KOさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

吹き溜りなのか、中州なのか。

社会的、法的にはNGなのでしょう。しかし、しんどい事件も多いこの世の中で、このような在り方は考えさせられます。

語り尽くされている子役の素晴らしさは勿論、樹木希林の存
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ハゲ鷹と女医(2010年製作の映画)

2.8

記録
タイトルに惹かれて。

アルゼンチンの交通事故と保険金に群がるハゲ鷹達。抑揚が少なく淡々と進行していく物語。

女医さん役、もうちょっと美人さんだったらな〜、なんて思いながら見てたらどんどんリア
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

、、、は、生えましたよ、、、!
驚愕!!!!!!!

犯罪を(言葉通り)嗅ぎ分ける事ができる主人公ティーナは、その能力を活かし税関職員として働いている。容姿の醜さと異質さからコンプレックスを抱いて孤独
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.2

想定外!!
笑えて、ホロっときます。
まったく情報なく観賞。
まさか、
森三中(大島)に泣かされるとは、、。
キャスティングも絶妙。
平穏な、休みの気分の時にどうぞ。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.5

イギリステイストなブラック・アクション・コメディ。笑いも、グロも、アクションも楽しい!!

何気に、見始めるとやめられない。
特に後半は怒涛!

ざっくり言うと、
優秀すぎるが故に上司にも仲間に疎んじ
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潜入者(2015年製作の映画)

3.6

見応え充分!
ヤクそのものではなく資金の動きを捉え、組織の上層部連中の逮捕を目論んだ壮大な潜入劇。

1980年代、レーガン大統領の「ドラッグ戦争」時代の麻薬カルテル への潜入捜査を描いた実話に基づ
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

3.0

誰得なんだ、コレは?

途中で何度も脱落しそうになるのだが、その度に、さらに次に、さらに次に、連れて行かれる展開。

この予測のつかない連れて行かれ方はまるで「マーターズ」?
いや、まったく違うか、笑
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ハーピア(1979年製作の映画)

3.6

台風が過ぎて、

いよいよ冷たい秋の雨になってきた気がします。

冷たい雨の降る、暗〜く長い秋の夜に、

これを観てから眠りにつくと、

悪夢が観られる気がします。

何もかも食い尽くされる

終わり
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.5

昔から読書が好きだ。
昔から映画が好きだ。
大人になってからはお酒も大好きだ。いつか、自分の好きなものに囲まれたお店を開きたい、そんな事を夢想してる。

物語の主人公は、夫を戦争で亡くした未亡人フロー
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

世界で一番美しい死体といえば、「ツイン・ピークス」のローラ・パーマー。

しかし、ここにそれに匹敵する美しい死体が現れた。ジェーン・ドウ。

特に前半はゾクゾクそそられてかなり期待。が、深まらない展開
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

余命幾ばくもない殺し屋と、若き娼婦の逃亡劇。好きだったLEON的な作品を想像。

初めてのエル・ファニング、細いな〜。
かなーり、ゆっくりとした展開、
不思議な間合いと距離、
ことごとく想像を外してい
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.0

むむっ、何て言っていいんだろう、、?

美しい風景、
謎めいた設定、
見目麗しい兄弟姉妹、
徐々に襲い来る怪異、
最後に明らかになる事実!

珍しくレビューに悩み、3回見直しました。ちょっと衝撃受けた
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

平和だ〜、人生は素敵だ。
タイムトラベル×家族愛。

なぜか急に見たくなってしまった。

昨日見た「JOKER」の反動か?笑
しかし、いい毒消しになった気も。

気持ちいい作品でした。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

鷲掴みにされて、、、

途中からずっと震えて、涙出てました。

降参です。



映画館レビュー。
落ち着いたら更新したいです。

そういえば、
初の4Kレーザーだったんだけど、物語凄すぎて忘れてまし
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

ゆっくりと、静かに、美しく、残酷な事件が描かれます。

かなり落ち込みました。最後はぞっと鳥肌が立ち、そして少し泣けました。

ゴーストストーリーにでも仕立ててくれないと。まったく救いがない、、。
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

えっ!こ、ここで終わり!?
いや、いや、いや、いや、ちょっと待ってよ、って深夜に一人で声出ちゃいました。

完全に術中にはまってたんでしょうね、先が気になって仕方がない。

「聖なる鹿殺し」、「ロブス
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

さよならチワワちゃん

東京湾で、バラバラ死体で発見されたのは「自分が知ってた」あのコだった。

しかし、事件をきっかけに久しぶりに再会した仲間達が語るのは、「自分が知ってると思っていた」あのコのまっ
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

生きる!
ただただ、その姿に圧倒されました。

実話に基づく、南米のジャングルでの遭難事故を描く。

主人公は鍛え上げた肉体を持つ超人でも、サバイバル技術に長けた特殊工作員でも(ましてや稀
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ナチス(戦争映画)×ゾンビ(ホラー映画)」とくれば、典型的ながら期待しないわけにはいかない、けれど、当時劇場に観に行く機会に恵まれず、おとなしくレンタルを待っていた作品をようやく観賞。

