KoheiNaritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

怒りのキューバ(1964年製作の映画)

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撮影が凄すぎて内容が全く入ってこないという珍しいパターン。冗談はさておき、どれも反骨と熱狂と革命を収めたフィルムとして力強さがあった。やはり三つ目が異様。

フィツカラルド(1982年製作の映画)

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ひたすら狂人が画面を埋め尽くす。映画としか呼ぶことのできない何か、しかしこれが映画になってしまう残酷さ。
一番狂ってるのは、作ってる人間だし、その存在こそがまたこれを映画たらしめている。
めちゃくちゃ
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10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002年製作の映画)

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ヴィクトルエリセの素晴らしさ。
10分の中に複数の時間が流れている。ショットにしてわずか10数秒の時間で、人の生きた時間から滲み出る何かを写してしまう、この、エリセの才気。時計の少年があまりに悠久。
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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もう20分短かったら最高だな、と思ったり。
画面への神経質なこだわりがありそうにも見えつつ、意外にも揺れや汚れに対して、世界を開いているのがよかった。
カジノの自動ドアの開く速さが狂っている。
の、よ
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