むるむるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

むるむる

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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.2

私の知ってる範囲のアメコミっぽい!と思った。普通にワクワクしたしベイマックスは可愛い。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

うっすら存在を認知していたが通らなかったディズニー、今観たらめっちゃ良かった。やはり作画最高。
カエルになっているシーンが長い作品でいわゆるディズニープリンセス的じゃないが、カエルの姿すら魅力的で惹か
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.5

大人になって初めて観たが、めっちゃくちゃ作画が好みだった。髪の動きやばくないか?

正直ストーリーについてはちょっとご都合的かな?と感じる部分もありカタルシスはあまり得られなかったのだが、とにかく歌と
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

幼少期に一度見たっきりで物語の記憶が無く、ただヒロインと主人公ではない男のキスシーンが記憶に刻まれていた作品。
なんとなく息苦しさや切なさの記憶がずっとあったのだが、大人になって久々に鑑賞、答え合わせ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

定期的に見ては、好きなようなそうでもないような…という複雑な気持ちになる作品。ダサ女子が洗練されていく、上司の無理難題に打ち勝つ的な意味で王道の面白さはあるのだが、この作品が示したかったことは何かとか>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「すずめの戸締まり」を観てからもう一度観た。やはり個人的に新海誠作品の中で一番好き。

主人公が世界よりもヒロインの手を取るというラストが公開当初物議を醸していた印象だったが、私の見た印象ではこれはバ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

話題になっていた作品をようやく視聴。話に聞いていた通りのバカバカしくも愉快な土地いじりコメディで、池袋の扱いとかに笑った。

終始ギャグ調ではあるものの、ストーリー展開は差別に立ち向かう王道の展開で、
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

鑑賞済みのジュゼッペ・トルナーレ監督作品は「ニューシネマパラダイス」のみで、今回2作目。
映像作りもセリフ選びも演出も良かった。
レストランのバースデーケーキのワンシーンだけで、ヒリヒリと印象付けなが
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.3

シニカルな笑いと人生の悲喜交々が見られる、良いロードムービーでした。
自殺未遂をしたプルースト学者が引き取られた先が、学者が引くくらい上手くいってないしっちゃかめっちゃかな家庭でのっけから笑う。
一切
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

王道脚本の良さにあふれていた。
そういう意味で誰が消えるか、どういう展開になりそうか読めてしまうところは否めないが、分かった上でスピーディーにうまくスパイスを入れつつ演出してくれるため、面白さの低減に
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

良くない方の新海誠っぽさが出てしまった気がする。
「言の葉の庭」以降、個人の描写が丁寧になったなと思っていたのが揺り戻したような、また動機や気持ちがわからないキャラ描写に戻っているような。

冒頭、主
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

胸糞系なんだろうな…と覚悟の上で観て、やっぱりそうなるよな…と悲しくもなりつつ納得した。こうなっちゃうよな〜

救えなさのもどかしさがすごい。みんな少しずつもっと踏み込めばあの少年を救えたのでは?と思
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母性(2022年製作の映画)

3.0

こういう親いるよね〜!という毒親観察的な気持ちもありつつ、自分がこうならない自信がねえな…と不安な気持ちになった。

語り手が母親の場合と娘の場合で見え方や語り方が変わる演出が好きだった。母は母で努め
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

典型的な「信頼できない語り手」脚本。
お手本のようなそれで、ミステリーをたくさん通って脚本術を把握してる人にはオチがバレてしまうところはあるかも?

それでもミスリードしつつ伏線を配置して最後に回収す
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

昔観た時、評判のわりにピンとこねえな…と思っていたので再視聴。
ピンとこないというか、人の運命捻じ曲げてまで自分の人生に都合よく動かそうとしてしまうところが気になってしまうという価値観の問題だなと思っ
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his(2020年製作の映画)

4.0

ドラマがあったことは知らず映画のみの視聴。映画のみでも問題なく観られる作品だった。

主人公たちが直面する問題は日本で今なお起こり得る、起こっている問題だなとやるせない気持ちになりつつ、
1979年の
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

今泉監督作品っぽい、ゆるい、滑っているのかいないのか絶妙なギャグ感、哀れな空気感が満ちていた。

タイトル通り、それぞれに愛がある…はずなのに、なんだかなあという感じ。思ったよりしっかりと濡れ場が多く
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

