ひでさんの映画レビュー・感想・評価

ひで

ひで

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.9

いち野球ファンとして、ジャッキーロビンソンとドジャースには尊敬の念しかない。
ただ作品としては、差別的な描写もそこまで大きくなく、割とトントン拍子にスター街道をのし上がっていく。
現実は凄まじいほどの
>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.1

なんというリチャード・ギアの男としての色気。全ての所作に気品があるように見える。こんなにも渋い中年男性はいるのか。

物語としては、王道中の王道。
面白みはないものの、安心して見ていられる。

夢のよ
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

男子校を卒業する間際に見た以来、感性が変わってきたのか、当時と受けた印象が全く違う。

有名なラストシーン、当時は2人の夢を描いているものと思っていた。
ただ今見ると、未練タラタラな男の夢想だったのだ
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.1

まさかまさかの展開!!
平次&和葉のやり取りも面白いけど、それ以上に、、、

大好きな函館を舞台に、キッド様が活躍してて最高でした。
やはり30周年、今作気合い入ってます。

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

4.0

新作公開に向けて第2弾!

雅な京都で爆破!爆破!
平次がどこまでもかっこいいぜ。
犯人の動機が相変わらず恐ろしい。
紅葉も登場して、和葉との関係が少しだけ進んだみたい。

いよいよ明日だ!!

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.0

最新作公開に向けて第1弾!
大阪が舞台なのか!平次&和葉の出番が多いのか!と期待したけど、意外と出番なく、、
かなりパワー系の犯人と、劇場版名物の犯行動機が結構軽いやつが堪能できて良かった。

なによ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

作中の言葉を使って表現するのならば、神が作り出した映画と言っても過言ではない。

クリストファー・ノーランといえば、複雑な法則や設定、時系列を操ることで、強烈な世界観を生み出している。
本作は伝記映画
>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.9

吉田鋼太郎の演技はなぜこんなにも面白いのか。
映画としてではなく、ドラマの延長として見る方が楽しめるかな。
同性愛を特別視しない描き方は、本作の魅力だと思う。タイトルは別として。
まだまだ続いて欲しい
>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.1

さすがのスコセッシ。
一番に印象的だったことは、アイリッシュもイタリアンも関係なく、互いをグッドフェローズと呼び合うほど強く結ばれていた3人の関係。
家族同然のマフィア社会であっても、明確に差別されて
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白い!完全に期待以上!
本当に劇場で見たかったな、、涙

ライブシーン、セリフなしの音楽とアニメーションだけで、これだけ魅せられるとは。
若者たちが、夢のために切磋琢磨する姿は胸に来るも
>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.4

成り上がりと破滅。
人の忠告には従わず、自分の信条に従って動き、見事に大きくなっていく。
成功したように見えたが、それがかつての他人の忠告通りに、破滅していく。
それでもなお、女子供には手を出さない、
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

これはタイトルで損している、、、
すごくベタな展開ではあるけど、セオリー通りだからこそ良い。
犬の人生の目的も、人間の人生の目的も、変わらないよね。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.3

こんなに面白いドキュメンタリー映画見たことない!!

リーダーのライオネル・リッチー
圧倒的なカリスマ性のマイケル・ジャクソン
苦悩するボブ・ディラン
陽気な天才 スティービー・ワンダー
全力疾走 ブ
>>続きを読む

アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.1

華々しいアメリカンドリームを、こんなにもしっとりと描けるのか。

それぞれの人物の描写がよく出来ていたからか、作品に奥行きを感じる。

実際の映像と、90年代風のフィルムがすごく洒落て見える。

自分
>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

純然たるロマンス映画。
セリフの言い回しや、立ち居振る舞いが粋。

広場でジェラートを食べて、スクーターに乗って、真実の口でふざけ合って。
シーンの一つ一つ、全てが濃密に感じられる。

たった1日でも
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.4

平成!アメリカ!爆破!

本当に小さい頃に見たなあ。

キャメロン・ディアスが尋常ではないくらい可愛い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

役所広司以外に、この役は務まらないのではないか。

淡々と同じようなことを繰り返す日々。
そんな中にも、美しい景色があり、音楽があり、時折何らかの出来事が生まれる。

姪の登場から、家族についての想像
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

面白いんだけども、やはりハリーポッターの要素を求めてしまう。
ホグワーツで繰り広げられる学園モノが見たくなってしまう。

それでも魔法のシーンは胸が踊るし、魔法動物たちも可愛い。

映画館で見たら圧巻
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

ものすごく大きなことが起きるわけではない。
でも、そうした日々の積み重ねが、幸せな人生を送るための秘訣なんだと教えてくれる。

素敵な人と出会って、ただその一方で別れもあり、受け入れ難い一日があるかも
>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.1

映画としてのクオリティは別として、終始笑っていられる作品だった!

