ねぇ素晴らしいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

BLEACH(2018年製作の映画)

3.0

刀がデカすぎるのに比べてトレーニングで使うタイヤが普通サイズすぎる。ベンアフバットマンのタイヤはもっとデカかったよ。しつこさでなんとかするディストラクションベイビーズのタイラ戦法。

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.8

「うち今日はもうヤケクソやねん」なにわのリコリスピザはホルモン焼き。金玉が本当に金色。

ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.4

スラスラと面白くない話を滞りなく話してる。ミステリーの皮を借りて映画であることを押し出して実のところはむしろ『凶弾』みたいなことをやってる?リボルバーがジャムることってあるの?まあそれも含めて映画をや>>続きを読む

イングマール・ベルイマン:1957年(2018年製作の映画)

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だってもうしょうがないよ。何かをして、それを信じさせることができたときの喜び。わかるわかる。ジョージルーカスも同じように気をつかわれてたみたいだけど彼はカナシミ優位だからまだ現場スタッフとしてはビスケ>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

過去を語るためにラルフバクシを持ってきたな。ジェームズガン2008年時点発表のオールタイムベスト21位に『ギャラクシークエスト』ランクイン。ベーコン邸の襲撃がこんな幸せな形で再演されること、そしてなん>>続きを読む

静かなる男(1952年製作の映画)

4.0

バシン、バシン、バシン、ジョンウェインが近づいてきます。なんのためにナレーションが自転車の接近を警告するのか考えたことがあるなら、測量チェーン(別名:悪魔のはらわた)によってこの映画をみるようなまねは>>続きを読む

ダーティハリー4(1983年製作の映画)

3.7

若手警官と会話を終えたイーストウッドは飲みかけの紙コップをそのまま置いていく。リーブラケットの小説のように、行く先々で角を曲がれば弾丸が飛んでくるが、これをぎこちなく転ぶアクシデントに置き換えればスポ>>続きを読む

華麗なる追跡(1975年製作の映画)

3.8

話運び爆速なのにアクションの繋ぎ目がモタモタしててその急落がクセになる。毎回とりあえず潜入するところまではなんの説明も苦労もなく済んでるのが良い。冒頭のバックグラウンド説明シーンで室内から屋外に瞬間移>>続きを読む

愛の記念に(1983年製作の映画)

4.0

おぼこい。ショーンベイカーのクライテリオンベストにある。いちいちつなぎが面白いしお母ちゃんのキレ方ちょっとスパゲッティっぽいんだよな。その辺がカサヴェテスとは違う。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.9

絶対ジョージルーカスと示し合わせてる。誰かが公文書館の記録を消したんです。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

車わぃ。秘義と習俗の関係性がちょっと逆ケツなってる。というか習俗がほとんど見えない。

男性の好きなスポーツ(1964年製作の映画)

4.0

テレビだ!

孔子曰く「これ水ダウでみたことあるよ。家に知らない人がいるのが結局一番怖い説とか目が覚めたら別の場所に布団ごと移動させられてるのとか。Walking Disasterが部屋に入ってきて支
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.8

暴力シーン全部ばかみたいで好き。というか最後らへんのカーアクション普通にかっこいい。主人公とα60の二つのボイスオーヴァーが混在するなかで、後者のダミ声があまりに強く、嫌な感じ。『黒い罠』みたいにエレ>>続きを読む

タバコ・ロード(1941年製作の映画)

4.1

中学生のときの世界観がそのままあるというか、僕の視野はこんな感じだった。もし朝起きて七面鳥に変身してたら恩赦の代わりにこの映画とトレーラーパークボーイズの日本語吹き替え版作成を大統領にお願いすると思う>>続きを読む

遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

4.0

御御御玉、発芽す。発電機の効果音がミレニアムファルコンのエンジン始動音に酷似。キャラクターが立ちすぎている。彼らの習慣が徹底的に描かれ、サソリくんがカエルくんを刺してしまうようなアメリカの全人格が動員>>続きを読む

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

3.9

短編作りのすべてをロメールから学ぶことができる。短いからといって、ワイズマンの三時間より小さいわけではないし、組み込まれる景色もあるべきものが決して省かれていない。省略と暗示をするにも、まずは何かを撮>>続きを読む

ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989年製作の映画)

3.9

レフンの『ブリーダー』みたいになるかと思ったらそんな考えはあまいあまいのね。面白いから、寡黙なマッツミケルセンより多弁のウディにBETだよ。『ザ・プレイヤー』野郎がしゃあしゃあといてもそれはあなたのビ>>続きを読む

エル・ドラド(1966年製作の映画)

3.8

教会の鐘とショットガンで激うるさ銃撃戦、破壊的音量(音数)。満身創痍のバスターズが凄腕ヴィランを倒すために差別的な不意打ちをかますアダルトスイム感。

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

「あの解毒装置はどうやって健全なものかそうでないものか区別しているんだ?できっこない!それらは混在している。おそらく個々に固有の毒素を定義づけるんだ」

ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

3.7

「異議あり。質問が芸術的すぎます!」
コーエン兄弟の描く机を隔てた対話は常に不全で非友好的で困惑と諦めを生み出し続けてきたが、これはスタージェスのように軽々と――『ゴーンガール』がむしろチャイルディッ
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

汗まみれの服をまた着て帰らなきゃいけないのかと思うとやっぱり温泉であっても本当の意味で足を伸ばすことはできないがそれよりも話を聞くのが大事だ

ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.3

観客として全容の把握が簡単すぎる。たしかにたまにはストレート勝ちもしたい。でも全部の時間を対陰謀というか物語に使ってしまってるから、プラマイゼロむしろマイ。惑星的危機よりもショッピングにウエイト割り振>>続きを読む

雪夫人絵図(1950年製作の映画)

3.9

ぜんぜんおもんないけどぜんぜんみれる。部分で楽しんで。ピアノ、寝室への接近、美しいがあまり連続してない。何気にサントラほしい。能面って『山の音』でもでてたけどどうだい神韻縹渺としたもんだろ。

(1928年製作の映画)

4.7

映画すぎ。反撥だし。お前がなんなんだよ風にとってのお前が!『散り行く花』の前にこれみちゃって大丈夫だったかなぁ。マジでいかれてる。

スーパーマン II/冒険篇(1981年製作の映画)

3.6

『Mona Lisa and the Blood Moon』でモナリザがみていた映画。モナリザの超能力表現にまったく特殊効果が使われていないのと少しつながる気がする。
冒頭8分で前作のダイジェストが流
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.9

暴力を使わないために暴力を使う、矛盾だ。映画抜きに映画を撮る、これも矛盾だ。

中国女(1967年製作の映画)

3.7

いろんな変形する銃がでてきてかっこよかった。

佐久間宣行がよく使うイヤホン指示出しなどを使って今まさにつくられつつある映画ということで、本当の意味で、撮ったものの現前性が映画をひっぱっていくかたちに
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キッド・カディ: Entergalactic(2022年製作の映画)

3.8

キャラクターと背景のスタイルは決まってるけどモーションは止めるフレームの選択が若干垢抜けない。このミエルゴビジュアルはこの先もっと普及してさらに多くの大人向けアニメーションが出てくることだろうし、たぶ>>続きを読む

荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

後ろからアオリでドクホリデイの遺体に柵を越えて歩み寄り始めるアープを、それから少しティルトアップして空を。パックの似合わない首飾りを指摘して笑い出すドックとPCPの煙を。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.1

『アンダーザシルバーレイク』と同年ということもあり比較は避けられないところで、驚くべきことにほとんど一致する瞬間すらあるが、それよりもパッケージとしてはインヒアレントヴァイス性の高さを推したい。単純に>>続きを読む

三つ数えろ(1946年製作の映画)

4.2

何度目かわからないが、ようやく画面の中(外)へ少しずつ意識が向くようになった。『インヒアレントヴァイス』の曽祖父でありながら、常に酩酊状態だった孫(ビッグリボウスキ)やひ孫と違い意識の明晰なまま二時間>>続きを読む

誘拐犯(2000年製作の映画)

3.9

誘拐完了までのシークエンスかっこよすぎる。微妙に奇妙。分娩台で晩酌する産婦人科医。説明はそれで充分。