ドンピシャ世代だったらめちゃくちゃ刺さる話だったのかも?
自分が少し後の世代で将来への期待感も薄れてしまった学生時代で、親友的な存在もグループにも属していなかったからか全く刺さらず…

ただ、こういう
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

公開時劇場で観て以来、久しぶりの鑑賞。

私は学生時代にエヴァにハマり、TV版、旧劇場版、漫画版すべてを一気に走ったエヴァ狂いで、新劇場版にも並々ならぬ思い入れがあった。
本作公開時もいろんな覚悟を固
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.8

「グリーンブック」の人種が逆のパターンか、くらいの気持ちで見始めたが、似て非なる構図の作品だった。
「同じような話か」感覚で観ないのは勿体無いし、これが約35年前に作られた映画という意味でも観ておいた
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.2

原作未読のため原作の再現度はわからないが、普通に映画として面白かった。
天才と、そうなれなかった秀才、才能を見つけてもらえない人、そういう人々の群像劇が好きなので本作も結構好き。
主人公のキャラクター
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.5

子供の頃観て好きだったのだが、久しぶりに観ると抱く感想が変わった。

昔ほど打たれる気持ちはなくなってしまったが、最期の松子の行動に胸を打たれるのは今も昔も変わらなかった。
「学校の先生」から転落して
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.5

昔観て好きだったやつをもう一度鑑賞。
小日向文世演じるお父さんが好き。切なくて、怒りが燻ってひりつくような、それでいて穏やかな空気感がよかった。

グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.5

伊坂幸太郎原作作品はいくつか観ていて大体好みなのだが、本作はハマらなかった。
原作を読んでいないので憶測だが、たぶん原作の方が良い感じなんじゃないかな〜?という予感はする。ところどころ「伊坂幸太郎っぽ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

学生の頃に観たきりで再視聴。
久しぶりに観ても映像の美しさに驚く。

夢と現実の錯綜を描くにはリアルな描写が欠かせないし、そこができているから心地よい映像体験になっているんだろうなと思う。
平沢進の音
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.5

昔観て面白かった記憶があったので再視聴。やっぱり面白かった。

数時間後に世界滅亡が待ち受ける中、誰もいない商店街を車椅子の男がウィーン…と一人進んでいくところから始まる、なかなか緩やかなインパクト(
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.0

思春期に観たら刺さっていたかもしれない。
10代の、自分が感じてることでいっぱいいっぱいで、自分の観測範囲が世界の全てで世界で一番つらいのは自分と思ってそうな感じがよく出ていたと思う。
私は主人公達と
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0

ルッキズム、パワハラ、セクハラ、性交、暴力のラッシュでなかなか疲れる作品だった…
私が外見にコンプレックスがある側の人間なので美への執着や憎悪が共感できてしまうのがきつかった。
水原希子演じる、美に執
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

原作はそこそこ途中まで既読。
実写グロが苦手だけど原作好きだったし…と気合いで観た。グロきつかったけど面白かった。

原作を知っていると、長い連載作品だったのを映画の尺におさめているため「あのシーンも
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さくらん(2007年製作の映画)

3.0

音楽が椎名林檎なのは知っていたが、思っていた以上に椎名林檎のMVだった(良い意味で)
椎名林檎の作る音楽、歌声が世界観によく合っていた。

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.0

ジェイソンの映画は断片的に観たことあったりゲームの実況を見たことあったりくらいの知識で観て、答え合わせみたいな感じだった。
今に続いているホラー映画、ホラーゲームのテンプレの元ネタを見た感覚。(これよ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.7

原作は途中まで既読、アニメは2期まで視聴済みでの鑑賞。
個人的には思ったよりは良かった…というか、原作がよく出来ていてそれをなぞっているので、引きつけるストーリーにはなっている。原作を知らない初見の方
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

原作未読。
見た印象は典型的な漫画の実写化感あるコメディ。
ウォーターボーイズやスウィングガールズ系統のゆるく笑える成長譚という感じで、そんな感じで楽しめた。
視聴後はとにかくトンカツが食べたくなった
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

1.5

1作目も受け入れられなかったけど、せっかくだから2作目も…と観てみてドン引き。1作目よりやばかった。

というのも、前回は原作改変つぎはぎストーリーだったのが、今回はそこに更にオリジナルストーリーが入
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