Annaさんの映画レビュー・感想・評価

Anna

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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビと言われているけれど、腐敗した死体が異常なまでの食欲に突き動かされて生きた血肉を喰らう…と言うよりは、獣化し闘争本能のまま多種を殺そうとただただ襲ってくる感じ。積み重なって壁を越えるシーンはむし>>続きを読む

だましだまされアート界: 贋作をめぐる物語(2020年製作の映画)

4.0

抽象表現作品はキャンバス上に展開する情報量が少ないから贋作作りやすそう。でもこれからはAIが科学技術を駆使してありとあらゆる時代の作家の完璧な贋作を量産出来る時代がくるんだろう。アートとは?現代におけ>>続きを読む

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悲しいかなネガティブなとこ共感出来てしまう。でも彼女はギリギリのとこで他人のために一生懸命になれる強さがあって…自分もそんな女性になれたらいいな。居場所出来て良かったなぁ〜って、親友の事のようにホッと>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ガルが能力隠して非戦闘員として潜り込むのいいな。このパターンでシリーズ化して欲しい!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

印象的ないくつかのシーンが心に引っかかっていたところ、これはソーシャルメディア批判と聞いて納得。それを知ればラストの倒し方も痛快。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

心に強く響くメッセージとあたたかい笑いで満たされる素敵な映画

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

実在する人物の回顧録をもとにしているのが凄い。どこまでが原作なんだろう。

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.0

2人がとってもチャーミング!
…コンビで十分だけどなぁ

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※原作を含むネタバレあり


予想だにしない展開に何度も主人公の正気を疑う。てっきり過去の事件だと思ったシーンが実は未来の話だった見せ方もうまい。やっと真実が明らかになったと安心したところに驚愕の一撃
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全てが強烈。異様な物語に馴染んできてベラに感情移入しかけると魚眼レンズになるので、その度に気持ちが観察者にもどるという奇妙な感覚を味わう。

未知なる世界への扉が開かれるとカラーに。ベラだけでなくゴッ
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セカンド・アクト(2018年製作の映画)

4.0

作られた物語だって分かってる。でも努力しても成果を得られなくて自信を無くしたり、間違った選択をして凹むことがある日々に元気をくれるのは、自然に笑わせた後にそっと背中を押してくれる…こういう映画だなぁ

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

盲目的な信仰も含めロクでもない住人ばかりだからもう何が正しいのか分からなくなって結末は視聴者に委ねられる。アーヴィンの幸せを願ってしまうこの気持ちは悪魔なのかな。

負の連鎖を断ち切れるかどうかは、本
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いろいろ振り切っててサイコー!今でこそいろんな女性像が描かれるけど、それこそバービー人形が発売された当時はまだまだ女性に求められる役割が決まっていて、女性はヒロインになれても決してヒーローにはなれなか>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一見なんでもない会話や無言の表情にずっとゾワゾワする。最初は魅力的に見える彼女の言動も微妙にモヤモヤ…「父ならオバマに投票する」も差別の意識がないと出てこない言葉だろう。ローズの私物が仕舞われてる小部>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.0

オープニングの拭えないB級感。一気にハードル下がって見始めたのでその後はむしろどんどん面白く感じていく。恐竜の描写に生き物と言うより化け物っぽい気持ち悪さがあって新鮮でいい。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんで緑なんだろうと引っかかったけれど=赤い絵の具が盗まれた、とは推理出来ない自分が残念。だからこそ素直に騙されてミステリ楽しめるんだけど。奇妙な言い回しのルイーズの証言から旦那がジャクリーンを利用し>>続きを読む

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.0

そんな言い方はしないしそういう反撃はしないけれど想像はする

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ファスベンダーの暗殺者ぶりがハマりすぎてて凄い。運悪く関わっただけの運転手も簡単に殺してしまう無慈悲…なんだけど淡々と自分の哲学に徹しているから犯罪というより職人の仕事ぶりを見ている様で思わず感嘆して>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさに航行不能になったタンカーが向かってくる様に静かに恐怖が迫ってくる。最初は違和感、徐々に不安を煽られ目前にきた時には大きすぎてどうにも出来ない。逃げ場もなく救いもなく原因もわからず、もう絶望しか残>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

火薬と砲弾で作る作品やデタラメ歌…野戦病院でのエピソードがとっても素敵。自分が愛するものを知り、思い切り楽しむこと…私もどんな境遇にあっても、命消える瞬間までこの想いを芯に生きていたいと思う。

実話
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

生きる喜びに輝くフィリップの瞳が胸にくる。貧困と複雑な家庭環境にあってもドリスは心豊かで、フィリップが救われた様に私も色々あるけど日々をもっと愛しんでみようって元気もらえた。物語の後もお互いが依存する>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニング強烈。マイケルシーン目当てに見始めたことを忘れるほど主人公と同じく物語にのめり込んだ。彼が本を送り約束に現れなかったのは復讐…まではいかなくても多少なりと悪意はあったろう。それでもお互い再>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな切ないタイムスリップものがかつてあったろうか

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

口笛に愛。父親のことを言い当てられてからどんどん剥がれる心の防壁…初めての仲間に戸惑いながらも楽しんでるノーラン、泥棒としては有能だけどずいぶんピュアだなおい!機内妄想に吹き出し。そんなに褒められたい>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

イカれた明るいゾンビもの!と見えたのはトレーラーだけで、割と普通に真面目にゾンビから逃げて襲われて日本人らしいヒューマンドラマ…だったんだけどラストの鮫のポテンシャルが最高!!イキナリ展開である意味ど>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リリスがスタンに協力した理由は、その身体と自尊心に刻まれた深い傷への復讐だと思ったけれど、スタンを突き放したラスト、瞳に浮かんでいた感情がそれだけではない何かを宿していて…

彼女は決して報復だけじゃ
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

捜査する姿や合間の日常、そして犯罪の恐怖に派手な演出ないのがいい。静かに不安が生まれだんだん嫌な予感でハラハラする緊張感。反面仲間達のやり取りはとても心地よかったから、題名が暗示する図式も予測していな>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

たったひとつの空間で食事する…ただそれだけのストーリーなのに嫌な汗かく緊張感が詰まってる。ただシェフの幼児退行かと思ってしまう様な言動や、軍隊じみたスタッフ、何より後半のメニュー名称がおかしくて思わず>>続きを読む

アガサと殺人の真相(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドイルと5枚目の写真、ポーの不可解な死…そしてアガサ空白の11日間などなど。ミステリ作家にまつわる謎は実際にあって、それを題材ってとても魅力的。当時の杜撰な捜査体制や未成熟の科学技術に、簡単明瞭な事象>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まずは白紙の招待状に心から感謝したい。何も知らされず親に手を引かれ一体何が始まるんだろうとわくわくする気持ちで映画を観た感覚が、まさか大人になった自分にもう一度沸き上がるとは思わなかった。そしてまっし>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

毎回楽しみにしていたパラマウント・ピクチャーズのロゴから似たようなシルエットに変わって本編へ~のくだりがなくなって初っ端からしょんぼり。そうだよね、もう情勢変わってるよね…シンデレラ城の背景から敬意を>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冷や冷やする展開、思わずニヤリとするブラックジョーク、70年代の黒人文化を垣間見れてわくわく…最後は現実に突き落とされた。この課題を人類が解決出来る日はくるのか。道程が果てしなく感じて胸が苦しかった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予想の斜め上をいく