シルヴィアンさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

シルヴィアン

シルヴィアン

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グロリア(1980年製作の映画)

3.0

グロリアが超絶かっこいい。
が、子供の二転三転するワガママに途中から辟易してしまった。最初の家族の別れのシーンがなかなか印象的でした。
レオンの元ネタらしく、なるほどなるほどという感じ。

ラッキー(2017年製作の映画)

5.0

アメリカのどっかの田舎 in 禅問答
バーでのクライマックス。劇場で嗚咽をこらえるのが大変なくらい感極まってしまった。
微笑んで荒野を行く。
さらば、ハリー・ディーン・スタントン。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.0

寒さの無い映画。佳作。

ストーリーがピンと張りつめてて、終始まあ面白いのですが「ロシア」をキーポイントにあてがったにしては致命的に「アメリカ」過ぎる出来栄えでした。
いやあ、惜しいですね。
それ以上
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

貫徹された拒絶の物語。
誰にも理解されない。己を孤独であると登場人物達は謳うが、誰かを受け入れたか、受け入れようとしたかと言ったら誰もしてない。誰も彼も自分とは違う。やっと見つけたと思った彼も違うと言
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.3

鬼才ターセム・シン
この最後の遣る瀬無さをなんとしようか。クライマックスで彼の全てが救われるシーンが悲しくて悲しくてカッと火がついたついたように涙が溢れた。
始まりの日に終わっていた。
そんな命だった
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ラスト・ドラゴン(1985年製作の映画)

3.9

アンジェラちゃん超可愛い。
敵側のお飾りお色気要員かと思ったらほんと可愛くて、素直で、切ない女の子で。彼女のシーンもっと増えて欲しかったな。
あとラストの乱闘シーンのパツ金と子役。キレてた。最高。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

ノリと勢いだけ。というかノリと勢いしかないというか。そもそも主人公は人様なめてんのか?人間の尊厳とは?しかも最後は結局自分が苦労かけまくった青年にケツを拭わせるというのはミュージカル映画のパワープレイ>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.0

見辛い。一人称視点やらアクションにやたらめったら近いカメラワークは里見浩太朗の大殺陣。全体の雰囲気は修羅雪姫って感じでした。
ドラマパートが長いので超アクション!と期待するとヒートの銃撃戦が一瞬で終わ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.7

こんなに映画してる映画が今他にありますか!?ないでしょ!!凄いでしょ!!辛気臭い顔して帰り支度してんじゃねえよ!!オラ!!讃えろ!!と鑑賞後、劇場の誰彼構わず掴みかかりたくなりました。

凄い。また劇
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

王の凱旋を見るための予習に視聴。
これ劇場で見たら相当テンション上がっただろうなあという感じ。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

んんんん難しい。
2時間があっという間の映画であるのは間違いないのですけれどイマイチピタッとハマる感じではなかった。

何度も見て味を噛みしめる映画であると思うので、これからたくさんたくさん見返してい
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

5.0

最低
この奥崎氏という人は元来の気性もあるのだろうが、きっと、戦争から帰ってこれないのだろう。
最早過去に呪われてる。
しかし、戦争はいけないと発言していた氏の最後のセリフが「戦争」そのもの過ぎて流石
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ダンシング・ヒーロー(1992年製作の映画)

4.6

手が鳴り続ける限りリズムは途切れず、ステップは止まらない。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.2

ブルース・リー。凄いとしか言えない。あの眼差しの凄味には誰もが憧れざるを得ない。

サムライ(1967年製作の映画)

4.8

アランドロンのスラッとした眼差しが愁いを帯びて印象的。未読了ですが山本周五郎の樅木は残ったに感じる風と同じ物を感じます。
童謡「小さい秋みつけた」にある「うつろな目の色とかしたミルク、わずかな隙から秋
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

オチが冗長。でも面白い。
もっとスッとしたかった。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

全編通して兄弟お漫才。
ロキが兄上に投げられたり(的)投げられたり(投擲)してました。
相手によって言うこと変える兄上にめっちゃ父上の血を感じた今作です。
笑える。

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.5

超ドラマ。超人情。エンディングの忌野清志郎が超沁みます。凄い超ご都合だけど。
これは先代役の山崎努さんの微笑みが効きましたね。あの笑みで最後心底「ああ、良かった」と納得してしまう。ほぼ山崎努さんへの星
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バトルランナー(1987年製作の映画)

3.5

見てる環境のおかげで大分面白おかしく見てましたが、真面目に見るもんじゃないな。
まあ、そんなもんは期待して見てないがな!!
という感じ。
スティーブンキングさんが大変ご立腹しそうな出来栄えですが、テン
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

イギリスから来た男とリベリオンを足して2で割って主演をキアヌ・リーブスにしました感。

なんか旧約リベリオン、現代語訳ジョン・ウィックみたいな。
怒る人いると思うけどそんな感じ。
味が薄い。

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

3.0

なんか怠くって見切れなかった。
ヒロインが苦手なんだと思う

イギリスから来た男(1999年製作の映画)

4.6

渋い。初志貫徹して渋く、甘さも救いもない。
テレンス・スタンプ目当てで鑑賞。
ソダーバーグ監督作品は見たことがないので、編集やら何やらに「監督作品」としての感慨は浮かばないが、手持ちカメラやラフなカッ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

フォーカス!!!!!!!!
まさか劇場という公共の場でフォーカスが聞けるなんてNHK見てたらタルカスがかかって母親と仰け反った時以来の衝撃です。
しかもメイン級の扱いでもう1人で大興奮してしまいました
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.5

なんの引っかかりもなく素直に面白いし楽しいThe 娯楽。
志村喬さんの弱ったような表情が好き。
女子陣のキャラクターが可愛い。

ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

3.5

消化不良ありつつ泣いてしまった。
愛はエゴにもなり、子供の想像力は希望であり暴力である。未来過去現在通して各々それぞれ解り合うって難しい。
最後、囚われた人達は帰ってこれたんじゃないかな。
そのために
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こねこ(1996年製作の映画)

4.7

史上最高にネコ、撮れてます。
イワン・ポポフ監督に感謝。

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

4.0

構成が美しすぎました。
最後もここではトゥルーエンドといいますか、彼女の主観的にはハッピーエンドだったのだと思います。

宝物を探し出した時願いが叶う。

伏線とメタファーの使い方が巧みで感服しきりの
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