のっけから
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.0

あか〜ん、
笑いながら、泣けてしまいます。

オスカーとローザの物語に観ている側も救われた気がしました。

邦題のタイトルはネタバレでは?
でも、想像がついてしまう話を、いわゆるお涙頂戴ではなく、前向
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

ほぼ見ないのだけど、珍しく恋愛作品を観賞。なんと、人とAI製OSとの恋愛を描いた近未来的作品。

清潔でスマートな近未来の世界、そこでの人間の孤独、友情、恋愛など、新しいカタチのつながりが描かれ、突飛
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黒い乙女A(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

「黒い乙女Q」に続いて観賞。





いや、これはA(アンサー?)いらない。

マジでいらない!!!

いらねーっ!!!!!!!!!!!!!

もう、早送り観賞だー、馬鹿やろーっ!

よっぽどQの寸
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マーターズ(2007年製作の映画)

4.0

何処に連れて行かれるのか、まったく予測できなかった作品。

どんなジャンルの映画を観ていたのかも途中でわからなくなる。

虐待からの逃亡→復讐?狂気?→事実!→からがまたヤバい。

マーター(ズ)=殉
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ブリザード 凍える秘密(2014年製作の映画)

2.7

ある日、突然姿を消し失踪した母親。喪失感を抱きながらも前向きに進もうとする娘。大学で家を離れ、久しぶりの帰省により、それまで見えていなかった事に気づき始める。いったい何故、母親は姿を消したのか?という>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら、未観賞だった本作を、「ワンス・アポン〜」から遡って、今ごろ観賞。でも、さすが、面白かったです。

複数の章から構成された物語と登場人物たちが、クライマックスに向けて一気に絡み合っていく
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アス(2019年製作の映画)

2.7

予告で観て以前から観たかった本作。

別荘に遊びに来た4人の家族。妻はこの地で少女時代に自らのドッペルゲンガー(?)に遭遇した記憶があり、しきりに不安を訴えるが、夫は真剣に取り合わない。

その夜、敷
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

好きか嫌いか?
これは、これは、、私は好きです!!!

雰囲気は好みながら置いていかれた「聖なる鹿殺し」監督作品。以前から気にはなっていた本作を、気分的にようやく観賞。

とあるホテルに集められた独身
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母の残像(2015年製作の映画)

2.7

う〜ん、結局は思わせぶりなまま置いていかれた気がしました。

「テルマ」と同じ監督さんなんですけど、「テルマ」も不完全燃焼だったんですよねー。相性合わないのか?

戦場カメラマンだった亡くなった妻、残
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

最後は怒涛の「ザ・タランティーノステージ」

オタク度の高いタランティーノらしい、映画と映画の街ハリウッドへの愛に溢れた作品!!

久しぶりに、映画らしい映画を観た気がします。楽しかった。終わってみれ
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幸せのバランス(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

怒られるかもしれませんが(誰に?)
「見栄と痩せ我慢しすぎで転落していく男」の話かと。

自分の浮気が原因で、妻と二人の子供を残して自分が家を出る事にした男。知人を頼るも事情が変わり、仕事も増やすけど
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アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まず、ジャケ写に惚れました。
タイトルどおり不死の少女と盲目の少年のお話というレベルの知識で観賞。

人を喰らう不死の少女、そして盲目の美少年。人間の大人によって、まったく理不尽に搾取された二人。
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黒い乙女Q(2019年製作の映画)

3.5

観てしまいました。これは、、、、
期待しちゃいますね、続編Aに。

やはり、ほぼ前知識なく観賞。
とにかく終始、不穏です。

映画はホラー要素がちらちら見え隠れしながらも、かなりサスペンス系な展開。
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.2

気になる。
とても気になる映画でした。

こんな空気感を纏った韓国映画もあるのか、と。140分、引き込まれました。

原作は村上春樹「納屋を焼く」。

夕焼けの中、シルエットでパントマイムを演じるヒロ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.1

!なんて、よくできた作品。

前日譚の「ソウルステーションパンデミック」を以前見たままで、本作をようやく今回観賞。

「ソウル〜」が、かなり感情移入できない作品だったので、ちょっと手が伸びなかったんで
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.0

オリジナルからかなり時間差で、気になってやはり観てしまいました。

余韻を残すというか、観ている側に解釈を委ねるオリジナルとは趣旨を変えたアナザーストーリー。

僕的には「あり」でした。
が、あくまで
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

超・王道オカルト恐怖映画。
これがもしかしたら、今世紀の「エクソシスト」や「悪魔の住む家」のように歴史的な作品として語り継がれていくのかも、そうも思いました。

安易にCGや大量の血飛沫などに頼る事な
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