Donatelloさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Donatello

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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.8

"Fast & Furious"という原題にワイルド・スピードという邦題をつけた人もよもや7作も続くとは思ってなかったと思いますが、最早グッジョブだったというのは認めざるを得ないわけですけども、カーレ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.7

どんなに退屈な映画であっても、ラスト10分だけが素晴らしかったりするだけで割と評価は高くしてしまうんですが、これはもう別格ですわ。シビれたね。シビれた。

出来栄えに感動して即座にもう一度観たくなる映
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やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.6

「本泥棒」という物語を知らなくてですね、タイトルとパッケージから「本を盗む代わりに何か良いことを一つしていく怪盗少女」みたいなほのぼのとした話かと思ったら、思う存分戦時下ナチスドイツのお話だったってい>>続きを読む

子宮に沈める(2013年製作の映画)

4.1

タイトルだけ聞いてどんな映画かと問われたら「日活ロマンポルノ?」って答えそうですけどもね。茶化すのもコレぐらいが限界の、精神をゴリゴリ削られる、なんとも形容しがたい映画。

分かってはいて観たのよね。
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WTF(2014年製作の映画)

1.2

どんなに駄作と呼ばれる映画であっても、いつも映画愛に溢れるレビューを投稿する事で定評のある僕をもってしても、流石にこれは酷いだろと思ったね。
ツッコむのは僕にではなくこの映画にしてください。

レミ・
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.1

バードマンという架空のヒーロー映画をでっち上げて鉾先をぼかしつつ、自身の『バットマン』シリーズばかりか、アメコミ作品の大半をこき下ろし、それがバレてマーベルに暗殺された男がビートルジュースになるまでの>>続きを読む

ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)

3.5

タイトルからして『ブラックサイト』の二番煎じみたいな感じですが、予想していたよりは面白かったと思います。
いや本当に。

ヒロインの女の子のボインが拝めるばかりか、異なる角度からも映すという荒技が劇中
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ダウト・ゲーム(2014年製作の映画)

2.8

サミュエル・L・ジャクソンさんという方はもう確実に大物の部類に属すると思うのですが、そんな事に胡座をかかず果敢に様々な作品に出演されていて、モーガン・フリーマンさん、ブルース・ウィリスさんと共に現代に>>続きを読む

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.2

いやもうねギャレス・エヴァンス監督凄いね。

1作目の、もうこれこそがリアル(ファミコンの)「スパルタンX」じゃないかという本当に見事な出来栄えの映画で、僕くらいの世代がジャッキー・チェンに憧れたのと
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トラップ(2014年製作の映画)

2.5

映画で、うっかり地雷を踏んでしまって動けなくなった残念で印象的な人と言うと『エネミー・ライン』のセルビア人将校が思い出されますが、あの人せいぜい数十分くらいしか持たなかったトコロ、この映画の主人公は粘>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.3

案外、作品の雰囲気自体は嫌いじゃなかったんですけどもね。『ホビット 決戦のゆくえ』より一層のルーク・エヴァンズショーだったんですけどもね。

大事な事をまず先にネタバレするとニンニクの出番はありません
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暗殺教室(2015年製作の映画)

3.5

全く予備知識なしで観ましたよ。
というかポスターから勝手に『神さまの言うとおり』みたいな話だと思って観ましたよ。
全然ホラーじゃないっていう。
悔しい事に3回ぐらい笑ってしまったよ。

あのね、この映
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

繊細なのに、人の気持ちは気にしない。
暗号はわかるのに、人の気持ちは分からない。
凄い面倒臭い天才ですね。
そんな天才アランさんをカンバーバッチ君が見事に演じていて、もう『ホビット』のスマグウ役とどっ
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ジュピター(2014年製作の映画)

2.9

『スピード・レーサー』を彷彿とさせる映像。独特すぎる世界観。目まぐるしい場面展開。
目一杯の皮肉ですええ。

『マトリックス』では人類を乾電池扱いしたウォシャウスキー姉弟が、今度は人類を美容液化。
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.8

なんかさ、あざといんだよね。狙いがさ。
被り物をだよ、マイケル・ファスベンダー君が被ってるっていう設定を前面に押し出してさ、ドヤ?オモロイやろ?みたいな感じがさ、癪に障るっていうか、そもそもね…(割愛
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.9

ディズニーが大切に育ててきた物語を自ら足蹴にする姿勢は、近頃で言えば『マレフィセント』あたりでもそうだった故さして珍しい事でもないのですが、どのシーンを思い浮かべても金太郎飴のように完膚無きまでにある>>続きを読む

ゲッタウェイ スーパースネーク(2013年製作の映画)

2.5

当初はスティーブ・マックイーン様主演の『ゲッタウェイ』の再リメイクって事だった筈なんですけどね。元ネタ関係あらへんがな。どうしてこうなったのか。

フォードマスタングシェルビーGT500スーパースネー
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ATM(2012年製作の映画)

2.4

よく「日本の自販機はどんな田舎にもあって凄い」みたいな事が海外の掲示板なんかで話題になりますけどね。個人的にはUSAのATMも負けてない気がするんですよね。危険な地域の駐車場とかにねポツーンと。
ここ
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

