93n35i5さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

93n35i5

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マトリックス(1999年製作の映画)

4.6

とても大好物な設定です。今自分が存在し目にしている世界が実はプログラミングされた虚構(マトリックス)であったとしたら⁈視覚,知覚,味覚,感情あらゆる感覚が偽物だったとしたら⁈果たして全てを知って真実に>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

2.0

不条理密室幽閉系。
ストーリーの面白さを理解出来なかったのは数学が理解出来ない故にでしょうか…。

ザ・セル(2000年製作の映画)

4.5

アート映画。
変性意識(夢)の世界が私の美意識に完璧ヒット。無秩序でとりとめが無く猟奇的でアトラクション的、そしてその中に偏在的に存在する美の様、視覚的・感覚的インスピレーションが湧いて溢れる。変性意
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第9地区(2009年製作の映画)

3.0

最初の方はゲットー的場所にエイリアン達を隔離したりぞんざいな扱いをしたりで人種差別を揶揄していたりするのかなと思えるがストーリーが進むに連れて段々と内容が薄っぺらくなってきて結局何が言いたかったか謎に>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

2.0

冷静沈着高知能、精神科医でもあった囚われ殺人鬼レクター。FBIの監視下の元、囚われの身ながらも自らの知能を駆使し犯罪を解き明かす、ある意味安楽椅子探偵的な(⁈)。淡々とした感じに割と飽きる。
元の小説
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.2

大義や正義感を振り翳し異郷の地や未開の地にドシドシと踏み入る者達は事実いる。その浅はかさと自己満足さを揶揄している部分もあるのだろうなと。そしてここまでとは言わずとも何か痛い目を見た者達も事実いるのだ>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

1.0

訪れた異郷の地にてハニートラップに引っ掛かり理不尽な場所で理不尽に殺されたり殺されかけたりするパターンのやつ。
日本人役を日本人が演じていないことが非常に気になった…。

プロメテウス(2012年製作の映画)

2.1

人類の起源・創造した者とは、その理由とは。誰もが頭に浮かべるであろう原始的疑問を根底に話が進む。謎の創造主とは一体?!
作品の冒頭でも触れていたが史実、世界中の遺跡に異星人や未確認飛行物体のような描写
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

5.0

多様な場面と多様な人々の映像が入り混じる、誰かがホームビデオで撮影しているような、誰かの視点でもあるようなアングル、主観と客観、そして曖昧でボヤけているかと思えば反面鮮烈な鮮やかさ。脈絡が無いようでい>>続きを読む

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.5

自らと殺された恋人の為にカラスの神秘の力によって蘇り犯人達に復讐を行う。全ては亡き愛しい恋人の為にというのがロマンチックでありながらもどこか哀愁と憐憫を誘う。
終盤の不良大勢相手の銃撃戦が格好良かった
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

3.8

前作に比べあらゆる部分がレベルアップしている。画面の隅々まで意匠を凝らされた造形と犇めき轟くクリーチャー達の異形の美。ドラマ性やストーリー性も色濃くなっており、それぞれが異なるながらも"愛"を抱えて謳>>続きを読む

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.6

アメコミが原作と知り成る程納得の世界観。
強くて優しくてお茶目で誰よりも人情味溢れるヘルボーイに魅了されてしまう作品。恋に奥手なところも可愛い。
見た目や生まれではなくどう生きるかでその者が決まるとい
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.0

愛憎劇。純然たるゴシックホラー。ありふれた感満載ですごぉく退屈だった。

DMT:精神の分子(2010年製作の映画)

4.0

私がこの世で最も興味があり渇望するDMTについて。矢張り全ては自己内に、脳にあるのだ。異世界も宇宙も生も死も、全ての真実と本質は脳にある。全てがフラクタルシステムの一部である。それはDMTという物質を>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.5

