スルガさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

カラオケ行こ!

悩める合唱部部長の岡聡実。そんな彼にヤクザの成田狂児からカラオケに誘われ、歌の先生をするようお願いされる。

原作は未読。

面白いのは面白いが、周りが絶賛する程はハマらなかった。映
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.0

巻き込まれる男。

タクシー運転手として生計を立てる男は多額の借金を返すために賭け事に手を出すが直ぐに破産していた。そんな男に殺しの依頼が舞い込み、犯行に移るのだが…

強烈なバイオレンス。話はやや複
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.2

孤高の男。

家族を無惨に殺されてしまった娼婦のジル。その土地の相続人となったジルは利権争いに巻き込まれてしまう。

どのシーンも演出、モリコーネの音楽によってめちゃくちゃかっこいい。まず冒頭20分の
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大列車作戦(1964年製作の映画)

4.1

たかが絵画。

ナチス軍によりフランスの絵画を略奪されてしまう。ドイツに行き届く前に阻止しようと奮闘する。

60年代とは思えないくらい大迫力なアクションシーンの連続であり、緊張感も続いて見応えがあっ
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.8

ママは、殺人鬼。

ルールを守らないやつは殺します。

頭空っぽにして観るには丁度いい作品。終始めちゃくちゃな物語だけど実話を基に作られている。

包丁を持って追いかけてきたり、ハサミで襲いかかったり
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.7

このマンションに部外者入れない。

地震で唯一倒壊しなかったマンションに部外者が迫り来る。

イ・ビョンホンの顔がぐっちゃぐちゃになるほどの演技だった。全体的に面白いが、ストーリーにもっと盛り上がりが
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.5

まだ疲れ切っていない消耗品軍団。

爆弾のスイッチを回収するため消耗品軍団は立ち向かう。

シリーズ4作目にして残念な仕上がりに。公開前から海外からの評価が低いことから期待はしていなかった。

消耗品
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.7

まだまだやれる消耗品軍団。

追っていた敵はかつての仲間だった。

面白いのは面白いが回りくどい。バーニーが戦力になる若手をスカウトするくだりが長すぎるし、わくわくもしなかった。ヴィランにメル・ギブソ
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.0

再び集結する消耗品軍団。

仲間を目の前で殺され、危険なデータまでも奪われてしまったチームは復讐を誓う。

小6の時に劇場で観たのが記憶に新しい。

今作からシュワちゃん、ブルース・ウィリスが本格参戦
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.6

消耗品軍団、初陣。

島国を支配しようとする組織をぶっ潰せ。

アクションスター大集結映画第1弾。

とにかくド派手。画になる俳優陣ばかりで良い。ただ、終盤のアクションは爆発ばかりで誰が誰と戦っている
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顔のない眼(1959年製作の映画)

3.9

新しい顔。

娘の顔面を失った教授はある女性を誘拐し、皮膚を移植しようとする。

とても恐ろしい映画。

ホラーというより人間ドラマだった。顔面を変えることで新しい自分に生まれ変わる苦悩が描かれていた
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.9

星に願いを。

民衆の願いを没収し支配しようとするマグニフィコ王を止めるためアーシャは奮闘する。

評判はあまり良くないみたいだけどめっちゃ面白かった。

メインである生田絵梨花と福山雅治の声優が上手
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

偽りの家族。

メレメレと呼ばれるスイーツの味を確かめるためにフリジスに向かったフォージャー家一行。その道中でアーニャは謎のチョコレートを食べてしまい、大きな物事へと発展していく。

原作、アニメ共に
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.7

幸運の靴よ 勝利を。

ファッションデザイナーとして活躍するクリスティーンは夫と1人の娘と暮らしていた。ある日、謎ノミが体に寄生してまい、幻覚や痙攣など起こしてしまう。そんな時にフィリピン人のダイアナ
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たたり(1963年製作の映画)

3.5

怪奇現象を調査。

幽霊屋敷の調査を進めるマークウェイ博士は、2人の女性をアシスタントとして迎え入れ真相を探る。

音だけで恐怖を駆りたてる作品。霊感の強いエレノアが幽霊屋敷に誘われてるのが怖い。あと
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ジョン・カーペンターの 要塞警察(1976年製作の映画)

4.0

タバコをくれないか。

引越し前の警察署にギャングが攻めてくる。警察と囚人が協力をし、奮闘する。

特に深い内容はないのに惹き込まれる作品。音楽、演出によってかなり見応えがあった。ビショップ警部補と囚
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.8

極上のディナーを召し上がれ。

感謝祭で賑わう町。スーパーマーケットのセールに民衆が殺到し大惨事が起こってしまう。その翌年、ジョン・カーヴァーと名乗る人物が次々と惨殺していく事件が発生し…

面白いの
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

沈没寸前の船から脱出せよ!

