あもさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あも

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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.5

ケータイひとつで関係性が崩壊していく様を描いた、韓国らしいブラックコメディ。
とあるホームパーティーに集まった男女だけど、奥さんたちの微妙に仲悪い部分とか旦那たちの見栄と嘘とか、そういう微妙な空気感を
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.0

ザ・60年代アメリカという感じの空気感がたまらない。
若者たちのエネルギーが爆発してるのも、車社会で自由気ままに街中を滑走してるのも、レトロアメリカンなファッションも、全てyoung&wildって感じ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

ハーレイちゃんが愛くるしい〜!
悪党だけど一人の等身大な女の子で、悲惨な過去を背負いながらもずっと笑顔でいる彼女に何故か共感せざるを得ないのよね。
強いガールズたちの大活躍は見てて気持ち良いです。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

「風邪ひいたからご飯作りに来て」って言われて作りに行ったこと私もあるからめちゃくちゃ分かるし、分かるからこそ絶対こっち側の人間にはなりたくないと強く思う。
恋愛の痛い本質突いてんなーと何度も感じる作品
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

あながちフィクションでもなくて、ビジネスの現場ってドラマみたいに劇的な出来事が次から次へと起こるから夢中にもなるし面白いよね。
そんな時に自分の信念を持ってまっすぐ立ち向かえるかっこいい社会人でありた
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名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.0

空飛ぶコナンの渾身の一撃は、少年ジャンプの漫画だったっけこれ?ってなりました。
「狙撃」というテーマひとつでもここまでストーリーを持たせてミステリー作り上げるのが流石コナン映画。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

歌がひとつひとつ、どれをとってもめちゃくちゃ良い。そりゃモデルも振り向くわ。
みんな子供ながらに結構壮絶な経験をしてるんだけど、それに一度も負けないのが本当に強い。勇気をもらえる。
世の中の傑作と呼ば
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

派手さはないし大衆性はないんだけど、特定の刺さる層にはぶっ刺さる映画。
こんな富裕層ほんとにあるの?って感じだけど、面白いくらい本当にあるんだよね。
オープニングの家族での食事会のシーンからリアルすぎ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

2.5

うーん、なんか薄い感じがする。LGBTQテーマも、やりたい事も、分かるんだけど表面的。インクルーシブに愛そうよっていうメッセージはアメリカらしくてとても優しいんだけどね…。
人の心が変わる瞬間って相当
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングサスペンスという新しいテーマ…!
そのシーンだけで一つのクライマックスになる程の、手に汗握る緊迫感がすごい。一音一音、そして目線の動きでさえも敏感にさせる、演出の巧さ。
タイ映画ってほぼ観た
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

是枝監督による法廷サスペンス。
よく計算された演出と構成も相まって、非常に深い。深いけど、答えが示されないまま終わるので後味は悪め。法廷では真実は暴かれないという司法への疑問こそが、伝えたかったことら
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.0

実は私たちの知らないところで小人が借り暮らしをしていたら。人間のティッシュや角砂糖を大事に使いながら生活をしていたら。考えただけでわくわくするような可愛らしい世界観。
アリエッティが初めてパパと狩りに
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

すごく良かった。少し斜に構えた大学生二人が、同じ趣味、同じ価値観を持った相手と運命的とも言える出会いをして、そこからの盛り上がりようは作中では「パーティー」なんて例えられる。
決して嘘っぽいロマンチッ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.0

綺麗なアニメーション、美しい表現と裏腹に、テーマはいじめに自殺、孤立とかなり重い。間違いなく子供向けではない。
必死だった小学時代、思春期に揺れ動く中学時代、大人に近づく高校時代。
繊細な若者たちの感
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.5

前作にて謎の感染症が誕生してから4年、ディストピアと化した韓国を舞台とした壮大な物語。
怒涛のゾンビに怒涛のアクションでもうアドレナリンが凄い!
お姉ちゃんのドリフト効かせまくりカーアクションの類稀な
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.0

闘う女の子ってなんでこんなに格好良いんだろう。
家族のために、信念に沿って真っ直ぐ立ち向かうムーランに勇気をもらえる。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

豪華なキャスティング、池井戸さんらしいビジネス復讐劇。
世の中これが現実なんだろうなぁと思わせる大企業によるリコール隠しと中小企業への責任転嫁に、胸が痛くなった。
半沢直樹に比べてコメディ要素は排除し
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

