Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.9

自分の生まれるほんの数年前に、こんな悲痛な事件があったことに驚きだった。
記者のスクープから始まった訴えが、いつしか国をまきこんだ史実は、勇気だけでなく、それ以上の使命感、大切な人を思う気持ち、、たく
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センセイ君主(2018年製作の映画)

-

浜辺美波、圧倒的ヒロイン顔なのに、少女漫画あるあるドジっ子非モテキャラになりきってるところ、さすがです。
川栄ちゃんありがてえ。一番かっこいい。
竹内涼真の手が綺麗なところ。
本当に、「自分と付き合っ
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.7

真奈がすみれの最後のあしあとを探しにいったとき、ようやく死を受け入れ、懐かしむことができたようだった。
被災者のカメラインタビューのシーンはとても印象的。悲しい記憶なのに、どこかそれまでの幸せが誇らし
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人間失格(2009年製作の映画)

-

美しい男に、ほろほろと女は守りたい支えたいと尽くした結果、女は幸せにはなれないし、男をダメにしたね、ボロボロ

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

ゾクゾクする感じはないので、さらっとミステリーを見たい分には良いです。
浜辺美波ちゃんにカワイイカワイイ言うてる神木くんが、かわいいです。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

彼女を苦しませたくなくて引いてしまうノア
好きだったらなんでも大丈夫と信じきるアリー
喧嘩しても明日には仲直りできると信じてた2人を裂く格差が悲しくなっちゃう
再開した2人の嵐の中でのキスほど情熱的な
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光州5・18(2007年製作の映画)

3.2

光州事件、軍も市民も光州の街を守りたいのに、全く違う意味での殺し合いでした。
市民の死者はゼロと報道される歪んだ時代に「忘れないでください」とマイクで叫ぶ姿が切実です。ほとんどの市民は殺され、届かなく
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.6

女の学生時代って、グループに入ることが全て、空気を読むことが全て、大学に入って普通の大人になることが目標、それだけが全て。
自分を傷つけて、誰かを傷つけたりしながら、痛いことも、つらいことも、満足でき
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八月のクリスマス(1998年製作の映画)

3.1

わずかな余命のために、恋はしないと誓う者。
恥ずかしながらも、待ち続ける者。
お互いに、別々の意味で先に踏み込んだら負けのような目配せが悲しさをそそる。
多くを語らないけどちゃんと好きだったと分かる描
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.3

恐怖を避けるために歩いて遠くまで行ってたのが、いつのまにか恐怖に打ち勝ってた姿に勇気をもらう。
母の懐の大きさに、いつのまにか泣いていた。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.1

とてもおもしろい!!
最後のどんでん返しにお手上げ、エンターテイメント
まず、タイトルが素晴らしいよな
裏切られたら、復讐する…最高
担当編集が実家に上がり込んで、婿とキャッキャしてるのを聞いてしまう
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

2人がこのまま大自然に吸い込まればいいのに。
このまま月明かりに照らされて夜が明けなきゃいいのに。
誰にも見つからなきゃいいのに。
何度も思った。
別れが来ることは分かってるけど、残されるほうがずっと
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

性的マイノリティの2人が、愛するパートナーを持つことも、愛おしい息子を持つことも、想像してなかったような奇跡に巡り会えた
そんな家族と過ごす何気ない日々を送ることは、本当に奇跡になってしまった
人のバ
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ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

3.1

信じてたら、その通りになる
大きくて優しい言葉が風希を支え続けたんだな
誰しもがひとりの人生を見守り、大丈夫だと祈り続け、誕生日おめでとうって微笑む世界が温かい
純朴で、長いまつ毛の蒼井優ちゃんが、美
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

なんで主人公がこんな目に遭うのかの謎が終盤まで分からないのが惜しい。ずっと???のままで進むので、ストーリーの理解が追いつかない。
花火の使い方がファンタジーで、とてもかっこいい、アクションもド派手で
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グローリーデイ(2016年製作の映画)

-

早く事件を終わらせたい、と、自分だけでも救われたい、が加わって最悪な結果。
自分は悪くない、がどんどん変わっていった残った3人に失望。スホ目当てで見ようとしたのに悲しいだけだった。
刑事の「冤罪を出す
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

4.0

彼女が年下の彼に残したものは、永遠はないということ。彼にとって彼女は光そのものだった。
夫の海外出張によって、彼女は普通の学生を装うことすらやっとだった。
恋が盲目というのなら一生光なんか見ないでいい
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.4

青春にタイムリミットがあることを知ってる。だから朝日に昇ってくんなと宣戦布告する姿は、今日を、今を終わらせたくない本音だし、最高にかわいい。
彼女は若いうちに未来を決断しちゃったから、楽しいこと全部や
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私の少女(2014年製作の映画)