人間関係がここまでぐちゃぐちゃに交差すると面白い。

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが若くて驚いた。今の活躍を考えるとすごいキ
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

半分は実写批判をするために行ったのに、悔しい。面白かった。

キャストに関して、アシㇼパさんが最大の問題になるかと思っていたけど、なんの違和感もないどころか、しっかりハマっていた。
なかなか激しいとこ
>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

素直に思ったことを言葉にする。
歳を重ねるほど、難しくなっていく。

大抵の人は学校教育を経て、無意識のうちに色んな夢を捨ててしまう。
ロマンもなくなる。

人はもっと自由に生きていいはず。
夢を見て
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ちょっと思い出しただけ
タイトルが秀逸。本当にその通りなんだけど、そのちょっとに詰まっている。

時を遡っていくだけに、すごく切ない。
花束のような恋をした、とよく比較される本作だけど、時系列順に物語
>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

ディズニー愛が感じられる映画。
セルフオマージュには肯定的なので、楽しんでみることが出来た。

ヌルヌルアニメーションには少し抵抗があったけど、福山雅治と生田絵梨花、檀れいもさすがの歌唱力で、大満足で
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.1

すごくハッピーな気持ちになれる映画だった。
ずっと夢を見ているような、キラキラした時間。

少しミュージカルパートが多かったところが、唯一気になった。

金曜の夜に見るにはベストチョイス。
今回は吹替
>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.9

男が大好きな物語。
掃き溜めみたいな場所から、才能一本でのし上がる格好良さ。
これが伝記であり、かつエミネム本人が演じているところも最高に格好良い。

フィクションだったら正直微妙なところだけど、何か
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

トム・ハンクスに外れなし!

堅物な偏屈オヤジながら、どこか憎めない不思議な存在。
こういうキャラクターそのものが好き。

何度も奥さんの後を追うことを試みるが、意図せず周りの人に止められる。
これは
>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

面白くて、洒落た映画。
あまりのテンポの良さに、もう終わってしまうのかと寂しくなるくらいだった。

かの有名な銭形のとっつぁんの台詞。
痺れたなあ。

五右衛門と次元の出番は少なく、ルパンとクラリスに
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

ゴジラならではのゾワゾワ感を、とくと堪能しました。

轟音上映で鑑賞。
ゴジラの叫びが肌に突き刺さるかのような、見事な恐ろしさ。

戦争という絶望の後に、再び現れた絶望。
それにもめげず、戦う人々。
>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.8

いかにも80年代のハチャメチャ映画って感じで良かったな。

エディ・マーフィの表情、アメリカンポップ、無茶苦茶な銃撃戦、オンボロのアメ車。

たまには何も考えずに見れる映画を。

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

ドラマに引き続き面白かった。

かなり胸苦しい内容にも関わらず、ミステリコメディとして仕上げるのはさすが。

ドラマの続編が楽しみだ。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.1

日本大好きタランティーノのぶっ飛び映画。

例によって、大量の血しぶき。
日本のヤクザ映画のオマージュ。
カタコトの日本語。
耳に残る挿入歌。

やりたいことを無理やり詰め込みました、みたいなカオス感
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

震えるくらい興奮した。
轟音上映で見たのは大正解。

ロマンが詰まりまくってる。
やはりレーサーは永遠の憧れ。

観客まで、夢を叶えたような気になれる。

さすがはSONYのグラフィックと音響。

2
>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.9

とにもかくにも楽しい!
見終えてから、ディズニーランドに行きたくて仕方がない。

脚本についてはさして物珍しさはなかったけれど、お馴染みの音楽や、CG映像のクオリティに胸が高鳴った。

今年はディズニ
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

ディカプリオの演技力が半端じゃない。
シラフで演じられることがすごすぎる。

実話ということが強烈すぎるけど、それ以上に映画でこのぶっ飛び具合を表現出来たことに感動を覚える。

さすがはスコセッシとデ
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.9

かなりぶっ飛んでて面白い。

バービーランドは現実世界とあべこべな空間。
ケンが持ち込んだ男性主義的な思想は、昨今の女性活躍を半ば無理矢理に推し進める社会を思わせる。
性別関係なく、ありのままの自分を
>>続きを読む

>|