全三作の総括って感じでよくまとまってたと思う。リベンジと同じ監督、脚本だけど、こっちの方がずっと良いと思ったな。時間制限のシークエンスもあんまり効果的じゃなかったけど復活させてたし、カーアクションは相>>続きを読む
これは面白いと言ってはいけないんだろうが…非常に魅力があることは間違いない。60年代~70年代のブラジルのスラムを舞台にした、こどもギャングの戦国絵巻。実録物。サンバのリズムに乗せて、こどもギャングの>>続きを読む
元ネタがあるので仕方ないのかもしれないけど、いくら何でも話がつまんなすぎだと思うんだよな。見る前から結末はわかっているので、どのくらい映画が作り出す世界に見てる側を捕まえておけるかが勝負なんだが、展開>>続きを読む
これ、何度も見てるんだが、どうしても途中で寝ちゃうんだよな(苦笑)。でも今回見直してみて、話そのものは小粋で面白いと思った。イギリスの俳優が好きな人なら楽しめると思うが、そういう意味では内輪受けっぽい>>続きを読む
デンゼル・ワシントンって白人の女優とラブシーンしない人じゃなかったっけ?飛行機をテーマにしたサスペンスだと思って見たら全然違った。見所は最初の飛行機不時着と最後の方の聴聞会だけだな。それ以外はただただ>>続きを読む
南アフリカを舞台にCIAの陰謀が渦巻くという安定のCIA悪役映画。スピーディーな展開で退屈せず楽しめる娯楽大作。デンゼル・ワシントンがあまりにもカッコ良すぎるので、他のキャラクター(特にライアン・レイ>>続きを読む
話がつまんなすぎると思うんだよな。政治家と警察、実業家の癒着の表現が時代劇の「お主も悪よのう」みたいなありきたりな感じだし、被害者ぶってるマーク・ウォールバーグに最後までイライラした。逆にホアキン・フ>>続きを読む
少年の成長ストーリーというベタな素材に真っ正面から取り組んだ結果、嫌みな所がなく、万人が楽しめるエンタメ良作になっています。孤児となり深く傷付いた少年が、歌の力に圧倒されるシーンは少年の美しい歌声とス>>続きを読む
原作は未読だが、これ本当はもっと面白い話なんじゃないの?と思った。これだとミステリーというより、あんまり浸れないハーレクインロマンスだよ…。スターリン圧政下のソ連に生きる人々の愛憎劇と児童連続殺人事件>>続きを読む
濃いめのブロマンス・ロードムービー。音楽がガレージっぽい感じでいいんだよな。しかし、ドイツの田舎道は北海道の風景にそっくりだな。海はどこで撮ったんだろう。あの北の海のラストシーンはしびれるな。
201>>続きを読む
天才数学者の数奇な人生と第二次世界大戦を現代的な視点で描いた傑作。ベネディクト・カンバーバッチのエキセントリックな雰囲気が、孤独で風変わりな天才数学者という難しい役柄にぴったり。今一番人気のある俳優の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
チャールズ・ブロンソン演じる寡黙なヒットマンが、やたらと凝った殺しを仕掛ける冒頭部分は、70年代的なギミック感があってとても良かった。以降は殺し屋の孤独と、心の闇に起因すると思われる神経衰弱(今で言え>>続きを読む
これは自分はダメだった。はっきり言って、不快だった。一体何がしたいのか全くわからなかった。不法滞在の黒人の娘の出産シーンに立ち会ったりとか、自分には感動のシーンとは思えなかった。元嫁と娘にイライラした>>続きを読む
ストレートプレイの途中で登場人物が舞台に上がってミュージカルプレイをするのを挟み込むミュージックビデオみたいな演出がどうも苦手だ。特に最初のAll That Jazzの所はキャサリン・ゼタ・ジョーンズ>>続きを読む
ジョン・グリシャムの小説「原告被告人」の映画化。マット・デイモンが弁護士役ということで、最初はえ~?と思いましたが、真っ直ぐで清々しいキャラクターが似合ってました。大変失礼いたしました。白血病の被保険>>続きを読む
ダサかっこいい、大人な映画。
シンプルでありながら、純愛、サスペンス、アクション、全部込みの贅沢。
見た後に、雪の降る夜道を一人でドライブしたくなる。映画のレミー・マルタンVSOP。
2015.11.>>続きを読む
最初の邦題のせいだからしょうがないんだけど、全然時間制限関係ないよね(笑)。冒頭のお父さんが娘をストーキングする所はお約束の笑わせパートだから良いとして、最後の方がかったるいんだよな。スタイリッシュな>>続きを読む
高校生がいたずら心で軍のコンピューターをハッキングするという設定は荒唐無稽なようで意外にリアリティがある。ティーンエージャーって後先考えないし、興味本意でやんちゃするもんだ。コンピューター嫌いの将軍の>>続きを読む
