魚子さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.5

「ひとりで孤独に耐えてる頃の方がよっぽど楽だった」

能年玲奈愛が爆発する、こんなのこの人のために作られた映画としか思えないよ。演出も配役も文句のつけようがない程いいしオープニングからエンドロールまで
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.0

人と違うのは寂しいけど素敵なこと。子供から大人まで楽しめる素敵なストップモーション映画。あーかわいい

ビタースウィート(2002年製作の映画)

3.0

ポップなジャケ写からは想像もできないくらい重くて暗かった。周りの目が気になりつつ自分じゃないなにかに憧れてしまうこの時期に、カティみたいに「これが私よ!」って胸張って生きてみたかったな〜ステフィは八方>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

2.5

さすが大友さん監修なだけあって三話とも面白かった。一作目の娘のレースが手書きだなんて信じられないし二作目の田中終始なんもわかってなくて、人バタバタ死んでて全然笑えない状況なのに笑っちゃったよ。アニメっ>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.5

「幸せになりたいっすね」「うるせーばーか」

念願すぎるこのやりとりを見れたときは良すぎて震えました。街の上でに続き、若葉竜也さんの演技がただただ好きだった。恋愛してる人もそうじゃない人もみんなまとめ
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

コロナ禍だったからお客さん7人くらいしかいなかったんだけど、会場にいたお客さんみんなでくすくすしながら見たのめちゃくちゃいい思い出。ラッキーオールドサンを聞きながら歩いた帰り道とっても幸せでした

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

アングルのプロドラン見せ方がうますぎる。好きなシーン切り取ってtシャツにしてどかどか街歩きたい。インスピレーションを受けたと言ってるだけあって、君の名前で僕を呼んでを彷彿させる描写があって心が潤いまし>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

3.0

生まれてすらない時代だけどばかみたいに憧れた。レコードも揺れるカーテンも、どれも味が出てて素敵だし壁一面に貼られたシューアンの写真がとても魅力的。ヤンの映画を見てると、つくづく台北はカメラ片手にぶらつ>>続きを読む

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.5

オードリーがタイプの女すぎる。出てくる人たちのくたびれ感じ堪んなかったし、終盤のドタバタなんてめっちゃ好き。どうでもいいけど冒頭の青シャツさすがに運転下手すぎるでしょ

猫、かえる Cat’s Home(2019年製作の映画)

-

写ルンですが日本一似合ってしまうモトーラ世理奈ちゃん

早春(1970年製作の映画)

4.0

「死ぬほどの恋に落ちたんだ」ってキャッチコピー見たときからずっと見たかった映画。期待しまくって見たのにそれを軽々飛び越えてくれたし水中での演出めちゃくちゃ好きだった。童貞のこじらせまくった愛たまんない>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

「叔父さんが言ってた、映画が発明されて人生が三倍になったって。人生を味わうなら、自分の人生だけで十分よ」

見終わったあともずっと幸せな気持ちのままでいさせてくれる。当時これを映画館でみた全員に嫉妬し
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

3.0

「吉田くんわたしのこと好きになったんじゃないよ。わたしが女だから好きになっただけだよ」

この独特の空気感とか暑苦しさ、苦しいのも切ないのも甘酸っぱいのも全部が好き。みんなが不安定で、なにをするにも迷
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ガンモ(1997年製作の映画)

3.5

汚くて汚くて汚いけどクスッと笑えるシーンとか90年代がぷんぷん匂ってくる映像が好みすぎて嫌悪感とかは全く抱かなかったかな。浴槽でスパゲティ食べるシーン見ながら呑気に夜ご飯たべてた

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

いつも他人を小馬鹿にして自分が正しいと思い込んでるふたりが最高。見てるだけで痛いと思える青春映画にやっと会えて満足、わたしも誰にもなんにも言わないでどっか行きたい

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.5

「今原爆を持っている国は八つ。俺は九番目の男だ」

とんでもないものを見た!なんだこれ!原爆、闘争、問題発言、昭和だから出来たことを全部詰め込んだみたいな映画。これは大前提なんだけど太陽を盗んだ男って
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GO(2001年製作の映画)

3.0

「名前なんてどうでもいいじゃん」「名前をつけなきゃ不安で仕方ないんだろお前ら」

自分に言い聞かせるように繰り返す、これは僕の恋愛に関する物語だ。男の子と流れ星見て最悪〜ってムードぶち壊す椿すきだなあ
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

-

無駄なbgmが一切なくてぐわんぐわんなるカメラーワークがめちゃくちゃいい。オープニングすぐ後のドアバタンわたしもすき

エル・スール(1982年製作の映画)

3.5

猛獣も歳を重ねれば弱る

ミツバチのささやきに比べてセリフが多いからストーリーが掴みやすかった。花嫁姿のちびっこ達がめちゃくちゃ愛おしいし、その後の親子で踊るシーンもほんとに良かった
あくまで少女目線
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

4.5

お父さんの言いなりだった息子が自立していく姿に感動する。シャワーで血を洗い流すシーンと親子のデュエットシーンが好みすぎてにこにこしながら見てた。ラストは雑音ききながら思う存分余韻に浸れます

落穂拾い(2000年製作の映画)

-

ドキュメンタリーって知らないまま見始めたけどそれなりに楽しめた。「拾う」って行為に着目してそこから落穂拾いに発想を飛ばせるのがすごいよね

台北ストーリー(1985年製作の映画)

-

画面がずっと綺麗。クーリンチェよりも先に見ればよかったかな

コロンバス(2017年製作の映画)

4.0

「身近すぎて何も感じなくなってる」

コロンバスにある建築物もそれを撮る構図もぜんぶ綺麗すぎて、映像美って言葉がぴったりの映画だった。ゲイブがたばこ吸ってた理由かわいすぎてきゅんとした

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.5

僕は魚だ!ふたりで潜水艦に乗ろう

中学生らしい夢と空想がとても可愛らしかった。オープニングの熱帯魚は綺麗だったし、分かりやすいcgも普段なら好まないんだけどこれは別。長い人生夢だけでは生きていけない
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

4.0

演出も色使いもポップでほんとにかわいかった。こんなパン屋さん近所にあったら絶対通ってたよ〜ラブゴーゴーってタイトルは大正解。生涯君との甘酸っぱい日々を忘れない

パリのランデブー(1994年製作の映画)

-

一日の最後に「まあ無駄な一日ではなかったな」って言えるのいいな

友だちの恋人(1987年製作の映画)

5.0

ロメール作品の中でいちばん好き。衣装の色まで計算されてるのほんと面白かったし、ふたりが湖に行くシーンだいすきだから何回も見返す

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

シルヴァンがポーリーヌを口説くとき、自然な女の方が好きって言ったのにはめちゃくちゃ頷いた。マリオンももちろんいい女だけどポーリーヌの自然な魅力には敵わないね。登場した時から割とまじでアンリむり

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.5

公園とかカフェで探偵ごっこするの好き。頼りないけどお人好しなフランソワ 最後までついてなくて可哀想だね

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

-

周りの大人を見ながらわたしもこの退屈な街から出られないまんま死んでいくんだろうな〜と思っていた頃を思い出したり、自分と重なるシーンが意外に多くてどきっとした。夏、床にぶちまいたメロンソーダすき

おい
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満月の夜(1984年製作の映画)

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子供を持つことがステータスの証だと思うとぞっとする

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.5

小さい頃に見たのを思い出して再鑑賞。親にも子供時代があったなんて、その当時考えたこともなかったからすごく変な気持ちになったの覚えてる。自分が親世代になったらきっと子供の頃に戻りたくなるだろうから、その>>続きを読む