B5版さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

B5版

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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブレードランナーの前作の続編っていうより、
今作は”魂を持たないとされる”レプリカントKの物語として、好き。
ライアンの抑えてるのに感情豊かな演技すごい。

今回は人間ほぼ出てこないんですが、
特別な
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『ギフト』つながりで鑑賞。

全てのシーン、表情、人物に細かく伏線が貼ってあり、
2回目、3回目をより楽しめるギミックにワクワク。
映画に対する真摯な姿勢に監督のギークな気質を感じた(褒めてます)
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.3

ライトで、スタイリッシュで、オシャレ。
THEガイリッチーの映画です。

アミハマにはまったきっかけの映画です。本当にありがとう、、、

スパイ映画ならではのドキドキ有り、
派手なアクション有り、
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

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リーマンショックの際、人々とは逆張りをして大金を勝ち取った実在の人物達をモチーフにした映画。

舞台が舞台なだけに金融業界用語があちこち飛び交ってます。
しばし、重要用語を豪華俳優がコミカルに説明して
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

青いインクで綴る餞の言葉が美しい。
あの農場に現れる前のトムは、恋人の死に打ちひしがれつつ、悲しみに暮れることのできる幸福さがあった。

その陶酔は恋人の母、兄により少しずつ削り取られ、そしてサラによ
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評決(1982年製作の映画)

4.0

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ずっと前に撮りためてたのを2回目鑑賞。

今観ると相手側の弁護士と裁判官がステレオタイプの悪、という感じでちょっと笑う。

うだつの上がらない弁護士の主人公、
医療ミスの事件を和解に持ち込むはずだった
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

5.0

生涯ベスト10に入る傑作。

ユーモアと狂気染み出す人々の可愛らしさ。
あるいは彼の祖国に対する愛憎溢れるエネルギー。
あるいは御伽噺のような美しくメルヘンな映像。
これら相反する要素をひとまとめに調
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

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これは、男の復讐の話だと感じた。
そう感じるのは私も実利的で現実主義者だからだろうか。


現実とフィクションの映像が重なる切り替えのシーンがとてもアーティスティックで、一場面ごとに魅入った。
冒頭の
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.5

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映像がとても綺麗。
アニメの良さと実写的な良さを併せ持った背景が、ストーリーのセンチメンタルさに拍車をかけていて良かった。美しい。

しかし観終わった感想としては、男がただただ感傷に浸ってる、というだ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.6

監禁からの脱出映画かな?と思って鑑賞。
いい意味で期待を裏切られた。

主役の男の子が可愛いわ、演技上手いわ、これから出て来ることを期待。

今いる居場所を抜け出して、新しい世界に足を踏み出す勇気が欲
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

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ホラー大嫌い人間、初めてのホラー映画鑑賞。

けれど実際は『スタンドバイミー+ホラー要素』の映画だったのでそこまで怖く無かった。

脚本的に引っかかったのが、
なんでペニーワイズは今回子供しか狙わない
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.0

メリル・ストリープ演じるソフィーの華やかな美貌と、
その中にある圧倒的疲労感、幸せへの諦念、壊れてもう元に戻らない部分の、仄暗い魅力を併せ持った人物像がとても印象的。

人生は選択の連続で、
何かを選
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エイズがまだ誤解の多い病気であった頃の、実際にあったHIVに感染した男の話。

主人公のマシューマコノヒーの役への入り込み方が素晴らしい。
本当に危ない病人に見える。
トランスジェンダーの相棒役の方も
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

ノーラン作品の中で1.2争うほどむちゃくちゃ好きです。
できれは定期的にIMAXで上映して欲しい。
映画館通わせて欲しい。

SF、五次元、重力、世界の危機・・・観る前は結構難しい話でとっつきづらいか
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー作品賞を獲ったということで鑑賞。

難しい話だった。
マイノリティとして生きることはどこの国でも未だ簡単ではないのだろう。
シャロンの世界も幼少期から青年期まで圧倒的に困難な状況であり、
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

起承転結が緩やか、特にハラハラすることは無いけれど
優しい雰囲気の漂う素敵な映画。

肌の色が違う、障害者、職歴・・・
自分の中の無意識下の感覚って自覚が難しい。
また、自分なコンプレックスから相手
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

お仕事頑張りたいときに観る、または、ファッションを楽しめなくなった時に観るとアガる映画です。
気力とか、女子力()とか。

まだ覚えはありませんが、
今後、お仕事が面白くなって仕事と生活についてのバラ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

2人の男が音楽を使ってプロレス、殴り合いをしているような、そんな映画。

2人とも同情できないような歪さを抱えた人間だけど、それ故目が離せないような魅力がある。

最後のシーン、
観客を巻き込む感情の
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.0

小説、旧映画版未鑑賞組。

映像はとても綺麗です。
列車と雪の美しいこと。
出演陣も豪華で華やか。

でもただそれだけって感じ・・・

映画鑑賞後にここまで心のどこにも引っかからない映画は久しぶりでし
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.5

うーん、賛否両論ありますが、
ディズニー映画感が強くなった、って意見には同感です。
EP8はSFよりファンタジー映画っぽい印象を受けました。

普段ディズニーのやってるポリコレとか女の子像とかの変革自
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