cocoanさんの映画レビュー・感想・評価

cocoan

cocoan

映画(685)
ドラマ(1)
アニメ(0)

白日夢(1964年製作の映画)

3.2

夢現なのか現実なのか、奇天烈な音楽が非現実であることを表しているような。そして誰の見た夢なのか。最後の微笑みが意味深。つまらなくないけど、それぞれのカットがいちいち長くてちょっと退屈してしまった。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

心霊系といえばそうだが、想像とは違った。変態に殺された無念を晴らすため、亡き少年達が代わる代わる主人公に助言をして励ます。始まりこそフッテージのような不気味さがあったけど、最後は綺麗な終わり方でした。>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ここまで食事を毎回まずそうに描けるのはもう才能。オテサーネクをいつから【私だけの友達】にしようと考えたのか。クワもったばーさんは一目見た時から強者だと思ったぜ。ヤン・シュヴァンクマイエル癖になるなあ。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

はじめにどれだけゼペットが息子を愛し、また良い子だったのかを見せられたのでピノキオと比較をしてしまうけど、最後にはありのままのピノキオを好きになるというシナリオにまんまとハマる。家族を見送る姿に成長を>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

金が大好きな弁護士は何故か生業では良心を最優先させる不器用な奴だった。結局のところ、人間の判断なんて経験した物事の範疇でしか下せなかったという事。初めから演技なのか、それとも人格が人格を喰ったのかはち>>続きを読む

続・世界残酷物語(1963年製作の映画)

3.4

ヤラセというかもはや作品。残酷描写は前作より控えめかな。ビンタアンサンブルわろた。おっさんによって音色違うんだろうな。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

彼はカリスマ性があり人を惹きつけるしそんなに悪い奴じゃないけど、聖職者に相応しいとは微塵も思わなかった。あきらかに不相応な二面性。たまたま彼の説教によって救われた人がいたけれど、ただそれだけ。目力凄く>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

解離性人格障害なのか、それとも本当にファッツという何かが存在するのか。最後まで不気味で緊張感のある作品だった。色んな方の解説を読んでみると色々な解釈があり、ペグ黒幕説は思いつかなかった。でも、あのセリ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1はすっかり忘れてしまったけど、ほぼ問題なし!ほんのりファミリーの愛に感動しつつ、サプライズのワンダーウーマンはとてもドキドキした。嬉しい。神とヒーローがハンバーガー屋で待ち合わせすんのちょっと笑った>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.6

巻き込まれたおかげでカップルが二つも成立したwみんな、たくましい。

モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

しょーもない理由で殺されたモデルたちが哀れ。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

見返りなんて要らないとか社交辞令言いつつ感謝を求める。そんな日本人的裏の裏を読むみたいな風習が大嫌いなので、ゆりちゃんねるの気持ちがわかってまうのですよね。まぁさすがにあの掌返しは逆恨みされても仕方な>>続きを読む

話の話(1979年製作の映画)

3.8

詩的なアニメという事、色んな方の感想を見て知った。戦争、誘拐、いろんな要素が含まれてる。オオカミが大変独特である。2頭身。ジャガイモを焼いて食べるシーンが印象的だった。語るにはまだ頭が追いついてないの>>続きを読む

双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

3.6

しっかり世界観がつくられていた。眉なし、しかし美しい。双子という事なのだろうが、どちらにも互いに似ている部分はあるんでしょうね。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

3.9

雰囲気抜群。絵が最高。少し、ムーミン谷にも出てきそうな、マイペースで達観しているハリネズミのヨージックの表情と仕草と話し方がツボすぎる。彼と友だちになりたい。

アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.6

しょうもない、不毛な、でもこんな繰り返しって、とてもよくある事よね。

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

3.3

知識が足りなく、理解が追いつかなかった。画は、素晴らしい。

世界残酷物語(1962年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

残酷っちゃ残酷だけど、こうして生きてるんだとは日々思いながら食べ物食べてる。殺し方やら犬食やらは、正直文化の違いもあるから何とも言えないところ。カーゴカルトがなかなか興味深かった。想像のはるか上にもな>>続きを読む

富美子の足(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

富美子の御御足の美しいこと!唯一の砦と思われた野田も呆気なく落ちてしまい、富美子の落胆は半端なかっただろう。みんなこの足のせいで狂っていく。限界が来てからのキレっぷりが気持ち良かった。原作とは色々と違>>続きを読む

(1959年製作の映画)

3.5

各々の思惑が交差して招いた結果。一人勝ちやね。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

木村さん死んでしまって悲しかったな。わりと準主役くらいに出てた警察官も容赦なく退場したり、なかなかシリアスで良かった。オリジナルを近々観たい。

扉を閉めた女教師(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

現代のポルノってAVぽい。しかしちゃんと伏線が地味にあって、しっかりストーリーのある作品。でもこれはタイトル詐欺ですね。扉を閉めたのは女教師じゃなく用務員のおっさんじゃ!

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アダムドライバーは役作りで腹出したのか、おっさん体型やった。おっさんだけど。誰しもが死を考え、時に恐怖するけど、抗えはしないのだから楽しく行こうよ。ってことかな。わからねえ。

怒り(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

素性を隠す人間たちそれぞれのドラマが結構みんな良かった。宮崎あおいが光ってました。しかし犯人の怒りって正直重みもクソもなく、殺したのも身勝手な理由でプッツンしたからというだけだったので、彼にも何か理由>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

んなバカな、と思いつつハッピーエンドで良かったね。証言を望まれた女の子が賢く優しい子でした。あんなに信頼し合える友がいるって素晴らしい。日本も今後年金がどうなることやら。正直他人事ではない。

千年女優(2001年製作の映画)

3.7

いつか会えるはずだと、希望を持つ事で若々しく生きていられる。現代の推しを追いかけたり、そのために努力するのって実はとても人生に有益なんじゃないかと思った。

悪魔(2018年製作の映画)

3.4

変態度は佐伯のが高いぜ。谷崎潤一郎の小説、読んでみようかなぁ。

still dark(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

パセリかけてどつかれるケンタの優しさ。こんな純粋な24歳おらんわ!ユウキの成長を店長も実感していたはずだが、テストの結果が全てだ。無言でパスタを食すシーンに2人の想いを感じた気がする。

罪の声(2020年製作の映画)

3.6

ちょっと作品に入り込めずに終わった。小栗旬がもう記者じゃなくて刑事にしか見えない。料亭の板前が意外と話好きでわろた。

>|