D+復帰したので「アムステルダム」を見てみたよ。よくこの長いのに耐えた自分、という感じ。まあ評判悪いのわかってて見たんだから文句言うなって感じだけdお。
あ、ロバート・デニーロが出てくるところだけは、>>続きを読む
家族が崩壊しそうな瞬間すら「どう撮るか考えずにいられない」”業”みたいなものを映画にした作品で、キャッチコピーと違ってわりとグロテスクな話だった。「つまり天才だって言いたいの?」という点もあるけど、な>>続きを読む
「アフターサン」、ハンディカメラの映像とか、点滅するクラブのダンスシーンとかが長く、自宅で見ててもだいぶ酔いました。
三半規管弱い系の同士よ、注意が必要です。
普段は離れて暮らしている父親と娘の夏休>>続きを読む
最期を悟った父と娘の話、と思いきや、登場人物たちの人生を狂わせた信仰と教会についての話でもあった。
ごく限られた空間と登場人物たちの会話から、痛ましい過去と、なぜ今のこの状況に至っているのかがありあり>>続きを読む
昨日から配信レンタル可能になった「ウルフ」(2021)を見ました。自己自認が「動物」な人たちの「治療」をすると謳っている施設が舞台で、主演のジョージ・マカイは自分が狼だと思っていることに苦しむ青年の役>>続きを読む
美しい"海辺の映画館"が主役!と思って見るといい感じの映画だったな。
ノスタルジーに満ちた細部の描写と、ディーキンス節の効いた美しい映像にうっとりひたれるから。あの映画館にとって、鳩が出入りする上のフ>>続きを読む
3/1「マッシブ・タレント」を見たら見てみたくなったので(初見)
今見ると、ギリシャが舞台でギリシャ人とイタリア人とドイツ人が出てくる話なのに全員英語しゃべってることに違和感しかなくて…(そこから?)>>続きを読む
もう、すごい楽しかった!(試写)
軸は中年男性ふたり、改めての自己実現的な話だけど、すごいサービス満点で😂
映画好きのおじさんふたりがめちゃめちゃかわいいんだが、仲良くなるきっかけが「パディントン2」>>続きを読む
タコさん出てくると知ってる俳優さんみたいな気持ちになってしまう(笑)(「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」「みんなのアムステルダム国立美術館へ」を両方見たからです)(監督が同じ)
レンブラントが>>続きを読む
試写で。
パトリス・ルコント作品でこのタイトル、どんなねっとり暗いのがくるかと思いきや、人情ものと言いたくなるような仕上がりでした。画面は暗いし殺人は起きるのだけど、寡黙だけど優しいメグレの視線が最後>>続きを読む
MUBIにあったので。フランツ・ロゴフスキの2013年の主演作。(初主演作はFrontalwatte2011だけど監督同じだった。へー)
海辺の高級ホテルのSPAで働くことになったクレメンスは、厨房>>続きを読む
音楽は最高でした。音楽は。だから劇場で見て正解だったとは思う。
でもなんかあまりにも王道すぎる展開と、演出がだいぶ古く感じてしまい、いまいちのれなくて残念だった。なんか昭和の漫画っぽかった。
あとみ>>続きを読む
何日も掛かる寝台列車であんな男と同室とかムリ、というの確かに強烈なんだが、旅を始める前の主人公の、ものすごく頑張って背伸びしてる感じがなかなかしんどかったので、むしろどんどん解放されていく話なんだなぁ>>続きを読む
安楽死という父親の希望に、翻弄される娘たち、という話をフランソワ・オゾン流に。倫理観あるいは宗教的にどうこうというよりは、もう「そういう選択肢もある」という前提がある社会の中で、人が肉親の死とどう向き>>続きを読む
エマニュエル・ドゥヴォス主演作を続けて。
挫折を味わってますます(たぶん元々人付き合いの上手い人じゃないんでしょうけど)頑なになってる調香師と、いい加減だけどそれを自分でもわかってるから自己評価も低い>>続きを読む
初見。犯罪ものなのだけど異色?なのは、あくまでも生真面目な女性が主人公というところかな。
難聴で補聴器を使い、職場ではないがしろにされがちで、恋愛に忙しい友人を横目で眺めるような生活の中で孤独感にさい>>続きを読む
こんなにときめかないロマコメもなかなかないと思う。
キャストもシチュエーションもすごくいいはずなのにな。逆にびっくりした。
