「史上最高のカンパイ!」
ピーターファレリー監督作品。
ザックエフロンが、ダチにビールを届けに行くって言ってベトナム戦争の最前線にふらっと行っちゃう話。
現地で出会う戦争記者がラッセルクロウなんだけ>>続きを読む
昔プラハでシナゴーグに行った時、プラハから強制収容所に連行され殺された7万人余りのユダヤ人の名前と生年月日を壁に刻むという作業の真っ最中で、その膨大さと、一目で「子供も含めた家族全員」殺されているとい>>続きを読む
想像してたのの何倍もつらい話で驚いてしまった。男性主人公だからあれだけど、身分違いの結婚は「許されない」閉鎖社会で理不尽な悪評だけたてられ、かといって職業につくことも許されずただ兄の「不甲斐なさ」に憤>>続きを読む
フランス映画祭。
ミア・ハンセン=ラブ監督作品。
お話はレア・セドゥ演じるサンドラが、次第に悪化していく父親の状態に付き添い苦しむ過程と、友人だった妻子ある男性と恋に落ちる様子が並行して描かれるのだ>>続きを読む
エマ・コリンとジャック・オコンネルというキャストだけでもう絶対見たかったわけですが、「知っている話」をとても丁寧に描いていた。
ロール・ドゥ・クレルモン=トネール監督作品なわけですが、フェミニズムの>>続きを読む
19世紀前半の混沌のパリの描写が素晴らしく、古典が、撮影も美術も王道(そして一流)なのに同時にちゃんと現代に通じるメッセージ性をもって描き出されている!感じでとてもとてもよかった。
オールスターキャス>>続きを読む
わりとえぐい話を、作画…というか可愛い動きで語ってくれるので、どこに感情を持っていっていいのか若干当惑しながら見た。
旅芸人の語り、の枠になってるのかーと思ったらさらに続きがあったのはちょっと面白かっ>>続きを読む
NETFLIXで明日まで。お勧めをみて見てみたけどとてもよかった。
大家族のなかで暮らしてきた中年女性が、ただ、一人の時間を持ちたいという望みを叶えるためだけに家を出ようとするんだけど、彼女のことを誰>>続きを読む
ナレーション、ミランダジェライだったのね...。1200度とかあるはずの溶岩を延々みてると眠くなるなぞの現象が起きた。
愛の物語にしなくても、と思わないこともなかったが、あの情熱は確かになかなか説明が>>続きを読む
ヒストリカ国際映画祭の配信でレストア版を。
お話としてはオイディプス王の話、つまりソポクレスが紀元前に書いた話の映像化なのだけど、最初と最後は撮影当時(イタリア公開'67)の「現代」のイタリアに設定>>続きを読む
ヒストリカ映画祭 配信で。
息子とふたり貧しい農民として生きていた男が、撃たれて死にかけていた男を助けたために、追手の男たちと戦うはめになる。
男はただの農民ではなくてすごい過去を隠していたのだけど>>続きを読む
不条理展開と美しい映像で仕立てられた、王道な成長譚ですごくすごく好きだった。
虚栄と迷いと恐怖と、薄暗い魔法と呪いに惑わされて彷徨う旅の話でもある。最高か。
特装版のパンフレットも買いました。開けられ>>続きを読む
クリスティーのパロディなのだということはわかるけど、なにをどう二次創作したかったのかちっとも伝わってこなかった。まあ元ネタ知らないからかもしれないけど、「ねずみとり」ってそんなメジャーな作品なの?
