Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

4.0

引用の塩梅もちょうどよく、いいドキュメンタリーだった。これはめっちゃモテただろうなー。

テキサスの親戚たちの振る舞い、住まい、あと大きい犬飼ってるとこなんかに南部っぽさや保守的なアメリカを感じた。

春画先生(2023年製作の映画)

4.0

塩田節全開で素晴らしかった
ごく限られた範囲の倫理と愛について
みんな演技うまい

西湖畔に生きる(2023年製作の映画)

4.0

めちゃ面白かった
美しい田舎の景色からどぎついマルチ商法ばなしへの落差激しくて、まるで急カーブを切るような奔放な展開に驚いた

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

-

輸入盤で。これはわたしの中でハマった方のライカート。
“Nothing better than buttermilk biscuits.” ←わかる

CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

4.0

ケレン味とキッチュな感じがたまらんかわいい
全部見てないけど庵野秀明の作品では一番好きかも

成功補習班(2023年製作の映画)

4.5

素晴らしい。同性愛、異性愛…いろんな愛。異性装やトランスへの言及もあって、現代に近づくまでの描写がやや駆け足ではあるけど、和解のエピソードはジンとした。
レスリー・チャンのモニカ!レスリーを心の支えに
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

4.0

ペドロ・アルモドバルやっぱ好き
「パーティはこれから!」って言って楽しく外へ出ていく女たちという細部まで良い

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

-

ブノワ・マジメルの肥り方がいいもの食べてそうな感じで説得力あった

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.4

長い、長いし疲れたけど面白かった
白人たちの悪意がずっとちらつくし、愛情と差別が同居するディカプリオの小物感がほんとリアルで怖い。それを支配する家父長制のトップが外に出ると滑稽に見える見せ方が好き。終
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.5

いろんな映画の源流であり最高峰
めちゃめちゃ良い

東京画(1985年製作の映画)

-

厚田雄春と笠智衆のはにかみながら喋る感じ、いいなあ。
ヴェンダースは「小津が撮った日本はもうあまり残ってない」と嘆くが、今からすれば当時はまだ日本が元気なころ。情緒も活力もへたれてきた2020年代、あ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

-

幼稚な感想だけどめっちゃ怖かった
コロニア・ディグニダのこと知らなかった。不勉強を反省。

(2021年製作の映画)

4.0

14分しかないのに近くのひとイビキかいて寝てた。
アニメーションの作り方?組み立て方?素材?は『オオカミの家』よりこっちの方が好みだったな。

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

-

ファン・ジョンミンの演技は良かったけど演出が予想以上にベタだったし、テンポがまどろっこしい。あとなぜかちょうちょの小さいCGより序盤の爆破のシーンのVFXの方がマシに見える。歴史的な人物をちょいちょい>>続きを読む

私はトンボ(2022年製作の映画)

4.0

YIDFF2023
監督たちと年代が近いので持ち物とか大学デビュー組のファッションの感じに既視感があった。この映画で描かれてた環境の方がはるかにシビアなんだけどね。心を鷲掴みにされた一本。Q&Aの時間
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火の娘たち(2023年製作の映画)

4.0

YIDFF2023
えっ、ペドロ・コスタがシネスコ?と思ったらスタンダードの3画面でびっくり。
ほんとうに美しい。幻想的で、世界の果ての縁を歩くような。『言葉の力』→『火の娘たち』の順を指定してきたの
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言葉の力(1988年製作の映画)

4.0

YIDFF2023
宇宙を通じて電話する男女と終末のような地球で話し合う男女
美しい短編

日本原 牛と人の大地(2022年製作の映画)

4.0

YIDFF2023
「もうすぐ春が来ます」ってナレがすごい残った

斬る 4K版(1962年製作の映画)

-

録画
すごくスタイリッシュ。セットと画の美しさが(たぶん修復されたおかげで)かなり引き立つ色彩に。終盤の水戸藩の屋敷で迷い彷徨うシーンの編集がすごくいい。
ただツッコミどころが多く、あのお姉さんはなん
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楢山節考(1958年製作の映画)

-

歯を折るシーン痛々しくて今村版でも見てられなかったな…。見事なセットで、でもセットだからこそケレン味のある世界観が映えて胸を打たれた。
田中絹代が素晴らしい。終盤の数珠握っているところなんかまさに神々
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