アルパカメタルさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

気にはなっていた本作。最近見て良かった「ラースと、その彼女」の監督だったのでついに手を伸ばす。

女子で初めてトリプルアクセルを決めた、みたいに描かれてるけど公式試合で初めてトリプルアクセルを決めたの
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.2

いくらカンヌのパルムドール受賞作と言えども151分という尺に二の足を踏んでたのだけど、何これ、めちゃくちゃドツボ映画だった。

美術館の館主の男が主人公。この男がいわゆる富裕層。男の行く先々で物乞いや
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.0

ダメな方の福田雄一。

最近、吉沢亮と横浜流星の区別がつかなくなってきている。

メメント(2000年製作の映画)

3.2

結局「テネット」は劇場で見逃したものの配信レンタルが始まったしどうしよう、そういえばノーラン見たことなくね?と手を伸ばした(よく考えたら「インターステラー」見てた)

怪我により記憶が10分しか持たな
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.0

親友同士の女2人が旅行途中に殺人(片方の女がレイプされかけ、それを助けようとしてもう片方の女が男を射殺)、そのまま逃げちゃうぜ!っていうロードムービー。

ルイーズは男に騙されまくるし最初イライラした
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

いいかげん「ミッドサマー」を観なくては...しかしまだアリ・アスターのことを知らない...と、Netflixに追加されたばかりの本作を。劇場公開直前、映画館で予告を観て気にはなってたけど「女の子の顔怖>>続きを読む

私は渦の底から(2015年製作の映画)

3.2

己が囚われている間に、一番近くの人間のことが見えてない。なんとも残酷な結末。

わたしが発芽する日(2016年製作の映画)

3.4

結婚を控えた姉、"空気を読むのが苦手"な妹。この監督の「次は何に生まれましょうか」と基本的な構造は似ている。血の繋がりは抗おうとしても抗えない繋がり。そこに愛情があっても、時に分かり合えないこともしば>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.5

スマホはデジタルおしゃぶり。

SNSはドラッグと一緒、その便利さに慣れてしまったら後には戻れないよな。

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.0

クロエ・グレース・モレッツがLGBTの矯正施設に入れられる話。物語はやや単調なのでクロエの芝居が作品を持ち上げた印象。

時代設定は1993年。「ある少年の告白」もそうだけど、遠くない過去にこういう施
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.3

普通に面白かった。

兄弟って一緒に歳をとれていいねえ(なおこれは一人っ子で育ってきた人間の感想)

うたのはじまり(2020年製作の映画)

3.8

クリップ漏れ。

ろう者である写真家、斎藤陽道。そして妻もろう者。2人から生まれた息子は聴覚に異常はなかった。
幼少のときの教育もあって“歌”が嫌いだった斎藤陽道が息子をあやすときに自然と子守唄が口か
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ロバマン(2019年製作の映画)

2.8

クリップ漏れ。

河崎実だからなんでもいい。吉田照美周りの豪華出演陣。

ペット(2016年製作の映画)

3.2

トイストーリー感。

ギジェット強すぎカッコいい。

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

2.5

割とシリーズ通して楽しく見てたんだけど、これはキツかった。こんなものがテーマになってる自体が時代に合ってなさすぎる。

高齢者向けのドタバタ喜劇だからこれでいいのか...。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.1

高校生の時に観て衝撃を受けた「アフタースクール」の内田けんじ監督作。意外と観てなかったので鑑賞。

もう完全に映画を観る着眼点が異なってきている。作り込まれた脚本とコメディ演出は今見てもさすがだとは思
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酔うと化け物になる父がつらい(2019年製作の映画)

2.8

若手俳優随一の佇んでるだけで雰囲気と哀愁を醸し出せる役者松本穂香を主演に据えておきながら、心情を漫画みたいに吹き出しで語らせるとは何??憤りが凄い。

話はコメディタッチで重めのストーリーを辿りたいん
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

2.6

流石に知恵袋の投稿ひとつで120分は無理があるんじゃないか...。中だるみが激しすぎた。前半はほとんど家、妻のパート先、夫の会社の三往復だし...。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.4

韓国版より登場人物がすっきりしてて良かったんじゃない?あとシンプルに音楽に馴染みが深い分のれる(世代ではないけど)。そして大根仁のオリジナル版へのリスペクトが画面全体から存分に伝わった。

ブリタ二最
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亜人(2017年製作の映画)

2.8

脳みそ使わずに映画観たい気分だったので。

続編ありそうなラストの割に公開からもう3年経ってるけど興行収入振るわなかった?