お陰様で公開時は職場でも鬼滅ブームがきまして、どんなに辛い時でも「心を燃やせ!私は私の責務を全うする!」と自分達に言い聞かせて、お互い奮い立たせ合いながら日々仕事していました。(ブラック企業感)
それ
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.5

1. 過去(おばあちゃんに会いに行く)
2. 現在(いつもの時間軸)
3. 未来(のび太としずかちゃんの結婚式)
の3つを行ったり来たりする、ドラえもんならではの夢のあるタイムトラベル映画。
名門Ba
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

大倉くんの顔面然り醸し出す雰囲気や台詞のひとつひとつから、クズだと分かっててものめり込んでしまう理由がわかる気がする。それを追って追って振り回される登場人物たちの図が、こういうなんとも言えない不条理な>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

100%PC画面上で進行するというかなり実験的な攻めの映画で、最初はこれで2時間弱もつのか……?と心配になったけど、よく考えられたストーリー構成やトリッキーな誘導と伏線、そして同じPCでもFaceTi>>続きを読む

名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の2日間(2014年製作の映画)

3.0

「鍵泥棒のメソッド」とのコラボ作品とは知らず、普通に見た。
一捻り二捻りしていて中々よく考えられた構成なんだけど、結構地味なので一年後には内容忘れてしまっていそう…。

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.0

去年、Nizi Projectに始まり自粛中に突然訪れたK-Popブームに見事飲み込まれながらこちらも拝見。
BLACKPINKは元々曲も踊りも好きだったけど、こうして一人一人のストーリーや彼女たちの
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

ブタ🐷の母ちゃんと大量の子供たち🐷がお気に入り。
登場する動物ちゃんたちのキャラが立っているのとそれぞれに物語があるのが群衆劇として最後まで味を出していて良かった。
子供向け映画ながらにみんなが抱える
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.5

ちゃんと推理をしてる頃のコナン映画。
視聴者が頑張って推理したら解けるようなヒントや伏線がきちんと用意されているのがいいね。
そして赤を切るか青を切るか、っていうシーンだけ昔見た時に幼心ながら記憶に強
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

また新たな映像の革命を更新してしまったノーラン監督。
たまらないです。
台詞の一つ一つに頭フル回転で、映像の一つ一つに目をガン開きで観てたので、なかなかに疲れた。
自分が全く知らない世界へ2時間半連れ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

な、なんてかっこいいの……。
ロードムービーは色々と見てきたけど、過去イチ好きかも。
とにかくリズムを作るのが上手だなという印象。気持ちが良いカッティング。絶妙な間で作り上げるコメディ要素。

加えて
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.0

情報量が多く内容の濃いドキュメンタリー。
オペラの歌と彼の人生が重なって、よりドラマティックな作品になっている。
「パヴァロッティ」というオペラを1本観たような読後感。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.0

「競技かるた」という、映像としては地味になってしまうこと不可避であろう題材を、ちゃんと熱いドラマに変えるという奇跡を成した作品。
これは広瀬すずちゃんの目力と圧倒的存在感がなす技でもあると思うので、そ
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名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵(2016年製作の映画)

3.0

蘭と新一が、ちゃんと普通の高校生カップルとしてイチャイチャしてるのって、実はかなり貴重。ザ・昭和の幼なじみの恋愛って感じで初々しくて可愛いのよねええ。
それに加えて各主要キャラクターの紹介の仕方含め、
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

すごく新しい!!
何かに優劣を付けたり、善悪を付けたりって、実はそれだけで差別的。
これからの時代の価値観はこうでなくちゃ。
みんなただ一生懸命自分の人生を生きているだけで、誰も間違ってはいないし、悪
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.0

何もかも上手くいかない今。こんなはずじゃなかった。過去に戻って、正しい選択肢を選び直す……!
的なストーリーはありがちなんだけど、この映画が出している結論はそういうことじゃないのがとっても素敵ですね。
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

これぞ古き良き、素朴な純愛。
キラキラと輝く青が綺麗。
自転車二人乗りとか、コロッケ分け合うとか、青春ですねぇ。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.5

シンセサイザーの音の使い方とか、どこか現代芸術っぽい雰囲気で、作品としては結構良くできてるんだけど、だからこそ2人の空気感がリアル過ぎて完全に東出と唐田えりかにしか見えない……。決して好きとは言えない>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

チェリーボーイが頭の中で創り上げた想像の物語って感じ。
現実離れしてる割に冗長だしつまらないし、菅田将暉はかっこいいけど声優向きではないね。
頼むよ川村元気さん…。