SYさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

韓国にDNA鑑定すらない1986年。ソウルから遠く離れた村。事件の起こる日は雨。証拠は洗い流され、現場の保存すらままならない警察。叩き上げの田舎刑事が、都会からやって来たキャリア警官と、散りばめられた>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

エヴァの透き通った美しい容姿に惹きこまれた。天才としてIT長者になり、自分好みのAIを造れるとしたら…ここまでいくと、正直人間よりAIの方がいいと思ってしまうのは当然だ。人間の欲という欲を都合よく満た>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

3.4

ソーセージパーティー?とかマリオのノコノコ?みたいな小ネタにウケる
とにかくペットを飼ってる人なら分かるあるあるがてんこ盛りでかわいかったー
ペットってかわいいなぁ〜

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.1

派手さは無いものの(それがかえってイイ)、記者たちの頭の回転とテンポの良さ、チームワーク、タブーへと着実に迫っていく展開に惹きこまれた。ハリウッド版トガニ。
自分や自分の家族が被害者だったかもしれない
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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.0

エンドロールウケる
おもしろいなーこの人達。今はなき渋谷のHMVで、電気のPVみて友達とちびりそうなくらい笑ったの思い出した。あれなんのPVだったんだろう?

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.7

顔の表情をクローズアップした生々しい映像と、フェードの多用に対して、回想シーンの美しさが際立っていた。特に車のシーンでは、自分も同乗している様な図で、会話にイライラさえしてくる。これは家族と過ごす時間>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.4

"トランスジェンダー"
自分が自分になる過程に、凄まじい葛藤と戸惑い、身体的及び精神的苦痛を超える命をかけた戦い。何かの悪戯にしては残酷すぎる。
ゲルダを愛していると言い、愛している彼女の為にリリー
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キャロル(2015年製作の映画)

3.7

不意にゾクッとするほどの美しさを纏うキャロル。人と人が惹かれ合うということをまっすぐに描いた映画。

同じ言語を話すのに、言葉の通じない人というのがいる。テレーズの「言葉の通じる人と会うの」という台詞
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

チャーミングで温かくて礼儀正しいおじ様にキュンキュン。正しいってなんて気持ちがいいんでしょう。だてに人生70年やってない。その経験をもって、理解したいと思う相手をよく見、観察し、それからゆっくりと距離>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

映画の教本か、元祖かと思ってしまう正に金字塔作品。あれもこれも、以降の作品にパクられ、オマージュされ、崇められている。久しぶりに鑑賞したが、今観てもショッキングでスリリング。本当に凄い。レクターの存在>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

4.5

自分はバカだから、と何度も台詞にある。、この映画に出てくる人は一人残らずバカばかり。つまり、私もバカだし、政治家も弁護士も主婦も労働者も世の中の人間みんなバカ。良いバカと悪いバカ、タチの悪いバカ。なる>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.4

思い出の曲でママと踊る。ママを慰めもするし、プレゼントだってする。ママの為に歌い、愛を確かめようと気を引いたり、助けを求めたり。愛を伝えたり。ここまで出来るのは母親の愛を信じているからだろう。なんて幸>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.6

なかなかいい謎解きだったよなーと記憶していたこの映画。2度目の鑑賞。
二重、三重と計算された美しい殺人を紐解いていく物が個人的に好きだ。この作品もその部類に入るが、恐ろしくスリリングな方向に振り切るの
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21グラム(2003年製作の映画)

3.8

改めて鑑賞

人の死体を初めて目の当たりにした時、(それは特に仲の良かったわけではない、同級生だった)自分でも驚くほど何かの衝撃を受けて、わぁっと泣いた。その後、家族の死を順当に経験した。その亡骸は、
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

ゾディアック、有名なので以前観たと思い込んでいた。
普段おおよそ正しく生きている人間達には到底理解できない異常者の殺人。同じ人間なのになぜ解けないのか、犯人であるはずの奴を正当な世界で逮捕することがで
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

ふいに、また観たくなる映画。何度目だろうか。何度観てもいい物はいい。
若くイキったブラッドピッドの演技が最後の最後に効いてくる。計算し尽くされた脚本と演出。
鬱屈とした街に降る雨に導かれ、暗くおぞまし
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.2

ガリガリ、ザーーー、カチャ、
しっかし、漫画家を尊敬するわ。泣く子も黙るジャンプ。週刊・ジャンプ!週刊だよ、週刊。大変だよなぁ。繊細かつダイナミックな線、作画。根気がある男ってセクシーなんだなぁなんて
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

みんな大好きスパイ映画。コリンファースのスーツ眼鏡が堪能できる上に、最高にふざけたりカッコよかったりで楽しいし、花火の打ち上がるBGMと映像の素晴らしさよ。たまらん、爆笑したわ。パグかわいい。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.1

