ないよりましさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

エデンの東(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

荒々しくも生き方が不器用なキャル。初めのほうではひねくれてて、見ているこちらまで、絶対に知り合いや身内にいてほしくない人だと思った。
しかし、見ていくにつれてその行動の多くは、誰かから愛されることを望
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.5

ファンタジーな始まり方に驚き、この話いつまで続くのだろうと困惑。おもしろい始まりだったけども、ちょっとついていけなかった。もっと現実的な話だと思っていたので…。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作では春夏秋冬一年の物語として描かれていたものが、映画ではアニメ的な表現もあり、見事に違和感なく、たった乙女に起きた1日の物語として見ることができる。
歳をとると時間が過ぎるのが速く感じるというが、
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

自分の人生がどれほどの可能性に満ちているか、考えさせられる。その可能性を育てるのも、摘んでしまうのも自分。外野が何かにつけとやかくいうかもしれない。しかし、それでも自分が一番納得できる道を選ぶべきだと>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.5

大の大人と、ませた少女の早口の掛け合いが楽しい。

(1960年製作の映画)

4.0

脱獄系の映画。
ショーシャンクやアルカトラズ、大脱走などをみてきたが、この作品はとてもリアル。
刑務所でこの映画を流せば、立派な脱獄の教本になるのでは笑。

看守が蜘蛛に嬉々として、わざと巣に虫を引っ
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アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

4.5

曲の使い方がうまい。
ストーリーも、男女の恋、ベトナム戦争などに絡めて描かれていて、曲の解釈がいく通りにも広がる。
和訳を知らずに聞いていた曲や今回初めて聴く曲もあり、とても見応えがあった。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

狂気に染まっていく、主人公が生々しい。
カメラの動きや意表をつく演出も凝っていて、楽しめる。

ダイアナの選択(2008年製作の映画)

3.5

ダイアナは選択する。
自分の未来か、親友の未来か。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.0

爆弾魔を見つけるために、何度も同じ時間を繰り返す。徐々に犯人に迫る、サスペンスフルな展開は見所。しかし、犯人は特に意外性もなく、普通に考えればすぐに分かる。犯人当てのようなミステリー的な要素を愉しむ映>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

ラジオドラマといえば、青春アドベンチャーやFMシアターに学生の頃聞いていて、西村さんのいうことは全くその通りなのです。閑話休題。最後に盛り上がりを持ってくる脚本がなんとも痺れるし、その後のオチも楽しま>>続きを読む

破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

3.0

佐々木蔵之介の演技が、素晴らしい。ストーリーはあっちこっち行って、なんだかまとまりがない感じに思える。橋爪功の憎めない悪役は好きなキャラでした。絶対、一緒に仕事やプライベートで会いたくないけど。

チチを撮りに(2012年製作の映画)

4.0

湯を沸かすほどのーを見てから気になり鑑賞。自分としてはこっちの方が現実味があって好きだった。ただし、ラストは除く。

DVDに収録されていた琥珀色のキラキラはもっとよかった。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

野暮だが、ちょっと長いと感じてしまい、途中ダレる。前半と後半とで、物語の軸がガラッと変わる。
ダブルヒロインもあまり好きになれず、美しいと思えなかったのも残念。
綾野剛の胡散臭いキャラはとてもいい。

廿日鼠と人間(1939年製作の映画)

3.5

夢が大きかっただけに、この結末は悲しい。
レニー役の顔が大写しになるシーンが何度かあるが、その時の表情がとてもいい。
悪気がないのに周囲の人を傷つけてしまう人っているけど、どうすることもできないよな。
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