これって本当に現代の中国の話なのか? と困惑するくらい、すごく「ネオレアリズモ」映画ぽい雰囲気の映画だった…と思う一方で、必要以上に「素朴な」愛の話でコーティングされている印象もあって(結局困惑)>>続きを読む
死期が近いことを知っている主人公が、事情を知っていて見守っている近所の人や養子縁組のケースワーカーとの対話のなかで、息子の将来と、未来の息子が自分の死や、自分が彼のためにしたことをどう受け止めるか、と>>続きを読む
家族が見始めたのでつられて「マチルダ・ザ・ミュージカル」をNetflixで。ロアルド・ダールの「マチルダは小さな大天才」原作のミュージカルを映画化した作品。
スティーブン・グレアム、アンドレア・ライズ>>続きを読む
ひたすら、ジョンハムの可愛げを眺めるための映画でした。
他に特にないがまあそれでいい。
人気シリーズ小説の映画化で80年代に2回映画化されてるらしい。ちょっとレビューを見たらオリジナルのファンが怒っ>>続きを読む
ハンターは老人ばかりで皆貧しそうなのに、トリュフの高騰は止まらない。いったい誰が中抜きしてんのかな。
その辺には触れないので切り込むタイプのドキュメンタリーじゃないのだが。
森と老人たちと犬たち。撮>>続きを読む
ハリウッドの狂乱もしょせん「一炊の夢」そんな話に思えたのだけど、そうするとこれはいったい誰目線の話だったのか。
甘い夢を見、何もかも捨てて飛び込み、蜜を吸った者たちは、どんどん姿を変えていく化け物の>>続きを読む
実は初見。この映画が公開された頃には、トム・クルーズ主演映画を見るとかぜんぜん思い付かない感じだったよなぁ、と。
ちょっと昔の「近未来もの」って、現実の技術が映画を追い越しちゃって残念なことが多いけ>>続きを読む
もりもりに盛ってて、それはもう奇想天外な映像世界とアクションだけど、根本のところは自分の人生に満足していない母親と、彼女に反発する娘の話で、どちらか(あるいは両方)に共感する女性は多いと思う。
かな>>続きを読む
戦争を始めるのは簡単だけどやめるのは難しい。
老人のメンツのために若者が死ぬ。
ただ空しい。
話は知ってるのに、畳み掛けてくる絶望感にすっかりやられて寝ました。でもそれ以上に、あの狂人としか思えない>>続きを読む
「ハッピー・オールド・イヤー」の監督の新作というから楽しみにしてたんだけどがっかりした。
結局ずっと甘ったれた男の話で、正直なぜ今これを?という疑問しかない。
後半にきてこれも別れた相手との話なんだな>>続きを読む
1/31ムンバイで観光客相手のカメラマンをして、稼ぎのほとんどを郷里の祖母に送っている貧しい男と、将来を嘱望されている(けど同時に見合いも勧められる)箱入り娘。
偶然出会い、偽りの恋人として祖母に紹介>>続きを読む
自然も歌も子供たちも素晴らしかったけど。やる気のない若者の成長譚のネタに使うにはなんだかもったいなさすぎた気がしてしまった。
あの終わらせ方は好きでしたけど、なんだかあまりにもおとぎ話っぽくて。
「モリコーネ」見て猛烈に見直したくなって見てたんですけど。(長いので2日に分けて)
公開時に見に行ったんですが、筋をまったく覚えてなくて、こんなひどい話だった?ってちょっとあきれた。こんな歴然としたレ>>続きを読む
意地の張り合いと言うか、お互いに自分の主張をしあって泥沼になっていく様子は、すぐ近くに見えている「本土」の内戦の空しさと分かりやすく重ねられているんだろう、というのはわかる。
んだけどあまりにも苛烈だ>>続きを読む
告発する内容よりも、女性たちがなぜそれをずいぶんと長いこと口にすることができなかったのか、そしてなぜ改めて名前を出して声を上げる決断をしたのか、という部分をとても丁寧に描いていた。しみじみ一人一人のこ>>続きを読む
ドキュメンタリーあんまり見ないんですがこれは映画館で見なきゃ!と思って。
数えきれないくらい有名な作品がある方だけど、単に数が多いんじゃなく、実験的な映画からいわゆるマカロニウェスタンまで、前衛的な>>続きを読む
朝鮮戦争当時、まだ珍しかった海軍の黒人戦闘機パイロットが主人公。
彼が根強く残る差別に耐えながらそのアビエイターになったことが、背景として徐々に見えてくる。
白人の何倍も努力しないと実力を認められない>>続きを読む