種が滅びるという事はそれなりの理由がある、そんな理由があって滅びた種族達を無理矢理遺伝子操作で蘇らせ終いにはオリジナル種作成、これは存在するべきではない時代に存在させてしまう、言わずもがな害悪しか生ま>>続きを読む

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

4.5

最初から最後まで画が好みどストライク。クラシカル、シュールレアリスティック、宗教(密教)、モダン、ダーク、ファンタジック、凡ゆる光景を詰め込んだ最高のaesthetic映画。
夢や深層意識・心理を題材
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.8

ストーリー、心理描写共に良い。サスペンスホラーの体をなしてはいるがそれ以上の何とも定義した難い作品である。様々な悪辣とした要因や重いテーマが絡み合い悲劇を作り上げる、しかしそこにあるのは悲劇とはまた別>>続きを読む

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

2.0

エルム街の悪夢を観た際にも今ひとつ感を抱いたので恐らく私は所謂"80年代ホラー"系が合わないんだと確信した。

(2013年製作の映画)

3.4

暗鬱とした雰囲気に繊細さを醸し出し映像、ワンカット毎に完璧な構図、小物や音楽等の全てがお洒落で全てに抜かりない作品(随所で流れるカラッとした音楽がストーリーの鬱屈さとの相違でコントラストを作り出し本当>>続きを読む

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

4.0

これでsaw全作品鑑賞。
ファイナル、ホフマンがただの大量殺人鬼と化していた。ジョンの価値観ガン無視レベルで美学もへったくれもない。

そして何よりも重大な事案発生、最初は嫌な奴だったホフマン、一周回
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ソウ6(2009年製作の映画)

4.0

今回も素晴らしいスペクタクルだった。話しの運びや人間関係等本当に緻密に練られている。
ジグソウの哲学や価値観を知ると何というか彼はある意味人一倍人情家なのではないかと思える。以前殺人は嫌いだと言ってい
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ソウ(2004年製作の映画)

3.0

2〜5作目を鑑賞後にやっとこちらを。その為展開がわかっていて衝撃は無かったが冷静に分析しながら鑑賞する余裕があった(笑)
先の見えなさと緻密で無駄の無いストーリー構成、何よりもシメの圧巻具合はシリーズ
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.0

兎に角緻密に練られた時間軸の中での出来事、無駄な時間は一切無かったという感じに詰め込まれている為、整理しながら見ないと分からなくなる。
殺人は嫌いだ、殺人と更生は違うと仰るジグソウ氏。成る程。
しかし
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ソウ4(2007年製作の映画)

3.5

所謂叙述トリック。色々な事象が繋がり物語に厚みが出て来た。ジグソウの過去や人物像も浮き彫りになって来て段々盛り上がって来た感じ。ゲームに関しては相変わらず大掛かりな脱出ゲーム的だが密室劇だった過去作か>>続きを読む

ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

少しでも力み具合を間違えば堕ちゆく感情を非常に上手く揺らしながら弄ぶゲーム。人間は矢張り感情の生き物だ。一筋縄ではいかないようだが実は至極単純でもある。難しい。惨たらしい殺人ゲームではあるが極限的状況>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

4.0

一作目未鑑賞であったが全く関係無く楽しめた。シリアルキラー(というのだろうか)が嗾ける命をかけるゲームに翻弄される人々。本当に始終翻弄されてのみ。心理戦に頭脳戦、緻密な設定は勿論築かれていた複線どれも>>続きを読む

ザ・ロード(2009年製作の映画)

2.0

コーマック・マッカーシー原作の小説実写化作品。
アポカリプス化した世界で生き抜く親子の物語。荒廃した世界、カニバリズムに行き着く人々、希望以外は本当に何も無い。
個人的には面白味は感じず途中で止めよう
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

霧とクリーチャーと二重に被さる障害物により不穏さは増していると思うが、クリーチャーが何ともチープ感あり過ぎ。日常に非日常を持ってくる作品はその非日常性こそ力の入れどころではあるまいかと思うだけに、クリ>>続きを読む

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