でた、まっ白いパンチラと血飛沫!
戦争の理由なんてクソ。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

最新作を観てやっと分かった。ボーンのどこが好きなのか。人に媚びない所だ。
(地位とかブランド、目立ちたい、得したいだの、欲の為に媚びる人間が大っ嫌いだ。自覚がない奴は更に質が悪い)
自力を信じて行動し
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花様年華(2000年製作の映画)

4.4

赤。電話。チャイナドレス。路地。雨。好きな所を挙げていくとキリがない。毒毒しくなるちょうど手前の抜群の美的センス。独特のリズムが癖になる。
どうせヤっちゃうんでしょ、と思った自分が恥ずかしい…大体、今
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.0

最初から最後まで、こんなに目が離せないなんて。最新作期待せざるをえない。
1.2からのつなげ方が秀逸。記者を誘導しつつ逃げ回るシーン、かっこいい。あとお約束のエンディングテーマへの入りがもう。たまりま
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.7

ボーンシリーズ、人気なのが頷けた。1は物語の始まりとしてももちろん、記憶がないというミソを面白くスリリングに上手く描いていた。2はナンバーワン工作員としての本領発揮。感情をあまり表に出さない感じとか、>>続きを読む

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.8

年月を重ねた夫婦の多くは、どちらかが我慢して成り立っている。いや、合わせている、寄り添っている、と言った方が優しいか。他人だし異性だしそりぁキツイ。なのに何故一緒にいるのか。一旦生活を築いてしまったの>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.7

香り、匂い、にまつわる不思議な物語。
サスペンスでもなければ伝記でもおとぎ話でもない。なんだろ?やっぱり不思議。
彼はサイコパスでもなければ殺人鬼でもない。狂気というには透明で美しすぎる。
宿命として
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.8

ライアンゴズリングの完璧な身体に、なにそれ?フォトショ済?ってリアクションウケた。笑
ゴタゴタしていく展開は面白いし、最後には感動できるという傑作コメディ。
夫婦が皆ソウルメイトだとは思わないけれど、
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

クラコウジアってどこ?笑
架空の国で架空の言葉なんですね。序盤、シリアスな展開なのかなと思ったら、凄く面白い設定かつユーモアがあって笑える。
空港で働く人々が人間味があって素敵。脇を固める俳優陣もい〜
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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.8

俺のダンスは永遠にマネされる。正にその通りだ。ファンクってこんなに格好良い音楽だったなんて知らなかった。いや、JBがカッコいいんだ。

悲惨な生立ちでも、逮捕されても自分を信じて這い上がる。大切な人を
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ダンシング・ハバナ(2004年製作の映画)

3.7

南米を1度だけ訪れたことがあるんだけど、映画の様に街中の広場で歌い、踊っていた。夜になるとバーでサルサを踊る地元の人達。底抜けに明るく、音楽を愛し、国を愛している。

スカートのはためく音!腰をウズか
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.5

東京ドリフトはダサかったけど重要なストーリーなわけね。もちろん嫌いじゃない!チョイダサも含めてむしろ好き!ドリフトの魅せ方なんて最高!ハン最高!

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.7

白状しますが、1作目からユーロミッションまで、1日中観まくりました。なんせスーパーカーに萌える。萌えまくり。さらにハンに夢中。たまらん、カッコいい〜頼むから生き返ってくれ〜

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

銀行員、他人のお金を扱う立場にあって、後で返すから、、と不意に一枚拝借する。もちろんすぐに返すが、何かが芽生えてしまった。加速したらもう止められない、終わりは分かっていてもやめられない。必ず見つかると>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.6

自分のダメさ故に状況が悪くなったり、酷い経験をする羽目になってしまったりする事がある。相手にももちろんムカつくが、自分に対して腹が立ってしょうがない。その怒りの矛先はどこに向けていいのかわからないし、>>続きを読む

NINIFUNI(2011年製作の映画)

3.8

地方都市。犯罪。コンビニとカップラーメン。冬の海。全ては車中の死体越しのシーンの為に見せられていたんだと気づく。
悲しいとか切ないとかでもない、心がギザギザになる。光と影?生と死?同じ人間なのに優先順
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.3

生理セラピーコンピCDにチョコカップケーキにあったかいスープからの添い寝。
こんな男いないね。世界中探しても絶対いない。この映画のマネでいいから1度でいいからされてみたい!2人とも楽しくて可愛くてお似
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

スポットライトを浴びる人間って限られていてこそ。圧倒的歌唱力に鳥肌!
いつまでもいい音楽に感動できる心でいたい。