3.7

愛を知らない少女が、愛を自分なりにつなぎ止める話だった
「助けを求めるのよ」なんて聞いたことなかったんだろうな
同性愛者というレッテルが邪悪な想像を掻き立てる世界こそ、暗黙の了解かのようであり、あなた
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未成年(2018年製作の映画)

-

子どもは親を選べないと同時に、本当は誰も守ってくれない。だから自分しか信じないし、自分で試験よりも大事なものを選択する。
弟も大事な家族だったという記憶を、家族のお出かけとして思い出として残す、静かで
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.8

山越えで親しくなる二人の馴れ初めが特別だから、相方を信頼してるし、助けに行くし、置いていかない。
熱中してる最中なのに、我に返って装備を持ち帰るとことかまじめなんだけどクスッと笑える
現場を知らないか
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キャロル(2015年製作の映画)

3.9

ごく普通の女が、金髪で真っ赤なルージュの貴婦人に見惚れた。
彼氏からも求婚されたけど、なんでも勝手に決めて、私の都合なんてお構いなしの彼との関係に頭が追いつかないテレーズにとって、自信たっぷりに食事や
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

幸夫がいつのまにか大宮家に必要とされて、家族のように入り浸るところなんか、妻の死で泣けなかった彼にとってある種の償いだったし、どこかでやっぱり他人だと身を引いちゃうところもあって、やっと人生にペダルを>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

名作。
忠誠、友情、希望の詰まった大作。
レッド、ブルックリン、トミーと出会ったことも偶然に必然。
アンディの誰かの頭に不運が落ちるという言葉も印象的だったが、それを超える運の強さと努力の執念深さにあ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

沖野が松倉の検事調べで流れるようなセリフ回しで圧倒させるシーンがゾワッとした。たとえどんなに許されないことがあっても、現実と向き合い、真実を追い求める沖野検事の姿によく頑張ってるよと讃えたい。逞しく闘>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

2.3

ヨソから来た人に不気味だからとレッテルを張ること、所詮は自分らの土地で自分らが生きやすくしたいだけのこと。
都会に疲れて田舎に隠れること、顔馴染みばかりが嫌で誰も知らない東京に隠れること、生きやすい場
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.1

80キロという長距離、一人なら完走できない。並んで歩く、ただそれだけ、それだけが青春になっちゃう。
こんなに気まずかった関係が、たいしたことないじゃん、また話そうって和解が、すごくナチュラルで見守る親
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

あまりにもさばききれない罪の代償に対し、でも楽しかった、という思い出が勝ってしまってる世界に、大衆の怒りと貧しさの悲しみが混ざり合っている。
性描写の舞台裏の話(松岡茉優と安藤サクラ)を聞いてやるせな
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

3.8

「ハナ」に一度限りだったこと、チームと思いが一つになることの意味が込められてて、奇跡のような出会いであったとわかった。
祖国のためと言いつつ、最後には自分の心の声に従って行動したあの一日が濃ゆくて、嬉
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

2.9

ルイーザの距離の詰めかた、グイグイすぎて、心を開かざるを得ないだろ…。
限りある人生にしたウィル、家族のために稼ぐしかなかったけど限りない人生を歩み出したルイーザ、最期の半年に2人が出会ってくれたこと
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JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-(2022年製作の映画)

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誕生から見守ってきたJO1が、今、一緒に仕事して、一緒にご飯食べて、一緒に遊びに行く仲間であること、友達であること、ただそれだけで私たちは満足だ。健康で幸せに毎日過ごしてくれることに感謝するし、これか>>続きを読む

エブリデイ(2018年製作の映画)

4.2

リアノンがどんな容姿でも性別でも偏見をもたない女の子であり、人から尻軽女なんて指を指されても気にしない女の子であることが、強くて優しくて幸せになってほしいと常々思う。
Aを探す仕草や、テレパシーのよう
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.2

事件の真相は、分からない…
十字架の謎、主人公と実の娘の冷めた関係、、謎のまま終わらず進展してほしい描き方があったはずでは…
父親のことを心の中では殺したかった娘。
罪に向き合おうとしない被告人。
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1

素敵な作品だった。
繊細でもあり、強くもあり。
戸惑いも大切な経験です。
一瞬の戸惑いが、変な音響を入れず、絶妙な行間を作ってくれているおかげで、見ている側にも考えさせるような間を与えていたようでした
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不能犯(2018年製作の映画)

2.7

松坂桃李の不気味に謎めいた佇まい。
間宮、結構序盤からワケアリ物件なのかと勘づいて、沢尻エリカのこと好きなのかな〜真剣佑のこと気に食わんのかな〜って注目していたのに…外れたなぁ笑
平和は来ないし、少し
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