も>>続きを読む
途中からあああそういう話か、ってなって同時になんとなくオチが見えたのでだいぶ引いてしまった。
そういう話、にしてはなんだか綺麗にさらっと描かれすぎな気がしたんですよね…徹底的にきれいに描くならなんかも>>続きを読む
フィンランド映画祭で「ガール・ピクチャー」鑑賞。ミンミとロンコは親友同士で、ミンミはエマと付き合うようになる。
10代らしいそれぞれの悩みが描かれ、恋愛やセックスも絡むけれども、ものすごく正統派青春映>>続きを読む
望まぬ妊娠をした大学生アンヌが、自分自身の将来のためにあがく数週間に、カメラがずっと寄り添ったような映画だった。けして身体的な面だけじゃないアンヌの「痛み」に苦しくなりながら見た。
中絶が違法だった時>>続きを読む
骨太な反帝国主義的主題と、前半の、ふたりのデートシーン(としか言いようがないよねあまりにもピュアで可愛くて)のギャップにめまいがしてしまった(笑)
というか潜入ものならそうと先にいってよ!ってなった瞬>>続きを読む
支配的な夫の死のトラウマを抱えた女性が、自分自身の癒しのために選んだ郊外の屋敷での休暇で出会う恐怖を描く。
有害な男性性についてがテーマであることはわかるんだけど、こんなセンセーショナルな映像にしなき>>続きを読む
見ました。
前半はゲースロでロードオブザリングだねぇとか言ってきゃっきゃ見てたんですけど。
テンション高すぎて疲れて後半に入って寝ちゃった…ので一緒に見ていた家族に何が起きたのか解説してもらった。なる>>続きを読む
ドキュメンタリーのような、ファンタジーのような不思議な風合いの映画だった。
宇宙飛行士ガガーリンにちなんで名づけられたフランスの、老朽化した団地が舞台。主人公のユーリは母親に半ば置き去りにされている少>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大飢饉からそう経っていない1862年のアイルランド。この映画に出てくる人たちはみな重い喪失感を抱えている。
信仰心の厚いアイルランドの寒村にやってきた英国人看護師。深すぎる信仰心と科学、みたいな話かと>>続きを読む
主人公の女の子のふらつき具合が、あの年頃の特に目的もない女の子をある種リアルに描いてる気がして、共感性羞恥でダメだったのかもしれない。
まああまりにもとりとめなくてぜんぜんノレなかったんですけど(そん>>続きを読む
すごくひたひたと怖い仕上がりで、監督トビアス・リンホルム(偽りなき者・マインドハンターS1,E5&6)、脚本クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(1917)という名前に後から気づいて妙な納得感が。
気に>>続きを読む
「ドント・ウォーリー・ダーリン」見たので見直し。
やっぱり要するに同じ、ひどい話なのだけど、ブラックコメディと言う描き方。
これをホラー風味のサイコスリラーに書き変えたのね。そしてDon’tの方のク>>続きを読む
年の離れたふたりのシングルマザーたちの共感と秘密、セクシャリティがふわりと揺らぐあたりはとてもアルモドバルなセクシーさで好みだった。
あともうほんとにおもしろいくらい男性不在で話が進んでいって、途中ま>>続きを読む
アルモドバルといえばいつも家の内装!に興奮してしまうのだけど、この30分もずっと釘付けでした。
あとティルダ様が次々とお着換えする衣装。そんなハイブランドの服着てそんなもの買いに行かないで!そんなハイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どうしても金の話をしてもらわないと納得できないタイプなので、あの人たちはどうやってあの生活を維持してるの?という根本的な疑問が1ミリも解決しないまま終わったので今ものすごく消化不良な気持ち。
あと最>>続きを読む
昨日IMAXで。もう何回目かわからないけど、今回改めて最後のフロドの姿にPTSDを抱えた帰還兵のイメージを重ねてしまった。
前回見たのはサー・イアン・ホルムが亡くなった2年前だったんですけど、さて今>>続きを読む
あんまり予備知識なしで見に行ったのですが、あ、これ最近撮られた映画なんだな!?って冒頭出てきた「クラット」(使い魔的なものなんだな、と後からわかる)の一種SF的な動きで理解した。(なんとなく「マルケー>>続きを読む
キャスティングに興奮したけど、それこそアナカンとか司祭をリアルタイムで見ていた身には、「…? 30年前の映画?」って感じだった。
エマ・コリン、ハリー・スタイルズ、デヴィッド・ドーソン、ルパート・エ>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
これは3時間が倍くらいに感じた😣
ただ流されていく空っぽな主人公を心底どうでもいいと思ったし、終始徹底的に作り手のミソジニーを感じさせられて心底きつかった。
Q>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
彼女が失った匂いの代わりに、音や触覚が立体的に表現されている(盲目の男性と知り合ったりもする)、のだけれど、一方ですごくイスタンブールの匂いを思い出す不思議な感>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
すごいラース・アイディンガーの無駄遣いを見た。なんだったんだろう、何が面白いのかさっぱり全くわからない。
そもそもアダム・ドライバーの無駄遣いじゃない?
偶然>>続きを読む
2022.10/30 東京国際映画祭
センスは最高だと思うんだけど、内容は完全アウト。見てからしばらくぞわぞわしてた。
一見穏やかな青年が内に抱えているもの。本人もその危険さを認識していて、でも御し>>続きを読む
2022.10/30 東京国際映画祭
とても「1/2 8」ぽい世界をお得意の長回し映像で、故郷への心情、キャリアについての言及、子供たちとの話と笑いを散りばめて見せてくれて、でも不条理感には最後説明>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2022.11/5
「エノーラ・ホームズの事件簿2」見た。
それぞれ自立した人であるべき、でも孤独である必要はない、からのロマコメ展開はともかくとして。
そこからワトソン!と思ったらあの人!
最後の瞬>>続きを読む