陰謀論系のストーリーで、CIAが悪役の位置付け。全体的にクールにまとまっており、一見、地味なタイプの作品だが、ユアン・マクレガーがどことなくアラン・ドロン風の佇まいで存在感を出している。吹き替えで見た>>続きを読む
ナチスの収容所で贋札作戦に携わったユダヤ人技士の証言を元にしたストーリーということだが、意外にサラッとしたタッチになっており、これはこれでありだと思った。戦争犯罪や人間倫理を真正面から扱うというより、>>続きを読む
タイトルが冗長で何となくトンデモ臭がしそうだが、至ってシリアスなサスペンス。他人の記憶のなかに入り込み、問題解決の糸口を探りだす「記憶探偵」というSF的でもあり、オカルト的でもある設定で冒頭から引き込>>続きを読む
ジェイソン・ステイサムの硬派な魅力は出ていたように思うが、ジェニファー・ロペスはどうせ出すならもっと見せ場を作ってるもらいたかったかな。仁義重視の盗賊とアラフォーバツイチ女の相棒というアイデアは良かっ>>続きを読む
これは前作の「羊たちの沈黙」を見てないとついていけない。全編、クラリスを含めて登場人物の描写が薄っぺらく感じる。イタリアのシーンなどもあり、スケール感あるし、サスペンスとして普通に面白いとは思うが、ど>>続きを読む
ジョディ・フォスターは上手い、上手すぎる。中盤の羊の話をするところがクライマックスだったと思う。そこまでは、なんてすごい映画なんだ!と思ったが…その後のクラリスの行動にそれはないわ、あんたFBIでしょ>>続きを読む
ザ・シネマのブロンソンズのオーディオコメンタリー企画で視聴。ブロンソンファンは当然何度も見てるよね?というお見通し感がさすがである。内容は予想通りグダグダしてとりとめもなかったけど、リアルタイム世代な>>続きを読む
うーん、もっと面白くできたんじゃないの?っていうのが感想。前半がダルいんだよな。正直、ちょっと寝た。ボクサー刑事コンビのバディ的な演出はもっと濃くても良かったんじゃないか。後半は真っ黒でいい感じだった>>続きを読む
長い映画だが非常に面白いので苦にならない。謎解き要素は薄いのでサスペンスというより、サイコスリラーなのかな。個人的には、この監督は女嫌いというか、リアルな女性を描かない人ではないかという疑惑を持ってる>>続きを読む
ジェイムズ・エルロイ原作の映画化。徹底した映像美と俳優の演技力に魅了される傑作。グレーな世界に生きる男達の心の揺らぎにしびれる。ラッセル・クロウもガイ・ピアースも若い!「メンタリスト」のサイモン・ベイ>>続きを読む
やり手首席検事補が、関係を持っていた女性部下の殺人容疑で起訴された。無罪を主張するが、物証が多く不利な闘いを強いられる。途中でグラスの指紋の事についてえっ???ってビックリするような発言があったけど、>>続きを読む
PTSDで精神科通院中の3人のアメリカ陸軍軍人が、カウンセリング終了後に乗ったエレベーターに閉じ込められるという密室スリラー。特に目新しいストーリーではないが、心の傷付いた兵士のキャラクターについて真>>続きを読む
よくあるキワモノかと思いきや、意外に意外、雰囲気があって面白い。
確かにスケールは小さいが、アクションシーンは日本の殺陣の様式美をアメリカ映画で再構成したスタイリッシュな画作りがされていて、タランティ>>続きを読む
最初はなんかかったるい感じだなと思ったが、登場人物のキャラが理解できて組織内部の抗争や裏切りなんかでゴタゴタしてきた辺りから面白くなってくる。アメリカのギャングの世界って構造的に日本のヤクザと似てると>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うーん…テロを企てた海兵隊の准将が無差別大量殺人をするとは思えないんだよな。それってストーリーの根本から成り立たないってことじゃないのかね。大統領が人質もろとも島を破壊する作戦の許可を出した所とか勿体>>続きを読む
これはヨーロッパ人から見たオリエンタリズムってこんなんだぜ映画だな。キリスト教的な価値観(母親ガー息子ガー父殺しガー)からの呪縛から逃れようとオリエンタリズムに接近するが、結局理解不能、余所者のまま終>>続きを読む
レイプ犯射殺事件の影響で刑事をクビになり、私立探偵をやっている男の元に、選挙期間中のNY市長から妻の浮気調査の依頼が来るのだが…?
市長役がラッセル・クロウで、すごくわかりやすい悪役だった。政治と利権>>続きを読む
アメリカ人のお父さんがベルギーの防犯関係企業(ア×ソックみたいな感じ)に就職するが、ある日を境に会社が跡形もなくなり、なぜか濡れ衣をかけられ追われる身となってしまい、娘を連れて逃避行しながら事件の真相>>続きを読む