凡人さんの映画レビュー・感想・評価

凡人

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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

結局そっちが生き残るんかい。ミュージックビデオみたいだった。

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.7

ディティールを楽しんだ。世界観、音楽、そして森本レオのかっこ良すぎる声。宇宙を漂う人工衛星の描写、天才!

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

そんなつもりじゃなかったのになぁという人生の普遍的なあるある

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.4

アルパチーノの品の良さ…すごいな。俳優賞だよね。声デカい癖はちょっとやりすぎな気もしたけど、ものすんごい深い孤独を感じさせる芝居だった。
こういう映画が手放しで(手放しではないかもしれないけど)評価さ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

広く浅くな感じで物足りなかった。もっとチューリング自身の話を見たかった。というか誰においてもそうだけど、事実を淡々と追うことに重きが置かれていて、動機とか心情とかそういうところが全然描かれてない印象で>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

4.2

『異人たちとの夏』を観たすぐ後くらいに、大好きなアンドリューヘイがリメイクすると知って、ずっとずっと楽しみだった。アンドリューヘイの映画になってた。主人公の抱える痛みと寂しさと孤独が何十倍にもなってい>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

口の中が砂でムハッってなるし、オイルくさい気がしてくる。とんでもない発想に振り回される快感。あんなに遠くまで行って、戻るんかーい。怒りのデスロードがアホすぎて最高。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

信じられない美しさってあるんだなーとケイト様を見ながら思った。ちょっと長かった。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

おもしろかったー!ただでさえ2Dの画面の中で、ずっと2Dで進むから、ずっと情報としてしかほぼ見られなかった。お母さんのトラウマは相当なものだと思うけど…

ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

法の隙間、怖いなー。面白かったけど、最後これまでの要素を一気にたたみかけられてアワアワしてたら終わっちゃた。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

トムハンクスの目が青くてびっくりした。そればっかり気になってしまった。冷静で、言葉を正しく使える人は、美しいまであるなーと思った。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった。この人は世界を変えてなんかいない(もっと複合的)のに罪を犯したことを受け入れ、無口になり、生きていく姿は本当に哀れ。孤独。オッペンハイマーは可哀想な人間だと思う。政治にまで口を>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

こういう物語も、わたしたちには必要だよねと思える。それ以上もそれ以下もないけど、それでいい。笑ったし、楽しかったし、こんなのみんなで作れたら楽しいだろうな。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.3

全く想像しなかった結末だけど、何だろう、全然驚きがなかった

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

なんか長いなーと思ったけど、
最後はもう手に汗握るというか
息もできない
オチが面白すぎて
ほえーー
これを1970年代につくってたのかと…
1968?!

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.9

日常という演劇が幕を開ける。一人一人に流れる時間があり、その背後には長い長い歴史がある。

ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.6

時代が変わっていく切なさを持った陽気で狂った映画。地下って不思議な空間だよねー。上では時代が変わろうとしていて、下の世界ではただ音楽に狂う人々。変わることを拒否したようにも思えたり。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

世界は芝居でできてるし人生は演劇なんだよ。

目覚めたければ眠れ(眠らなければ起きられない)。夢へと睡眠へも深く潜ることでしか気づけない事実、感じられないこと、抱けない感情がある。現実と虚構を行き来し
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

生で聴いたとき、そういえばこんなふうに見えるような気がしたことがあったなと、劇中サックスから、ピアノから、ドラムから出る色の光を見ながら思った。音楽が燃えたぎっている時間の気持ちよさ。音楽は気持ちいい>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

4.2

あの男はなんだったんだろう。ブルーカラーの至って普通な男性が、帰省のために?スープを配り歩くんだけど、そのスープが人と人をつなげる。自然災害のような、運命のような男だった。果たして、苔とはなんだったん>>続きを読む

山女(2022年製作の映画)

4.0

物語は物足りなかったけど、細かな描写に終始心を奪われっぱなしだった。二宮隆太郎が良すぎる。ずっっっっといい。東北の暗い民俗の話。昔話。しんどかったなー。被差別民のことなどもう誰も知らないかもしれない。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

今度は今度、今は今。過去も未来もなくただ「今」を生きる孤独と美しさ。必ずしも「今」は純粋な「今」だけでは成り立たないことを知りながら生きる苦しみ(押し寄せる波に耐える)。共時性を孕みながら決して交差す>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

「生」は魅惑的で美しいと思った。好奇心に身を任せて冒険することは生きることそのものだ。食べて、セックスして、本を読んで死にたい。一貫して、生きるだけ。物事を複雑にしているのは自分自身だ。ダンカンはある>>続きを読む

ブルーバック あの海を見ていた(2022年製作の映画)

3.6

時間が経てば経つほど、味わい出てくる。海を目にした時の印象が大きく変わってきてる。不思議。魚とのコミュニケーションはお花畑すぎるしいろいろ物足りないし海の中が怖すぎて失神しそうだったのだけど、永いこと>>続きを読む

光りの墓(2015年製作の映画)

4.0

何千年と続く土地の記憶。生気を吸い取られる兵士たちは何も知らずに心地よい眠りを続ける。どうしたってそこに降りたてない、あくまでこの有様を外から眺めることしかできないと感じざるを得ないショットの連続。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.7

new jeansのMVみたいな映画だった。逆かな。多分なんか、時代背景を理解してたらもっと面白くみれたかな、と思う。

女の子たちがそれでも強く生きようとする姿は愛おしくて、時間と共に変化する関係性
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逆光(2021年製作の映画)

3.1

することがない、とか言ってみたいわ。と思いながら夏の尾道の湿度を思い出しながら観た。いいなぁ尾道。正露丸かわいいし、ラストの須藤蓮の美しすぎる横顔、ほとんど泣いてるのにその顔はアップせずにスンッてかカ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった…
こういう時代劇が観たかったー。

冒頭のいやーな青みに赤い文字から始まり、ずっと遊んでるみたいな信長に殴られたって蹴飛ばされたって食らいついていく男たち。

彼らが憑かれたように追い
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