そのなかで青春を謳歌、勉学に励み、好きなこと>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

真面目な兄と自由奔放な弟。自分の兄貴を取り戻すために、弟は兄のこの最悪な状況下でさえ自分のわがままを貫き嘘をつく。

二人の性格は家族全般よく描かれている典型的な例。自分も長男なので、「兄貴がなに考え
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

どうしてもこういう題材を扱う時は、日本だとドキュメンタリー番組として放送してるんだけど。やっぱりアメリカの風土からか、よりポップで人間味溢れる映画になってた。

一般の社会から切り離されたような環境に
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