新年を祝うパーティで賑わう中、大きな波が押し寄せ船が傾いてしまう。生き残るために脱出しようと奮闘する。

大迫力の映像まではいかないが、見応えのある作品だった。頭空っぽに
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

4.0

首を持ってこい。

懸賞金がかかったガルシアの首を持って帰るため、墓場に向かったピアノ弾きのベニーだったが、その代償はあまりにも大きかった。

いつまでも筋を通し、目的のためなら暴力を厭わないベニーが
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フルーク(1995年製作の映画)

4.0

気がつけば犬に。

犬のフルークは前世が人間であることに気づき、家族の元へと戻ろうとする。

めっちゃいい映画だった。

ファミリー映画として持ってこいだし、犬好きにはたまらない。ラストも切なかった。

ハリーとトント(1974年製作の映画)

4.0

旅は道連れ。

立ち退きを命じられた老人は猫とトントとともに旅に出る。

心温まるロードムービー!

人間味あふれる老人ハリーが色んな人と楽しいお喋りをしていくだけで心温まった。愛猫のトントも可愛い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

こんどはこんど、今は今。

寡黙なトイレ清掃員として働く平山の日常を描く。

トイレの汚れを浄化し、日常も彩やかになっていく。どう良かったか言語化しづらいが大傑作。淡々とトイレ掃除をし、同じルーティン
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

手を握って唱えましょう。

母を亡くした高校生のミアは、手を握って唱えれば90秒間憑依できるイベントに参加しのめり込んでいくミアだったが…

オーストラリア双子のYouTuberが放つ憑依ホラー。
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

ミルクでドーナツを作ろう。

大きい夢を抱く男クッキーは大自然の中で中国系移民のキン・ルーと出会う。2人は意気投合して、夜な夜な牛からミルクを搾り出しドーナツを作り、一攫千金を狙っていた。

2人がド
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メイフィールドの怪人たち(1989年製作の映画)

3.8

隣人は何者?

メイフィールドの町に引っ越してきたクロペック一家は姿を現さない。怪しいと感じた近所の男3人は真相を探る。

大の大人が真面目にバカなことしまくるのが面白い。隣人より男3人の方がやばいと
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

誰しも心に愛を持って。

見習い修道女のマリアはトラップ家の子どもたちの家庭教師をすることになる。その子どもたちは母親を亡くして以来、父親に軍隊のように躾られていた。

自然に笑顔になるミュージカル映
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ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

4.1

静かなる復讐。

ベトナムの捕虜収容所から帰還したレーン少佐。その歓迎イベントとして貰った銀貨を狙いに強盗が押し入り、息子と妻を殺されてしまう。レーンは復讐に燃える。

脚本がポール・シュレイダーなだ
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.7

老夫婦の日常。

心臓病の夫と認知症の妻を2分割にして映し出す。

2分割の映像で内容とともに目で追うのが疲れる。刻々と死に迫る恐怖により、人生の儚さを感じられる。

クジョー(1983年製作の映画)

3.8

狂犬病の犬が大暴れ。

狂犬病の犬が、周りの人々を襲いはじめる。

スティーブン・キング原作の犬スリラー。

前半はメインの家族の生活の日常を映し、後半は狂犬病の犬クジョーが車に閉じ込められた親子に襲
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.6

ローラはひたすらに走る。

ローラは恋人のマニから電話がかかってきて、ボスの10万マルクを紛失したことを知る。用意しないと殺されてしまうマニのために、ローラは家を飛び出し金を工面する。

本作の音楽が
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

トットちゃんの学校生活。

自由奔放で落ち着きがない女の子トットちゃん。校舎が電車になっているトモエ學園に通うことになったトットちゃんはそこで泰明くんと仲良くなる。

トットちゃんの明るさを映す一方で
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.7

愛しているのは車。

いじめられっ子のアーニーはクリスティーンと呼ばれる廃車を購入する。しかしその車は恐ろしかった…

車に執着し過ぎるアーニーが恐ろしく、段々と嫌いなる。いじめていた少年を車で執拗に
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.6

私、痩せに来ました。

痩せたい気持ちがある少女シミーは、料理研究家の叔母の元に訪れる。その食事指導は想像を絶するものだった。

今年公開された『ピギー』と同じように自分の体型から物語が発展していく。
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

ほんの些細な日常。

とある主婦の3日間の日常を3時間超えで描く。

どう良かったか表現しづらい傑作。

淡々と主婦であるジャンヌのルーティンをひたすらに映していくのだが、2日目、3日目になるにつれて
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

この村は何かがおかしい。

政財界を牛耳る龍賀族の当主が亡くなり、その跡継ぎで論争が起こり、やがてその村で殺人にまで発展していく。

和製『ゴーストバスターズ』だった。周りが絶賛するほど面白いとは感じ
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市子(2023年製作の映画)

3.7

市子って何者?

プロポーズをした翌日に恋人の市子が消えた。そんな彼女の知られざる過去が明らかになっていく。

まず本編通して杉咲花の演技に圧倒された。それだけこの作品を観て良かったと思える。現在と過
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