EFさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

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ほぼドキュメンタリーと言っても良いくらい実名&詳細な表現をしていたのがすごい。
誇張するわけでもなく、あくまで事の顛末を淡々と、少し俯瞰した立場から描いていたのが印象的。ワインスタインの闇を暴いた2人
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オットーという男(2022年製作の映画)

2.6

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最後までできない(最後までいく気がない)オットーとタイミング良く集まってくる人々、そして、簡単に"良い人"に成り下がるオットー。どいつもこいつも逆に人間味が無くて、これのどこに感動の要素があるのか。ア>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.3

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超フェミニンな映画でありながら、反フェミニンな映画でもある。女性を抑圧する旧時代的な象徴としてバービーを描き、実は男女に共通する新時代の人間像として描いた点に監督の手腕を見た。バービーは性的対象化され>>続きを読む

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.2

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リメイクだから仕方ないけどこの邦題が付けられた経緯が気になって夜しか眠れない。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9

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思わぬ恋のバトルに発展!!
結局何も知らない呑気なお父ちゃんが一番悪くないか!!

ニモーナ(2023年製作の映画)

3.9

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時々本気出すネトフリアニメ映画。ニモーナの動きがいちいち草なアニメーションも良かったし、現代社会への提言的なテーマ設定も観ていて違和感無かった。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.7

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なんというエドワード・ヤン!
程度は違えど、人それぞれ抱えるものあり。自らを発端とする悩み・欲望に苦しめられる彼らを見ると、馬鹿らしくも思うけど、そんな風に真っ直ぐに悩むことができるところも人間の良い
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

2.5

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あまりに同人誌的すぎる!!!!

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.2

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実話だからで片付けたらそれまでだけど、所々違和感あり。読み書きもできない女性たちがあそこまで理論的に話し合うことができるのか。
ただ、キリスト教的な旧い価値観から脱却すべく、天国だけでなくて地上でも存
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

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カニバリズムでも品が無いほうだったか〜
レクター博士ばりにフランス料理のように食してほしかった。ところで、途中でこちらを見てた赤さん、明らかに"お仲間"ですよね。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.2

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期待してたよりも見応えあった!
映像に金がかかってるから!
内容にも金かけろ!!!!!

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

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なんかめちゃくちゃ既視感あるパラノイアホラー。
サランラップを顔に巻いてはいけません!!

犬王(2021年製作の映画)

3.4

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狂騒の歴史ミュージカルアニメーション。序盤はやや取っ付き難い部分もあって、やけにダンスと歌が長いのが気になった。ただ、冒険的な作品だし、それも含めてのこの作品の魅力だと考えると納得。歴史をリスペクトし>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

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とても咀嚼し切れない内容だったけど、とりあえず何かすげえ。考えるな感じろ的なスタンスでいけば素晴らしい映画体験だったし、映画館で観るジブリはやっぱり良かった。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.4

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聾唖のチーフ!!!
お前が主役だったか!!!!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

完璧を求めたのではない、ありのままを否定したのだ。荒くれ者たちの寄せ集めヒーロー集団に相応しいラストテーマでした。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

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湿地の娘はあくまで湿地の娘でした。
善悪を超えた本能的な部分は判断が難しいですね。

母性(2022年製作の映画)

3.1

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壮絶な過去があるのにりっちゃん以外誰も欠けずに家族を続けているところが単純な疑問。結局は離れることすらできないことを示唆しているのか。

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

4.0

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受け入れられなくても対峙しなければいけない、否応なしに突き付けられる現実を、独特の恐怖かつコミカルで描いた本作からは、過去作にも通ずるクレヨンしんちゃんシリーズの基本理念を感じ取ることができた。そして>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.2

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現代的な視点で"日陰"の人々を照らす優しい作品。
メタモルフォーゼするのはそんな日陰の人たちだけじゃなくて、それを取り巻く環境・視線もなのかもしれない。

自由が丘で(2014年製作の映画)

2.3

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全然良くない。ホンサンスはタイミングが大事なのか、タイミング云々ではなくてシンプルにこうなのか。分からない。

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フカマチくんの土曜日の実験室ゥゥッ!!の場面のCGとか途中のコマ送り、モノクロ映像とか使われてる技術はちゃっちいけど、視覚から狂わせられる変な感じ、何とも不思議な映像体験だった。急な日本人形は怖すぎる>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.4

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後ろでずっと流れてるピアノ音が映像の世紀みたいで歴史映画っぽいちょっとした重さもある一方で、メインテーマはお母ちゃんに東西ドイツの統一をバレないようにするというおふざけ(彼は真剣だけど)で、その緩急が>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

目隠し指差しでフィンランドは当たり。
サウナ行けよ。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

犬神家のようなトリックのようなを想像してたこっちが悪いけど、ほぼ力技で見応えは無かった。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

良い仕立て屋になりたければ女にたくさん触れなさい、の後のチマキを作る手つき。。
ウォン・カーウァイの雨と蒸し暑さを久しぶりにたっぷり感じました。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

華やかなボリウッドの街ムンバイにおける光と闇を映す。いつものド派手ダンスアクションは無くて、新しい時代のインド映画を感じる作品だった。

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子たちの頃は何も考えず行動したって言うくせに突発的な行動を取ったのはお父ちゃんのほうで、学校とか仕事のことを考えているのは子ども達のほうなのはとても皮肉的。子ども達は純粋さを孕みながらもどこか現実を理>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ソフィア・コッポラはなぜこれを作品にしたのか、、、、、

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

のんが演じるからこそのさかなクン、のんにしか演じられなかったんじゃないかと思わせられるくらいハマり役だった。
多くは描かれてないけど、父親との関係とかさかなクンも色々あったんだろうなと考えるなどしつつ
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スタン・リー(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

偶然に偶然が重なった人生はまさしく伝記とすべき人生だし、何よりもそれに相応しい人物。世界情勢や時代の潮流を読み、作品に落とし込む能力はずば抜けていて、まあ本当にヒーローみたいなじいちゃんでした。
カメ
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DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

3.3

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グリーンランタンとサイボーグまで出てきたときはさすがに湧いた。犬といえば無償の愛だ。

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

2.5

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歌うとみんな恋に落ちて死ぬのよって真顔で言われても。これはちゃうかった。

イゴールの約束(1996年製作の映画)

4.1

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ダルデンヌブラザーズ。イゴールが本当のことを言った瞬間突然来るラスト、アシタの表情と拍子抜けな落ち着きが絶妙。最悪な父親のもと最悪な世界で逞しく生きるイゴールの、若さゆえの純粋さと弱さがよく表現された>>続きを読む

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

当人たちは文化的な暮らしを装うが、実際は自分たちの状況をかなり自覚していて、自覚しているからこそ平気で罪を犯すし、図書館で時間を潰すけど、プライドや見栄が故に周りに助けを求めることもできず、ただ痛々し>>続きを読む