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.4

タイトルバック前の軽い感じで“実話を基にしたフィクション”と字幕を入れる通りエンターテイメント性は高いものの、エンドロール前の実際の映像にはスパイク・リーに「たのしんで終わりの娯楽にしてんじゃねえぞ!>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

長女は自我が芽生え始めるめんどくさいお年頃、長男は学校で問題行動ばっかり起こす、そんな中生まれた第三子のお世話をナイトシッターに頼むというお話。

そのナイトシッターがタリーという若い女性なのだけど、
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フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

3.3

最後のフレンチ・カンカンが圧倒的すぎる。終始物量で勝負してきたな...。

(ダングラールが終盤でニニに言い放つ言葉に渡辺淳之介がチラついてしまった。ジュンジュンに負けた...。)

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

3.5

橋大爆破が凄すぎる。列車の追いかけっこがメインでバスターキートンの身体能力の見せ所は少なめだけど、それでもやっぱり凄い。一歩間違ったら死ぬようなことを繰り返してる。

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.8

ラブドールに恋するゴズリンちゃんっていうあらすじだけで気持ち悪い映画だと思ってた...。

最初、兄嫁がお節介すぎてうざかったけど誰よりも寄り添ってくれるじゃん、兄嫁...。想像もしない方向にストーリ
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74歳のペリカンはパンを売る(2017年製作の映画)

1.0

ドキュメンタリーとしてひどすぎる。

浅草のパン屋ペリカンが「2種類のパンしか売っていない」ことと「創業74年」なことくらいしかこの作品からわからないのはどうかと思うぞ。別に自分の読解力がないからじゃ
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.3

はちゃめちゃ良かった...。アニエス・ヴァルダとJR、年の差はおばあちゃんと孫くらいあるんだけど、お互いを尊重、リスペクトし合っていて言葉では表現できない微妙で最高な関係性だった。

表現というのは己
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戦車闘争(2020年製作の映画)

3.5

ベトナム戦争下、相模原の米軍基地から戦車が戦地に輸送されること=戦争に加担することと市民たちの抗議運動が起こる、これが戦車闘争。恥ずかしながらこの戦車闘争のことは知らなかったのだが、当時をよく知る数々>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

2.9

トム・フォードのデビュー作。画面に映る何から何までが美しい。ストーリーは特段、これと言って...なので。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

結局は心の持ちようって話。根明人間向けの自己啓発ムービーかな。悪くはないけど別に深く刺さるようなものでもない。

禅と骨(2016年製作の映画)

3.5

「ヨコハマメリー」の中村監督だから観たのだけど、この作品も良かった。

アメリカと日本のハーフ、第二次世界大戦中はアメリカに渡りその後帰国、京都で禅僧になったヘンリ・ミトワのドキュメンタリー。再現ドラ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.5

話がどうこう、映画としてどうこう以前に登場人物みんな気持ち悪すぎて観るの苦痛だった。同性愛が無理とかそういうこと言ってるんじゃないですよ。

同性愛を扱った作品とBL作品というのは≒ではなく全く別物だ
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おばあちゃん女の子(2010年製作の映画)

3.0

さっぱりわからんのになんかクセになってしまってる横浜聡子監督作。

「ウルトラミラクルラブストーリー」はどことなく人間、世界の破滅の匂いを感じたのだけど、これも多分そっち系。「ジャーマン+雨」は逆の方
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劇場版 アイドルキャノンボール2017(2017年製作の映画)

3.7

BiSHドキュを観てそういえばこれを観てなかった、と。BiSキャノ以来のキャノンボール。ビーバップみのる、タートル今田の不在によりキャノンボールとしての破壊力は欠けるものの岩渕、宮地両氏の対照的なこの>>続きを読む

ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

4.1

宮地(あえて呼び捨てで呼ばせてくれ)クソキモいけど最高だな!結局お前のセルフドキュメンタリーじゃないか!!!!

HMJM、松尾さん周りの人たちは本当にいつもカメラを通して自分と向き合い続けてる。いい
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