Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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監視者たち(2013年製作の映画)

2.9

真顔から、ナチュラルな笑顔の切り替えが素敵。
捜査車両から街に出る許可をもらったときの嬉しさ具合のハンヒョジュとてもかわいい
班長の「木ばっかり見てないで森を見ろ」、ハンヒョジュが雨の中立ちすくんだあ
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

3.6

公開当時のこと、すごく覚えてる。
私が中学3年のときだった。
あれから10年以上経って、何回もこの映画を見てる。もう何回目だろう。
設定だけが決まってて、アドリブで作られたこの映画。
昔は、なんかぎこ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.1

序盤、鈴子が地元のギャルたちに囲まれたあと、立ち向かう姿をこっそり見てしまった弟。
弟にとってあの光景は、前科者で冷ややかな視線を送られる姉から、かっこよくて自慢の姉に変わったんだね。
鈴子がお手紙を
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.1

蒼井優の眼差しの強さ、柔らかさのコントラストがスゴイ。
最初は愛と正義が真反対のベクトルだったのに、最終的には愛と正義が並列して同じ方向を向いて進んでいくのが見てとれた。
あなたがスパイなら私はスパイ
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

2.5

最初はなかなか会えないママに認められたい褒められたいと振る舞うヴィオレッタ
このままママに洗脳されていくのかと思いきや、舵を切って普通の子でいたいと意見できるようになった姿に応援したくなった
歪んだ愛
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

なんでも言い合える夫婦になりたかった
たった一行の言葉、エンディングのセリフに通じるものがあると感じた
高橋一生と蒼井優の眼差しがとにかく切ない、不器用だけど強い
特に優ちゃんの涙堪える表情とか眉間に
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僕らの青春白書(2014年製作の映画)

-

こういう定番が、たまに見たくなる
あまのじゃくで、まっすぐな2人が、かっこいい

男と女(2016年製作の映画)

3.0

家族に愛されてないんだ、なんで自分だけ苦しまなきゃいけないんだって一番弱い時期、許されるわけないけど、自分を必要としてくれる人の手を伸ばせば届きそうなほど、届かないのがあの関係性なんだよな。
あっちが
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.1

分かる…分かりすぎる…
あの頃はあの小さなコミュニティが全て。法。
私にとってのあの子は、あの子にとっての私も最優先であると過信しちゃうよね
この映画の行間、セリフ後の余韻が、ザ・もどかしいを生んでる
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空気人形(2009年製作の映画)

3.4

ペドゥナ様の美しさたるや。
「温度」って意味には冷たさも含まれてることにハッとした。
代用品として生まれたのに、依存もされないことを蔑まれたとき、心を持たなきゃよかった?ってオダギリジョーに聞かれたシ
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ホリミヤ(2021年製作の映画)

3.8

もともとドラマで見ていたけど、もう一度堀と宮村に会いたくなった。
久保田紗友ちゃんの凛とした強さ、鈴鹿央士君から放たれるおおらかさと甘い話し方がナイスキャスティング。
互いの照れくささ、甘酸っぱくてこ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

会話劇だからテンポが良いものだと想像していたけど、それぞれ淡々とした温度で対話リレーがなされてるのが、感情の沸点でアクセントになってて、グッとくる。
第一話だと、魔法って言葉の使い方、希望もあって怖さ
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.1

残されたほうが「自分のせいだ」って自分を傷つけちゃったあと、ちゃんと癒していけたのは、友達がそばにいてくれたからなんだけど、それは知らず知らずのうちにちゃんと高校まで人間関係に恵まれてたから再生できた>>続きを読む

花、香る歌(2016年製作の映画)

2.9

愛が分からないと俯く主人公が高い山の上で息を吸い込んで愛を歌に吹き込む姿がまっすぐ。
心動かされたお師匠様が、どんな刑罰を受けてでも何度も主人公を守ろうとする姿って、恋心をすっ飛ばして、包み込む愛その
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

一目惚れの瞬間が美しい。
目を合わせたいような、合わせたくないような、何度も振り返って、横断歩道すら渡れないほど呆然としていたアデルの姿がナチュラル。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.4

