Kaoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フォールアウト(2021年製作の映画)

4.0

予告で引き込まれました。
当事者じゃないから本当の気持ちはわからないけど、その後を丁寧に見せてくれる作品は初めて観た。
こんな映画、私はとても好きです。
ベイダもミアもクイントンもみんなアメリカの普通
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

予備知識一切入れずに鑑賞。
〝未解決の過去は現在に害をなす〟
声を上げる時を待ち続けるにはあまりに長過ぎた。この暗くて長い歴史の解決策ってそもそもあるのか?
オープニングのワンカットからぞっとした。明
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

2.2

演出がくどくて早々にお腹いっぱい。
繰り返し流れる火垂るの墓みたいなBGMもなんだか...。
少年時代のひと夏の思い出(冒険)がテーマの作品は素晴らしい物がすでに存在しているし、比較すべきではないけど
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

バスケに無知でも大体の人は知ってるマイケルジョーダンとエアジョーダン。
NIKEはそれまでランニングシューズが主流だった事やアメリカのスニーカーのシェア率の低さには驚いた。
そして今はコンバースを買収
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.0

悪霊なのか悪魔なのか何が目的だったの?
1人のターゲットに取り憑くのは分かるのだけどお父さんの魂が欲しい雰囲気の割には半殺しのまま家族に次々と取り憑いてるしイマイチ主旨がわからないままフワッと。
こう
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

ジョーダンピールであれば観ます。
期待値が高まっちゃうのそろそろやめたいのだけどやっぱり好き。
好きなだけにがっかりする事も多々ある題材。
残念だったら嫌だなぁと思いながらも見るも、きちんと丁寧に作っ
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めまい(1958年製作の映画)

3.5

これは愛憎劇なのか?
後半グッと面白くなると共にジェームズの気持ち悪さも倍増。
僕のためにって好きだった女と同じ服を着させてくるジェームズ、グイグイ部屋に入ってくるジェームズ、ラストの力づくで強要する
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僕が大人になる前に/ビッグな僕の青春(2019年製作の映画)

3.3

10代から見たら憧れるだろうけど30代の私にはみんなただのクソガキ。
見てるのも痛々しかったけど16歳の私ならジークみたいな男に憧れたかもしれない。
背伸びするのもダサいし変われないのもイタい、10代
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

-

T4作戦、知らなかった。
後にずっしりと来る14分。
被害者の数を思うとこの作品、大袈裟じゃなく被害者達のその瞬間をほんの少し切り取った程なんだろうな。
日本でもあったもんね。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.4

ヒッチコック作品は何作観たのか、今までつまんないと思った作品が一本もない。
絶対に楽しませてくれて本当にありがとうと思う。
今作、殺人シーンがものすごくおしゃれだった...。
こんな撮り方見た事ない。
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ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.3

ルームでさえしんどかったのにさらに深掘り。そもそもの視点が違ったけどこんな事がまかり通るのか?には変わりなし。
ラストの家族団欒は本当か?と思っちゃった。
自宅の地下で実の父親に監禁されて20年間(実
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.4

几帳面すぎて純粋すぎて遠回りがすごいけどその不器用さが憎めない。
バリーと付き合うのはなかなか大変だと思うけど芯がめちゃくちゃ純真。
恋は強い!
青いスーツ身ひとつでハワイに飛んできちゃうとか道に落ち
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.9

映画の中の話みたいな事が実際にあってそれがこんな豪華キャストで世に出る。
公開当時は話題になったのか?
正義とか法律とかクソ食らえすぎてデカにならないか?という誘いにシェイクスが言った〝正義を捨てて?
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

2.8

ラストそう来るか。
気持ち悪くて怖い上にものすごくイライラする。歪んだ母性の犠牲になるのは子供。この絶対的な関係性の圧力がしんどい。
イタリアで産み育てていたらこうはならなかったのか?とも思うしミナを
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

-

正直ハラハラもしないしストーリーも大したことはなく真新しいものは皆無なんだけどアランとエリー時代へのリスペクトを感じた事を評価したい。
アランとエリーとイアンが居る喜びに尽きる。
1では黒かったウー博
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.6

あぁ、心が浄化された。歌詞5番まで聴いたら泣かないわけないよね。
まるちゃんは大人より物事ハッキリ見えてる。
はらいそに買い物ブギー、めちゃくちゃカッコ良くて可愛かったなぁ。
ファンタジーで素敵な夢み
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月は上りぬ(1955年製作の映画)

4.8

せっちゃん(北原三枝さん)が一人勝ちしてる。田中絹代さんの監督作品初鑑賞、女の残酷さと可愛さをこんなに上手く撮るなんてソフィアコッポラみたい。
おてんばなせっちゃんが昌二さんを思って涙する姿や脱いだ服
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ムクドリ(2021年製作の映画)

3.7

こんな悲しみ、どう向き合えばいいのか。たくさんぶつかった方がいい、気持ちに蓋をしない方がいい。でも【昔みたいに】戻らなくてもいいと思う。10ヶ月私のお腹にいたのよ!と泣いて怒ったリリーに胸が詰まった。>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.3

