こるこるさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

こるこる

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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。タイトル通りのフォードとフェラーリの戦いと、レーサー/エンジニアと企業イメージを優先する上層部の対立の両方を描いた人間ドラマと手に汗握るスリリングなレース描写が素晴らしかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

コメディ調の序盤から次第に不穏な空気とスリルが立ち籠め(その最中でもコミカルな演出は忘れない)、最後は壮絶なエンドへ…。
格差を描いた映画として同ジャンルの「ジョーカー」よりエンタメ性も高くて面白かっ
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.8

藤原竜也のカイジというキャラクターが好きなので、見てる最中はそこそこ楽しめたが、やはりカイジが命をかけてギャンブルするというシーンの少なさに物足りなさを感じた。

関水渚さんは広瀬すずさんに似てて印象
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.1

2の二番煎じだが、大佐や少年兵とのやりとりなど印象に残るセリフもあって、個人的に駄作と言い切れない作品。

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.3

良作。ヒロインの死亡フラグからの死ぬまでの速度がすごい。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

橋本環奈さんが可愛い以外に見応えがない映画だったな…。
なんだろう、大して中身はないけど、とにかくセリフがクサい。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

原作既読。ミーティのエピソードほどの涙腺に来るものはなかったが、プルシュカを中心としたボンボルドとの対峙の話が丁寧に手抜かりなく描かれていて素晴らしかった。
音楽、特にエンディング曲もすごく良かったな
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

ギャグテイストが強いが、思ったよりちゃんとした映画らしい映画だった(笑)
本作のメッセージである、「便秘になるくらいなら漏らした方がマシ」という言葉は大事にしていきたい。

ちなみに、中でEterna
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

レイの出生やラストバトルの展開など想定の範囲外のことは何も無かったが、なんだかんだで最低限観たいものを見せてくれて物語をシメてくれたJ・J・エイブラムスに拍手。

帝国の艦隊は毎回攻撃力ばかりスケール
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

能力設定と終盤の舞台をシャイニングから引き継いではいるが、中身はホラーというより超能力バトル映画。
ユアン・マクレガーは最後、オビ・ワンのような霊体の師匠に。

とある場面でジャック・ニコルソンそっく
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.0

超人の力で人間が惨く死ぬホラーテイストの強い映画でその辺に容赦がないのが良かった。
ご両親はどうするのが正解だったのかわからないが、エンドロールを見ると他にも化物がいるみたいなので、次回は化物には化物
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KIN/キン(2018年製作の映画)

2.9

ちょっとお金のかかった海外ドラマのワンクールを2時間弱に収めたような印象。
未来的なギミックはかっこよかったが、全体的にそういったSF要素は薄く、また結末は「想像にお任せします」という具合なので、不完
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.4

人生に疲れた中年ビジネスパーソンなので観てきた。
途中何度も寝落ちしそうになったが、最後の15分で大挽回する映画でしたね。にしても、この人気は異常ではと思わざるを得ない!

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

ギレルモ・デル・トロが絶賛するというのも頷ける、儚くもグロテスクな人間の中で肩身を狭く生きる異物にまつわる話。
話がどう転がるのか想像が付かなくて良かった。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.1

脱出劇だけで2時間超!?っと思ってたけど、予告に映るシーン以外でも見所はたくさんあったし、何より憎み殺しあった相手同士でも最後はお互いの戦いに敬意を表するというラストがまさに“戦車道”で感動してしまっ>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

3以降だったら本作が一番面白かったんですが、ジェームズ・キャメロン自身も他と同じく液体金属と戦うというT2の設定から逃れられなかったということで、やっぱりT2で完結で良いんじゃないでしょうか。

日本
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

クライマックスのペニーワイズ撃退法については「えっ、そんなんでいいんだ…」ってなったりしたけど、シャイニングや遊星からの物体Xのオマージュ、漫 画太郎のババア等が盛り沢山の演出で楽しかった。
なお自分
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

CGに金を使い過ぎて大赤字と話題になった映画。確かに若いウィル・スミスをフルCGで再現するというのは革新的かもしれないが、内容はかなり一昔前のオーソドックスなアクションでメッセージ性もありきたり。
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

ドクター・スリープの復讐のために久々に見たけど、やはり名作。
ジャック・ニコルソンをはじめとした俳優陣の力も大きいけど、幽霊や大きい音を不意打ちで出して驚かせるような手法は少なく、不穏なカメラワークと
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

2.9

その名のとおりループしまくる映画。
ループの規則が複雑で何度も見ないと全体像を完全に把握できないが、全体的に地味なので、そう何回も見る気は起きないかなぁ。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.0

パッケージの見た目ほど怖い内容ではないが面白かった。
登場人物の殆どが死ぬことになるが、全員揃いも揃って嫌な連中なので、最後の展開も含め爽快。
人間の所業が酷すぎて、理性と呼べるものがあるのかわからな
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

テーマやストーリーは割とありがちだったけど、テンポがよく面白かった。
ヴェノムのようなバディものアクションというのが大筋だが、こちらのAIの方がよっぽど凶悪でしょう(笑)
大衆向けのハリウッド映画なら
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.4

ストーリーはあって無いようなもので、1のシンプルさが戻ってきた上に、製作陣の悪ふざけとも思えるぶっとんだ設定も突き抜けていて最高だった。

キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーンは世界が異なっ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

限界中年男性が限界になりすぎるまでの経緯と末路を2時間かけて丁寧に描いた映画だった。
映画自体は良かったんだけど、生まれついての巨悪と言うよりは最後まで限界中年男性の不幸感の方が強く引きずっていて、自
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.1

リブート前のは観てないので比較はできないし、キャラの相関関係もよくわからない状態で鑑賞したが、グロ満載のダークヒーローものとして楽しめた。
終盤の地獄が開いてロンドンが阿鼻叫喚になるシーンはもっとじっ
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.3

「96時間」には及ばないものの、予告映像と寸分違わぬ予想通りのテンポの良い復讐劇アクションで、戦闘指導がイコライザーと同じ人らしく殺人術もキレキレだったし楽しかった。
今回倒した敵は小物だという伏線も
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

予想以上に面白かった。中盤のゴア描写がかなりストレートなのでR15なのはなるほど…って感じだったし、終盤は逆ドント・ブリーズ状態で、ナメてた吉岡里帆はかなり戦闘能力が高くてヤベーという映画だった。
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

IMAXで鑑賞。観てるときはそれなりに楽しめたが、もう一度観たいかと言うと微妙。

宇宙の壮大な光景とブラピの表情ドアップ描写の応酬が楽しめるが、全体的にエンタメ性は高くないし、静寂を埋めるMax R
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.2

20周年記念、4DXリバイバル上映にて鑑賞。やはり傑作。
しかし、リローデッド/レボリューションズは…
今度のターミネーターみたいに1の続編を改めて作ってくれてもええんやで…!

アス(2019年製作の映画)

3.6

前作ゲットアウトと同様に常に不穏さが付き纏い、怖いのは確かなのだが、メッセージ性が強いので、そっちの方が先行しているイメージ。
主人公一家がテレビで例の現象を眺めている辺りからグッとシャマランっぽくな
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

ストーリーが抜群に良い。
不正を暴く終盤が最高潮と思いきや、戦艦大和建造の目的が語られるラストにまた感情を動かされる。