ひでさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

確かに99年の作品と考えれば、アイデアの着想も面白いしアクションシーンも見応えがあって凄い。
ただラストにかけて、安直な恋愛要素が入ってきて、安っぽい作品になっている印象を受けた。
人類対AIを題材に
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.2

個人的に好きなタイプの映画だったから高評価。

人種差別問題という、やもすれば暗くなってしまいがちなテーマを、悲嘆のないコメディに仕上げてしまう井筒監督の手腕に脱帽した。ものすごく単純な物語だけど、愛
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

古典的で使い古されたテーマや設定にも関わらず、観客を楽しませてしまうところにディズニーの凄みを感じた。

大きくシークエンス分けすると、
幼年期(回想)→泥棒稼業→デザイナー見習い→スカウトされてデザ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

戦争という状況下で、人種、宗教の異なる人々が同じ場所に暮らす、異様な状態。
そんな中でも、過去に深い傷を負ったという共通点から、立場も人種も全く違う者がどこかでわかり合い、恋をする。
暴力的な部分が取
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彼女(2021年製作の映画)

3.0

時折美しい場面があるが、かなり冗長。
『このサイテーな世界の終わり』と似たものを感じた。
無駄な性描写と暴力が多く、洗練されていない。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

とてつもない演技が見られる。
あらゆる面で秀逸な作品。

ランボー(1982年製作の映画)

3.8

カウンターカルチャーを学ぶにあたって、当時のベトナム帰還兵がどれだけ過酷な状況におかれていたのか、わかりやすく描かれている。
ストーリー自体も複雑な展開を見せない。
ランボーが冒頭から異常なまでに寡黙
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

この作品は、観客によって、見え方がまるきり異なるのだろう。
日本にも見えない階級制のようなものがあって、努力では越えられない壁のようなものに、嫉妬や羨望といった感情を覚えたことがあると思う。
それでも
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

赦しと救い。そして愛。
現実の世界では欠如しがちなものが、今作の中では満ち溢れていた。
素晴らしい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.9

前作よりも素直に面白い。
旧劇の今作にあたるパートと比較してもワクワクしたし、綾波の人物としての描き方が良かった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.2

旧劇を見ていないと、今作単体では楽しめないだろうと感じた。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

物語に救いがない。
ただ、愛が感じられる作品だった。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

高校時代の自分を思い出した。
自分が、誰かにとっての佐々木になれていたらいいなと思う。

就職活動中で、この先の人生について考えることが増えたけど、今作は色んな生き方の選択肢を提示してくれていると感じ
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