どんなに愛しても愛し足りなくて一瞬も離れたくなくて、一緒にいても満たされなくて、ただ触れて欲しくてそばにいたい。
はぁ、、若くて純粋。
そんな感情遠い昔にあったかもしれないなぁと胸がギュッと切なくなっ
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釣りバカ日誌20 ファイナル(2009年製作の映画)

3.5

釣りバカ最終話。
なんだかんだ20年分を観させてもらうとラストに感じる醍醐味。
明るく楽しいエンドロールでした。
谷啓さんも姿を見せてくれて胸が熱くなった。
スーさんの経営者としての心労をずっと見てき
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釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(2008年製作の映画)

3.0

奈良岡朋子さんのご冥福をお祈りします。
キャラクターの中でもスーさんの奥さんが大好きでした。
13話目の浜ちゃんの不倫(じゃないのに)を目撃した時のすーさんの奥さんのリアクションが大好きでもう一回みた
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釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束(2007年製作の映画)

3.0

釣りバカ20年。久しぶりに2人で釣りして喧嘩して嬉しいわ。
船上での写真撮影も懐かしいね。
スーさんは社長から会長へ。
スーさんが毎回小さくなっていくようで切ないけど、三國蓮太郎の魅力は一切衰えないの
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釣りバカ日誌17 あとは能登なれ ハマとなれ!(2006年製作の映画)

3.0

少し寝かせて釣りバカ17話目。
八ちゃんのオシャレ着が〝子持ちワカメ〟😂
登場人物の中でも八ちゃんが特に好きなので背伸びして失恋する姿がちょっとだけ悲しくて。カフスを首からぶら下げる可愛い八ちゃん好き
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

4.7

このクオリティの高さに👏
91年前の作品がこんなにも面白い。
たくさん笑って大いに学んだ。
子供たちの動きとコミカルな活弁にとにかく笑わされた。
子供の社会に序列はないけど強さがものを言うから生き残る
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.2

この焦燥感、とてもリアルで辛い。
8才の男の子が友達にノートを返しにいく、だけのシンプルなストーリーなのにどうもうまく行かない。はじめてのおつかいのように微笑ましい気持ちになれればいいけど大人達がとに
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キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

4.2

こんなにも優しい気持ちにさせてくれてありがとう。絶妙な力加減。
不良仲間もみんないい奴だし彼女も気が強い割に素直で可愛い!イゴールがキングスオブサマーのビアジオでかなりテンション上がった。今作タトゥー
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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

呼んでも呼んでもこちらに気づいてくれないお母さん。それが夢でもウニの寂しさがすべてそこに凝縮されてるようで悲しくて怖くて寂しかった。
ラスト10分ご飯を食べている時のウニを見るお母さんの視線が求めてい
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ジョーンズタウン集団自殺 -偽りの死の楽園-(2018年製作の映画)

3.6

概要は知っていても信者たちの証言は聞いたこともなかったので驚いた。
ジムジョーンズには4人の女がいてそのうちの3人がこの事件を首謀したこともこの映画で初めて知って驚いた。
ジョーンズタウンがいかに素晴
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釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪(2005年製作の映画)

2.0

この先、釣りバカを見るか止めるかの瀬戸際まで来たような気がしている。
浜ちゃんがボロ雑巾の様な姿で鳴く魚を抱きしめて逃げ惑うシーンは笑ったし、いまだにスーさんを隠居ジジイだと思っているハッちゃんとスー
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.5

鳴るはずのない電話から聞こえてくる声の正体、そう来たか。
イーサンホーク見たさに期待せずとも楽しみにしていた作品、良作どころか大好きなタイプだった。
連続誘拐殺人犯に監禁されどう逃げ出すか、まではよく
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消えない罪(2021年製作の映画)

4.0

この展開は考えもしてなかった。
泣きすぎ、汗びっしょり、鼻水ダラダラ。
たった5歳の妹を残して20年、どれだけ長かったか。
姉だけど母のような気持ちでいたに違いなく、現在のケイティの母親が口数が少ない
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マチルダ(1996年製作の映画)

3.2

おさげの女の子の髪わしづかみにして砲丸投げのように飛ばす校長怖すぎる。笑
子供の頃に見たらワクワクしたかもしれないんだけど私はもういい大人なのでマチルダを愛さない両親や意地悪な兄に悲しくなってしまって
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釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない !?(2004年製作の映画)

3.4

大好きな秋田が舞台、それだけで嬉しい。
スーさんは立場的に今まで誰にも褒められることが無かったけど、経営コンサルで入った江角マキコが間接的にスーさんは社長として素晴らしいと評価したこと、それがスーさん
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釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!(2003年製作の映画)

2.9

記録用。
監督交代3人目。
舞台も配役も設定も毎度変わるのはどうしたものか🥲鯉太郎はすっかり知らない少年に。こう変わってしまうと入り込めるものも入り込めずスッと気持ちが冷めてしまう。
演出がうるさくて
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釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!(2002年製作の映画)

3.5

スーさんの運転手(笹野さん)が合コンを〝命の洗濯〟って呼んでるのめっちゃウケた。命の洗濯...笑
丹羽哲郎が取引先会長。しかも内線電話が0151(霊来い)センス!
引きこもりの国男が浜ちゃんに会った瞬
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