ティモシーシャラメ年齢不詳だな。たった数ヶ月ひと夏をカースト底辺から町一番のヤンキーに物言いできるくらいの度胸の成長具合がティモシーの表情でちゃんと見える。
依存と快楽の狭間の温度、節度がハイになって
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.3

感性って、生まれ持った才能だったり、英才教育の賜物だったり。
その感性がないことがコンプレックスで自信すら持てなかった主人公に対して、森に育ててもらった外村だから出来るよ、と暖かく見守る情景が「世界」
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

本田翼が演じた奥さんが子供を初めて抱きながら嬉しそうに話しかけた瞬間、「ごめん」とむせび泣く松坂桃李の姿が見てられなかった
正義を振りかざすことが正しいのも分かる
これが「守る」という重い呪縛であるこ
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君の結婚式(2017年製作の映画)

2.6

こんなに想いあってるのに忘れることなんてできない。
大学生のウヨンが嫉妬狂って空回りしてるのも愛で、入隊前のスンヒの包み込む姿も愛で、互いに向かい合ってるのに目線が合ってないから気持ちが伝わってない感
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

-

個人的な話、友人に「信用できない」と嫌われてることに気づいてしまい、どうにもできないからとりあえず優しい気持ちになりたいとおもって見た。浄化されたので見てよかった。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

スリル満点だった。
リンはお金だけで動いてた訳ではないと思った。リンは徐々に頼られることが嬉しくなったと思う。
はじめは私利私欲のためにバンクを利用したんだろうが、最後には守りたいと情が移ったはずだ。
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くれなずめ(2021年製作の映画)

2.2

声あげて笑って見た映画久々かも。
徐々にこれは夢なのか、現実なのか、過去なのか、またもやパラレルワールドなのか、こんな未来であって欲しかった、あのときあんなことあったよな、が凝縮されてる。
彼らはおそ
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.4

ティモシーシャラメの色気が目で殺しにかかってくる。
全ての言語をかき集めても、この愛を伝えることができないってこんな言葉サラッと出てこない。
愛してるから生きてほしい、放って置けない、諦められない、あ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.2

「膝かわいいね」っていう口説き文句、この世で言われる人間羨ましくて、すてき。
イヴがたしかに不安で生きる気力がないときもあるけど、そのバロメーターをぶち上げるほどのエネルギーも持ち合わせてるわけで。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

主人公と同じ年代独身の今、痛いほど刺さった。
「もう27なのよ」「婚約者はなんで来ないの?」「どんな人がいいの?」別に選り好みしてるわけでもない。
待ち望んだ相手が現れたとき、華子は「これがわたしの幸
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.1

なんで?
意味があるの?
全ての人に普通に接することが優しくて、でもそれが誰かを傷つけていたり。
笑っちゃうほど正直で、笑えないほどの実直さ、前しか見てない眩しさ、がファンタジー。

いちごの唄(2019年製作の映画)

3.6

誰もが登場人物の幸せを願ってるし、誰かの背中を少しだけ軽く押していた
フル君が演じた役は、意外だったことや戸惑い、全顔の表情筋を絶妙に動かしていた。
あーちゃんのことを想えてることだけで十分なんだ、と
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

自然と涙が溢れていた。
恥ずかしい話、今までなんでこういうことを気にせず、気にもならなかったんだという部分がたくさん。
チーム長の「闘いますか」ああいうことをすぐ反射的に言える度胸が欲しい。
日本より
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.6

息ができないくらい泣いた。
許しとは心の部屋を1つ空けること。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

5.0

人からの評価、目線を気にしていたことが、それって大したことなかったじゃんって、気づいたとき。離れているときにあなたに何かあったら助けてあげれない。だから私は一緒にいたい。
世界で一番たくさんの人を愛し
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

初めは誰がコンクールを優勝するか、そんなぐらいにしか思わなかったのに、4人の才能や想いに感情移入してしまい、みんなのことを好きになってしまった
美しい
ずっと椅子に座ってるのが苦しいほど、ワルツを踊り
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イノセント15(2015年製作の映画)

2.8

あの子を守りたい理由が必ずしも恋じゃなくてもいい、そうやって相手を見捨てたくない意思が見えた。
今まで痛くなかった、今まで普通に生きてると思った、はしょうがないだけで終わらせてほしくない。
今なら、あ
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