93n35i5さんの映画レビュー・感想・評価

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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.7

キャラクターの創り方に余りにも魅力が無い。人間側は主人公とヒロインとのドタバタした馴れ初めからその後の関係性に何にも感じるところが無くてパサパサ。その他の人々も一様に無味、今のご時世柄の人種差別部分を>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

男は結局皆同じ。男に対する嫌悪感、無神経さと不躾さがこれでもかというくらい詰め込まれている。男が男を出産するのは、男は女にとって無益なものしか生まないというある種の揶揄だろうか。自殺した彼が最後に愛を>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

身分の違う者達がお互いに向け合う異なる種類の侮蔑や欲望は同じくらい醜いし、結局のところ双方同じくらい愚か。という事を揶揄したいのは伝わるけれど、ストーリーラインがかなり粗末に感じてチープなB級感。富豪>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

武器小道具が一々廚ニ心を擽ってくるし、教会でのハリーの一人無双シーンは格好良過ぎて脳内蕩けたわꪪ

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

1.5

ストーリーというよりは会話を楽しめるかどうかなのだろうな。しかし会話劇にしては特にウイットに富んでいるわけでも無いし、展開もぐだぐだだから結局ただ間抜けな集団を見せられただけ…。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

私の中のベストオブムービーヒロインの座にミミが座った💎

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

それぞれの互いへの接し方と関わり方、誰にも間違いは無かったと思う。皆が精一杯の感情と優しさを向け合っていた。だけどお互いの本当の痛みと辛さは決して共有出来ない。本人の絶望は本人にしか味わえない。だから>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.8

これは大した逸作ではないか!!センスの塊とはこういうこと。世界観に対する制作側の多大な愛を感じる、寧ろ愛しか感じない。クリーチャーのダークでメカニカルパンクな造形、施設のグロごちゃ具合、ディテールから>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.9

完璧なる野望に献上する強かな静謐さ。張り巡らされた糸が次第にひと繋ぎとなって得体の知れないモンスターを編み上げる。エロティシズムはどす黒い野心に添えるアートとしてのみ機能する。美しい。画角や映像は勿論>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

"肉を食わないなら食われろ"という弱肉強食論を世に蔓延る頭のおかしいビーガンに叩き付ける超絶ポップな作品。純粋にコメディとして質が良いので、社会風刺の面をバリバリ押し出していながら重苦しくないし嫌味臭>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

1.6

凡ゆる善悪の境が無くなっていく様というのは何も無法地帯化した世の中だけに起こりうる事では無い。不満が募っている貧困層による暴虐の限り、特定の人種や身分の人間の誘拐、庇護してくれる存在であると信じている>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

この作品に限らずホラーにありがちなクライマックスでわちゃわちゃして終わる系、特にpovでは作品の雰囲気が台無しになるなと改めて感じた…。本作も作り込みは丁寧で土着信仰が魅せる薄気味悪さと重苦しさが素晴>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

1.6

純粋にただただ面白くない。確かに細部への美的な拘りは大切だと思うしその辺の徹底さは伝わる。しかし大局的な面白さへと統合されなければ意味が無い。無味乾燥。まるで駄弁が積もってばかりの主人公そのものを表し>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

多様な要素を掛け合わせた中々面白いテイストの作品。含みを持たせたり情緒的な面もあったりで上手い。

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.4

男達の理念/信念(そして肉体)がぶつかり合って砕け散っていく様に一種の美学を感じる私の様なタイプには刺さる作品。国家を跨いだ一筋縄ではいかない状況、それに対するそれぞれの立ち位置からの鬼気迫るアプロー>>続きを読む

毒戦 BELIEVER 2(2023年製作の映画)

2.9

酷評されているほど残念な出来では無かったがまあ確かに後付け感満載である事は否めない。

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

2.9

肉体武器全てを駆使してのゴリゴリのスタイリッシュなアクションは非常に見事だったけど、根底にあるのはメンヘラみたいな恋慕劇で正直白けた。あとは謎の犯罪組織養成所みたいな漫画ちっくな設定が個人的には合わな>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

2.9

"復讐の悪魔"。良くも悪くも復讐する事しか頭に無く、その復讐も練られ過ぎてもはや回りくどい。犯人との追いかけっこが楽し過ぎるあまり聞く耳持たずで周囲を巻き込んで手に負えなくなっていき、段々主人公に対し>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

殺し屋vs殺し屋。片方は見境無い狂人で片方は娘を守りたい父親(レイが趣味に刺さりまくったヨ)その対照性が面白かったし、ストーリーも社会問題を織り交ぜた重たい部分があって、ただのアウトロー映画では納まら>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

2.1

子供目線のwwⅡというところでしょうか。それ故に小難しい部分は一切無いしコミカルでポップな演出が絵本のよう。子供の純朴さが題材なのだとは思うけど、良くも悪くもそれだけというか……まだ物事を良く理解して>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

満面の笑みの仮面的不気味さ、笑顔という本来ポジティブな物に対する恐怖、これはホラー映画の下地として凄く良質な素材だったと思うのに……なんかもっとこう奇妙で精神的な伝播性を観たかった…素材を活かしきれて>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

最高過ぎた故に惜しい部分が沢山あった。監督が好きな物を詰め込んだと明言しているように、ある意味では金をふんだんに使った自主制作/同人映画的な…まあこのシリーズは過去作全てそのような風情があったけど今作>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.5

矢張りね、最後に勝つのは拳が強い漢なんスわ…👊🏼

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.4

色々な要素の良いとこ取りでごちゃごちゃさせ過ぎ。詰めに詰め込んでいるから一見豪華に見えるけど細部や軸はスカスカ、まさに真ん中に穴が空いているベーグルみたい。家族愛や夫婦愛、愛に帰結し愛が全てを解決する>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.7

スチームパンクで救世主不在の彼岸島的な作品(松本光司先生この映画にコメント寄せていましたね)(笑)ある種の熱量は重なる部分がある。
いや本当にとてつもなくエネルギーを感じる作品でした。至高の造形美にど
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.0

なんと言うか、鼻につく。映画側が鑑賞者に笑顔でどう?どう?みたいなノリを見せる個人的に嫌いなタイプの作品。

ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

"白人に虐げられる黒人"の図式、良い加減飽きたし何一つ面白く無いしどんなに演出しても所謂ポリコレ臭プンプンで不快🫨世の中だってげんなりしてるでしょ。この手の作品に出る黒人俳優達がもはや不憫…彼等を普通>>続きを読む

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

凄く刺さりました…….𓀈
ドスの効いたバイオレンスの合間にしっとりロマンス(友情以上恋人未満の関係性が非常に良い)が入る。主演二人のシーンのやり取りやテンポ感の気怠さが絶妙に心地良くて、まさにひととき
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ゲームオーバー!(2018年製作の映画)

3.5

グロ、下ネタ、ドラッグ、不謹慎ブラックコメディ、が好きな人はもれなく好きなやつ𓆫私は大好きなので終始笑ってました。頭も犬も性器も飛び(舞い)散る𓁨最高
コメディにありがちなただオーバーリアクションなだ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本当は怖いグリム童話的。
表面上は不幸で可哀想な娘が試練を乗り越え死ぬまで王子様と幸せに暮らしました、めでたしめでたし。しかし実の所、娘は強かで秘密が有り、というね。
湿地の光景が本当に美しくてまさに
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