4.0

「殺したら、殺す」とか物騒な日本の配給会社のコピーにすっかり騙されましたが、どっかで聞いた話だなーと思いながら観始めて気付きました。
ローレンス・ブロック著「マット・スカダーシリーズ」の「獣たちの墓」
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ミリオンダラー・アーム(2014年製作の映画)

3.5

「クリケットが盛んなインドで豪速球投げられそうなやつ見つけてきてMLBに契約させたら金になるんじゃね?」という全くもって邪な理由でインドに行き、野球を全く知らないレベルから、MLBとの契約にこぎつけよ>>続きを読む

マイ・ブラザー 哀しみの銃弾(2013年製作の映画)

4.2

クライヴ・オーウェンさん演じるムショ帰りの兄貴と、ビリー・クラダップさん演じる少々複雑な性格の刑事の弟。

クライヴさんはいつもの通りのアウトローっぷりですが、ビリーさんたらモジャ頭髭面になっちゃって
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クリスティ(2014年製作の映画)

3.1

感謝祭なのに家に帰らずただ一人キャンパスに残る女子大生。
残るなよ。帰れよ。
敷地内にいるのは警備員2人と設備管理のお兄ちゃん1人。
全く安心できない構成です。
寧ろ完全なフラグです。
よせばいいのに
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.4

キマシタヨコレ。久々に凄い大量殺戮が。キアヌさんに大きなお仕事が。

最愛の奥さんを病で亡くし、失意のドン底過ぎて、愛車マスタングを乗り回すことでしか癒されない男の元に、ある日届けられた仔犬。
亡き奥
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パニック・トレイン(2013年製作の映画)

2.4

なんとなく悪い予感がしながらも、悪人顏のダグレイ・スコットさんが主演、かつ子供思いの父親を演じるという事で、僕だけでも認めてあげたいななんて思いながら観始めた訳ですよ。

しかし開始早々ちょっと出鼻を
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カムバック!(2014年製作の映画)

3.8

ストーリーそのものは予想の範疇を超えないものながら、「キレのある踊りで魅せるデブ」という時点でもう既に笑えてくるのに、身体中の汗という汗を撒き散らしながら日々特訓していても全く痩せていかないという所で>>続きを読む

アフリクテッド(2013年製作の映画)

3.8

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で加速した「恐怖のホームビデオ大賞」もの、すなわち「ポルノじゃなくてもお前ビデオ回しとけ」略してPOV(※そういう意味ではありません)作品群ですが、もう何番煎じとかと>>続きを読む

人生、サイコー!(2013年製作の映画)

3.5

所謂ハリウッドリメイクもスケールを拡大して無駄に大作化するものから、元ネタを蹂躙して何をしたかったのかわからなくなるものまで様々ですけども、よもや寸分違わぬストーリーで作るとは思わなかった的な意味では>>続きを読む

プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.9

俳優でありながら脚本家という肩書きも持っているマット"ボーン"デイモンさんですが、隠し持っている原稿はあるんだと思いますけど、肩書きの割には今まで2本しか映画化されておらず、うち一本はこじんまりした作>>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.9

これは結構良質なサスペンスではないか。

劇場公開時行こうと思ったのに行けなかった区分ですが、なかなかレンタルされないなと思ったら、ゲオの地元民を恐怖に陥れる「TSUTAYAだけ」シリーズだった。
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シグナル(2014年製作の映画)

3.4

前監督作『地球、最後の男』で、僕のような芸術理解度の低い人間には「かの『2001年宇宙の旅』への憧れを拗らせちゃったようにしか思えない」レベルの前衛的な感覚を教えて頂いたウィリアム・ユーバンク監督です>>続きを読む

アイ・フランケンシュタイン(2014年製作の映画)

2.9

フランケンと言ったら「フンガー、フンガー」の世代ですからして、アゴ割れイケメンのエッカートさんをもってして「こちらが我々の提案する新たなフランケン像です」と言われても「ですじゃねーよw」と。
頭の横に
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ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.7

この映画の公開にあたり「昔からヘラクレスをやってみたかった」とかなんとか言ってたドウェイン・ジョンソンさんに「そんなリップサービスしちゃう世渡り上手なザ・ロックなんか見たくない」とか勝手に思ってたんで>>続きを読む

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

4.2

久々に期待値に対する面白さ200%ぐらいの作品でした個人的に。最近だと『インターステラー』が160%ぐらいでしたが、あちらはなんだかんだと期待してましたけども、この作品完全になんとなく観に行っただけで>>続きを読む

スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

3.3

最近すっかり3枚目とか悪役が目立つピアース・ブロスナンさんですが、久々に来た主役がスパイものでさぞかし嬉しかったでしょうね。
いや勝手な想像ですが。

だからってもうボンドみたいなの今更無理だろ、とか
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.5

そもそも遥か昔に先に書かれていたものとは言え、三部作の前日譚を更に三部作やるという『スター・ウォーズ』風な展開は正直どうかと思ってましたが、やっぱりシリーズ通してそこそこ面白かったですね。

ビルボ・
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.0

定期的に、ある意味風物詩的な感じで、馬とか槍とか弓なんかに傾倒するリドリー・スコット監督なんですけども、ローマとか十字軍とか飽きたんで今度はエジプトしてみたよ!という本人的には相当違うつもりだけど、多>>続きを読む